Ask Riotでスマーフ、雪の季節、バンについて聞いてみよう

Calisker, Ostrichbeernanaによる

Ask Riotへようこそ。

ここではRiot が皆さんの疑問にお答えします。

今回は3つの質問とそれに対する私たちの回答をご紹介します。今後も毎週、さらなる新たな質問に答えていこうと思いますので、ぜひコメント欄からご質問ください。それぞれの質問に答えたライアターが、可能な限り皆さんの議論に加わります。これにより、私たちの日々の開発や活動の深い部分まで皆さんに知ってもらうことができればと願っています。

ご質問のある方は、https://ask.leagueoflegends.com/hc/ja/requests/newにアクセスし、お使いのLoLアカウントでサインインしてください。そして質問のガイドラインを確認してご質問ください。 回答が準備でき次第、ウェブページに投稿します。

なお、私たちはすべての質問を読みますが、そのすべてに回答するとは約束できないことをご理解いただければと思います。

なぜなら質問の内容によっては他の場所で回答されるべきものもあれば、ここには相応しくないものである場合もあるからです(ここで新機能や新コンテンツの発表を行ったり、長年にわたる既存の議論に決着をつけるようなことはないと思います)。ですが、たとえここであなたの質問への回答がなかった場合にも、私たちはその質問に耳を傾け、あなたが関心をお持ちの事柄に直接関わっているライアターにそれを伝えます。

(今週は、ネット上に寄せられていたプレイヤー同士のやりとりから質問をピックアップしました)



スマーフ(サブアカウントなどで、本来の実力よりも低いレベル帯でプレイする人)は許されることなのですか?なぜスマーフへの対策や対応を行わないのでしょうか?

(注意: この質問は社内でも興味深い議論を引き起こしました。そこで2人のライアターの間で行われたやり取りを整理して記載し、私たちが全てに対して回答を持っている訳ではないことを改めて強調したいと思います)

この問題は複雑です。

WookieeCookie: スマーフを奨励している訳ではありませんが、この問題に対処するのは、プレイヤー人口とアカウント作成の容易さを考えると非常に難しいことなんです。スマーフが試合を台無しにしてしまうことがあるのは事実で、彼らが低いティアのプレイヤーを圧倒してしまったときなどは特にそうですね。ただし過去の経験から、スマーフアカウントに対して強力な規制をかけることは、スマーフとは関係のない大多数のプレイヤーにも予期せぬ悪影響を及ぼす可能性のある、対応が難しい問題であることが分かっています。

複雑なシステムを構築して一様にスマーフを規制する代わりに、私たちは特定の問題箇所に集中的に対処する方法を検討しています。例えば、プレイヤーがスマーフアカウントによって意図的に他のプレイヤーの試合を台無しにしている場合は、そのアカウントに直接ペナルティーを与え、場合によってはメインアカウントに対してもペナルティーを与えます。

Ghostcrawler: プレイヤーが、リーグ・オブ・レジェンドで提供されていない何かを行うためにスマーフアカウントを作る場合もあります。言い換えるなら、まだ私たちがプレイヤーの期待に応えることのできていない部分があるのです。例えば、スキルレベルの異なるフレンドと一緒にプレイしたくても、LoLがその希望にまだ上手く対応できていません。また、レベル1から30まで、さらにはブロンズやシルバーティアを一気に駆け上がる感覚を味わいたいためにスマーフアカウントを作成するプレイヤーもいるでしょう。

したがって、スマーフを初心者狩りを目的とするだけのものとして一様に悪だと決めつけてしまわないよう、気を付けなければなりません。そこには別の意図があるかもしれないからです。とはいえ個人的には、全体として見ればスマーフアカウントの使用が良いことだとは思えず、一部のプレイヤーの特定の需要を満たすというメリット以上に、他のプレイヤーを害しているというデメリットの方が大きいと考えています。

WookieeCookie: そうですね。だからこそ、私たちは奨励しないんです。現在はスマーフを規制したり禁止したりする代わりに、ライアット内の複数のチームが、スマーフアカウントによって生じる問題を最小限に抑える努力をしています。例えば、メタゲームシステムに携わっているチームの一つが、低レベル帯で新規プレイヤーと経験豊富なスマーフを素早く識別する優れた検出方法を開発しました。数試合をプレイしただけで、スマーフアカウントは他のスマーフとマッチングされるようになるのです。



チャンピオンの数も増えていますし、チャンピオン選択でバンできる数を見直す予定はありますか?

チャンピオンの数に合わせてバンの数を増やしていく必要はないと考えています。極端な話、最終的にはバンの数が増え過ぎて、チャンピオン選択にとんでもない時間がかかることになりかねません。

バンの数を増やすことがあるとすれば、それによってチームの多様性を拡大できたり、興味深いチーム編成を生み出せるような場合でしょう。「バンの数」を議論する上で重要な部分を占めるのはプレイヤーの対応です。バンの数が少なすぎればフラストレーションの元となるチャンピオンを除外できませんし、バンの数が多すぎればいつまで経っても自分のプレイしたいチャンピオンをプレイできないでしょう。

私たちが考えているアイデアの一つは、プレイヤー1人に対して1つのバン(つまりチームにつき5枠、合計10枠)を与えようというものです。バンの数も少し増えますが、それ以上に、相手に使われたくないチャンピオンを全員が選択できるようになります。この変更をいつ行うのか、実際に変更するのかどうかすらまだ決まっていませんが、私たちがこの問題について現時点でどのように考えているかを皆さんに共有した次第です。

(ボーナス回答!) 皆さんのディスカッションを見ているなかで、将来的にLoLがどこまで多くのチャンピオンをサポートできるのかという懸念があることがわかりました。当然その数は有限ですが、今のペースで新チャンピオンをリリースしていくならば、数が増え過ぎることを心配する必要が出てくるのは何年も先のことでしょう。 - Ghostcrawler



スノーダウン(毎年冬に開催される、限定スキンの販売や特別ゲームモードなどが行われるイベント)の間、サモナーズリフトが雪景色にならなくなったのは何故ですか?

サモナーズリフトをアップデートした結果として、マップのスキンを変更する方法を根本から作り直す必要がありました。サモナーズリフトのマップを新しくしたとき、私たちはこれから何年経っても色褪せないような、ユニークで時代に左右されないアートスタイルを提供したいと考えていました。それと同時にビジュアルの品質やゲームプレイの明確さや、テーマ性のまとまりも向上させ、さらに最低の動作環境でもこれまで以上にスムーズに動かしたいと考えていました。これは相当に難しい課題であり、サモナーズリフトの開発を根本から見直す必要がありました。そこで開発チームの中からアーティストを集めて手描き風のアプローチを試みることにしました。これはつまり、マップ内のピクセルどれ一つを取っても同じ物がなく、共有されるテクスチャもなく、プログラムによるライティングも、タイルの使用もないということです。これにより、パフォーマンスコストを増やすことなく、スタイリッシュなライティングやゴージャスなテクスチャを、時を経て技術が進歩しても劣化しないようなやり方で実現することが出来ました。巨大な絵画をサモナーズリフトにオーバーレイしたようなものです。

これは冬テーマのマップに対してどんな意味を持つのでしょうか?サモナーズリフトの構築にこのアプローチを用いることの難点は、変更や改変を行うときにとても手間が掛かるということです。それは夏の風景を描いた絵画に雪を加えようとするようなもの――つまり不可能――であり、やろうとすれば全てを一から描き直す必要があります。また、パッチサイクルごとに何度もデータを再パッチしなくてはならないため、通信データに上限があったり、追加費用が発生したりするプレイヤーにとっては大変な重荷となります。これらの理由により、新マップへの変更を行うことは非常に困難なのです。プレイヤーが作成した冬をテーマにしたカスタムマップスキンを見たことがある人なら、彼らにできることを何故ライアットはやらないのかと思うかもしれません。ですが、現在プレイヤーにより提供されているこれらのマップのほとんどは、全テクスチャにプログラム的なフィルターをかけることで作られているものなのです。私たちはプレイヤーに最高品質のマップを楽しんでもらいたいと思っています。オリアナの上にほんの少し雪をのせただけで「冬の奇跡オリアナ」と呼ぶのではなく、です。5年前ならそれもありだったかもしれません。ですが現在、私たちは先ほどもお話ししたような、ゲームプレイの明確さ、テーマ性のまとまり、そしてビジュアル品質をとても重要なものとして考えているため、物事はそう簡単にはいかないのです。

それでは、冬をテーマにしたマップスキンを作ることはもう二度とないのでしょうか?そんなことはありません。ただし、ゲームの安定性を損なわずにマップスキンのような機能を提供するには、LoLのレンダリング技術の改善にもっと時間をかける必要があります。それは大変な作業量ですし、違うゲームモードを提供する「ゲームモードローテーション」のような、他のコンテンツの作業と優先度を比べながら行わなくてはなりません。とはいえ私たちはそれを行うことで、冬のサモナーズリフトのようなコンテンツを提供する、持続的なパイプラインを作ることができると考えています ;) – Riot JxE

サモナーズリフトのアップデートで私たちが取ったアプローチについては以下のリンクでもお読みいただけます(NAサイト):

前回のAsk Riotはこちら:


1 year ago

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