開発者ブログ:アイバーンのアニメーション

LukeHopによる

皆さん、こんにちは!今回は私、Lingyun "LukeHop" Huが最新チャンピオン「アイバーン」と、彼の個性を表現するツールとしてアニメーションをどのように活用したのかについてお話しします。


パーソナリティーとラン・サイクル

キャラクターの個性は、制作開始前にしっかり決めておかなければならないものです。それはチャンピオンを際立たせるためにもっとも重要な要素であり、アートプロダクションのあらゆる部分に影響を及ぼします。アイバーンは当初、平和的で謎めいた、禅僧のようなキャラクターとして開発がスタートしましたが、私たちは彼をもっとハジけた、活発な変人にしたいと考えました。これはアイバーンをマオカイやザイラと明確に区別するためでもありました。この両者も自然の力を使いますが、彼らのやり方はより暴力的で攻撃的です。

ラン・サイクル(走るアニメーション)はLoLでもっとも多用されるアニメーションであり、キャラクターを構築していく際の基礎として扱われます。ほんの数秒のアニメーションに過ぎませんが、最終的に満足のいくものが完成するまでに、かなりの試行錯誤が必要になることもあります。アイバーンのラン・サイクルでは、彼を「庭の中を歩き回る庭師」のように感じさせたいと考えました。リラックスしていて、自信に満ちており、自分の王国を探索することを楽しんでいます。私は彼の胸を張って顔を上げ、さらにそれを強調するように歩幅を非常に大きくしました。基本移動速度のラン・サイクルが完成したら、ブーツやその他の移動速度バフ獲得時のアイバーンのスピードに合うように、別バージョンのラン・サイクルを作成する必要があります。


どしどし、ではなく、しなやかに

次は、“豊緑の神秘”の待機アニメーションです!待機アニメーションはプレイヤーがゲームを始めた時に最初に目にするものであり、他のあらゆるアニメーションを結びつける、核となる要素です。したがって、キャラクターにまったく違和感なく合い、かつ個性的な姿形を持っている必要があります。アイバーンについては、ありがちな「どしどし歩く樹人」というキャラクターを避けて、自然の力によって強化された「しなやかさ」を強調することにしました。そこで彼には「つる」のようにねじれて伸びる特別な右腕を持たせました。

リコールアニメーションもまたキャラクターの個性を確立するために非常に重要であり、約9秒間で何かを表現する、アニメーターの腕の見せ所でもあります。私の考えでは、森の友達アイバーンはあらゆる生命を慈しんでおり、森の仲間たちを安全な場所に連れて行きたいと思っているはずです…とっても楽しいやり方で!


ゲームプレイ・アニメーション

移動アニメーションはすべて陽気なものですが、アイバーンも時にはチームのために戦う必要があります。たとえ心優しい存在だとしても、誰かが彼の仲間を傷つけようものなら、アイバーンは手痛いお仕置きを与えます。アニメーターにとって難しかったのは、アイバーンを使った戦闘でプレイヤーに満足感を与えながらも、いかに彼の友好的な印象を維持できるかということでした。それを解決するために、強烈なパンチやキックで敵を攻撃するのではなく、コミカルに相手をひっぱたくような仕草にしました。

アイバーンのアニメーションは非常に難しく、しかしそれゆえにやりがいのある楽しいチャンピオンでした。世界が彼を目にすることになるのが楽しみで仕方ありません。皆さんに彼を楽しんで使ってもらえるよう願っています!

ありがとうございました!


11 months ago