/dev:新しいエモートの紹介

Tim Teemoによる

皆さん、こんにちは!プロデューサーのAlex “Tim Teemo” Kovalenkoです。今回は「エモート」に関する新しい試みをご紹介します。皆さんのご意見をお聞きするためにPBE(パブリックベータ環境)で長期テストを行う予定です。今回は、エモートの具体的な内容についてお知らせします。



これまでのエモート

これまでにもスノーダウン、Worlds、アーケードなどのイベントでエモートが登場していましたが、そこには改善の余地がある次のような制約が存在していました。

  • 特定の期間やイベント中にしか使用できない。
  • アイコンを装備しないと使用できない。
  • 一度に一種類しか使用できない。

これらの課題をすべて解決したいとは考えていたものの、そのためにまず対処しなければならない問題がいくつもありました。

なかでも、エモート自体の目的を明確にすることが差し当たっての課題でした。私たちはエモートがコミュニケーションツールであるべきか、感情表現のツールであるべきかについて議論を繰り返しました。

ここで言うコミュニケーションツールとは、「行動に関する意思表示」を行うものであり、「バロンを取ろう」とか「タワーを狙おう」といったゲームプレイに関する情報を伝達するものです。私たちはこれを感情表現とは区別しています――感情表現とは、ある瞬間の自分の感情を示すものです。最終的に、コミュニケーションにはピンを使い(はてなマークピンさん、あなたです)、エモートは感情表現に使おうと決めました。いちいち悩むほどのことではないと思われるかもしれませんが、二つの違いを明確にすることは作業を進める上で重要でした。

最初に作ったバージョンのエモートは、このようなエンブレムでした。


見た目はいいのですが、感情表現の点で下のエモートには数段劣ります。


このエモートは、LoLのゲームプレイに大きな変化を与えられると実感できた最初のバージョンです。ただし、小さな円の中にうまく収まらないチャンピオンもいたため、さらに良い方法を探しました。そして最終的に以下のようなスタイルに落ち着きました。


このスタイルの良い点は、感情を表現すると同時にチャンピオンの個性も維持しているところです。さらに、このスタイルならチャンピオン以外にも楽しく陽気なエモートを作れる可能性が開けます。

このように方向性が定まったことで、エモートでやりたいことが明確になりました――それは「ゲーム内で即座に自分を表現する方法を提供すること」です。ピンのホイールと同様、エモートもホイールを使って実行します。また、試合中に選択できるエモートは全部で五種類になる予定です。


…選択するエモートの入れ替えは、試合の合間に、コレクション内に新たに登場するエモートタブから行います。なお、この機能をチャンピオン選択内に組み込む作業を現在行っています。



今後に向けて

エモートをPBEにリリースする準備はできました。ライブサーバーへのリリースに向けて、いくつか注意しているポイントがあります。


実現したいこと

  1. 一番の狙いは、プレイヤーが様々な感情を即座に表現できるようにすることです。もしブリッツでプレイしているなら、上手くフックを当てられたときや外してしまったとき、またはアルティメットスキルの自動効果でADCのCSを奪ってしまったときに、その気持ちを表現できなければいけません。
  2. エモートは試合のハイライトとなる瞬間を盛り上げるべきです。バロンスティールやペンタキル、本拠地に向かう競争、ギリギリの脱出劇、クレイジーなアウトプレイなど、エモートはLoLの試合における注目の瞬間に“ビックリマーク”を添えるものです。ペンタキルを獲得すれば、誰もが注目するでしょう。そこでクールに振る舞うか、歓喜の雄叫びをあげるかは、あなた次第です。
  3. そういった感情表現を、十分に実現させたいと考えています。これは新たなタイプのコンテンツであり、内部的にも新しいシステムが使われていますので、バグや対処すべき問題がないか、注視していきます。

避けたいこと

  1. 一方で、あまりプレイヤーを煽るようなものにはしたくありません。エモートには様々な感情表現が可能な反面、マナーの悪い行為を増やしてしまう可能性も当然あります。チャットで相手が怒るような場面をときおり見かけますが、エモートの導入によって、そういったネガティブな場面ではなく、もっとお互いが楽しめるような刺激的な場面が増えればいいと願っています。とはいえ、現在のピンシステムと同じように使用回数の制限を行い、連続で何度も使用した場合は一定時間使用できなくなるようにします。ミュートしたプレイヤーのエモートは一切表示されないようにもしたいと考えています。
  2. また、エモートがゲームプレイの質を下げることも避けなければなりません。画面上のアクションが分かりづらくなったり、視認性を低下させることがあってはいけませんので、集団戦中にチーム全員がエモートを使用したときに、ゲームプレイにどれくらい影響があるのかについても考える必要があります。これを避けるために、エモートを使用中にダメージを受けると、頭上のエモートが文字通り“砕けて”クールダウンに入るようにしました。

いただきたいフィードバック

  1. ゲーム内でエモートを実際に使用したときに皆さんがどう感じるか、知りたいと思っています。自分が表現したい感情を、自分が表現したいときに表現できていますか?もしできないなら、それはなぜですか?問題になっているものや、追加すべきものはありますか?
  2. 将来、どんなエモートを追加して欲しいですか?できることは色々とありますので、まだない機能で多くのプレイヤーが共通して求めているものがあれば、ぜひそれを知りたいと思っています。

進捗に問題が起きなければ、エモートは今年の末までにリリースされることになるでしょう。リリース時にはストアから購入可能になる予定ですが、戦利品に組み込む方法についても模索中です。
お読みいただきありがとうございました。皆さんのご意見をお寄せください!


1 week ago

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