【プレイ&トーク Vol.2】スポーツマンシップとはなにか?ライアットジャパンが描く理想のプレイヤー像とは?

Riot Thundercatによる

こんにちは、前回の記事 (わかりにくいのでナンバリングしました、今回は2回目です)では即時評価システムがどのようにして『悪質なプレイヤー』を判断しているかについてお話しました。

今回は、その正反対であるライアットゲームスが考える『善良なプレイヤー』、さらにライアットゲームスがどうしてプレイヤーに「スポーツマンシップ」を求めるのかについてお話したいと思います。

「スポーツマンシップ」ってなに?

一般にスポーツマンシップというのは各競技を健全に楽しむための態度や心構えといった行動規範の事を指します。ライアットゲームスが目指す「スポーツマンシップ」とは、オフラインスポーツのそれと基本的に同じものであり、リーグ・オブ・レジェンドで全てのプレイヤーが楽しいゲーム体験を共有するために必要なものです。

ここまでの説明だけだと、やや掴みどころのない話に聞こえてしまいますよね。更に「スポーツマンシップ」という言葉を掘り下げて、広辞苑よろしくお堅い解説をしたところで、読んでいても、そして書いていても(!)あまり意義のある内容になりません。(思い出してください、ルールはライアットゲームスによって「勝手」に「決められる」のでなく、みなさんの、プレイヤーコミュニティの価値観によって「定義」されるべきなのです。私たちの勝手気ままな解釈がなんの意味を持つでしょうか?)そこで代わりに、スポーツマンシップとはどういったものであるべきかをみなさんに考えていただくための手がかりとして、具体例をいくつか挙げていきたいと思います。

1. チームへの責任感

次のゲームは孤高のソロでしょうか、それともみんなで楽しくグループでしょうか?ノーマルでしょうか、ランクでしょうか、はたまた息抜きにオールランダムでしょうか?なにを選んだかに関わらず、一度「承諾」ボタンを押して、チャンピオン選択画面が表示された瞬間から試合は始まっています。試合に勝つために、あなたはチームメイトが当然ベストを尽くしてくれると考えています。スクリーンの向こうにいる「だれか」も当然、あなたに同じことを期待しています。

リーグ・オブ・レジェンドを遊ぶ時、ゲーム中に嫌な思いをしたいと思う人はいません。しかしながら、例えあなたが開始10分でトリンダミアに0/3/0にされたとしても、それを理由にゲームを途中で辞めてしまう事はベストを尽くしたとは言えません。一度でも4v5を経験したことがあるなら、画面の向こうの「だれか」がどういう気持ちで残りのゲームを続けなければいけないかがわかるはずです。レーンで負けているからといって、ゲームは終わっていません。あえて敵2人のタワーダイブを誘って、他のレーンをプッシュしたり、ドラゴンを獲得したりすれば勝機を見出せるはずです。必ずしも、全てのゲームで自分が活躍できるわけではありません。だからといって、チームメイトとしての責任を放棄してしまうことは決して許されません。

2. 自身の間違いを受け止められる忍耐力

思い通りにいかないことが起きるのがリーグ・オブ・レジェンドの面白いところであり、同時に辛いところでもあります。私自身が思いつくだけでも、自分抜きでバロンを始めた味方が勝手に全滅したり、イラオイをギャンクしたら逆に返り討ちにあったり、カーサスのウルトでペンタキルを取られたり、シャコにバックドアをされてインヒビターを破壊されたり、逃げ切ったと思ったらティーモのキノコを踏んで死んでしまったり…数え上げればキリがありません。

こういった「不幸な事故」が起きてしまった時、どうすればいいのでしょうか?「うあ、やっちゃった。もう無理、降参しよ。」と言って諦める前に、「今の行動はなにが悪かったのだろうか?」や「次はどうすれば上手くいくのだろうか?」といった、一歩立ち止まって自分のプレイを振り返る時間を持ってみましょう(幸か不幸かあなたの目の前は灰色ですし)。ここで大事なのは「ミカタガー」と言って、失敗を味方に押し付けないことです。他人のせいにするのは簡単ですが、文句を言っているだけでは誰も成長できません。仲間との連携が上手くいかないのであれば、上手くいくためにはどうすればいいかを自分で見定めてみましょう。そうしていけばきっと今までより自分のスキルを上達させられるようになるでしょう。

3. 敵味方を問わない尊敬の念

「礼に始まり礼に終わる」のは、なにも武道に限った話ではありません。むしろリーグ・オブ・レジェンドのような、スクリーン越しにしか他のプレイヤーを確認することの出来ない競技でこそ、相手に敬意を払うことは大事なことです。

…え、トップでファーストブラッドを取った?それもソロキル?

素晴らしい!ミッドがmiaなのでただちにリコールしましょう。

あなたが嬉しいのはわかりますが、「gg ez」なんて全体チャットで呟いた日にはあなたはただの嫌なやつです。たとえあなたは軽い弾みで言ってしまっただけでも、対戦相手からすれば立派な侮辱です。ネットの向こうの見えない相手だからこそ、きちんとした心配りをするべきです。

それともう一つ、前号のおさらいですが日本サーバーの「悪質な行為の基準」は日本コミュニティが決めたものであり、他の地域と比べることに意味はありません。「あっちのサーバーでは日常茶飯事だった」「日本のプレイヤーは神経質過ぎる」と言うこと自体が、コミュニティ全体に対しての礼儀を欠く行為です。今一度、自分が他のプレイヤーに礼儀正しく接しているか思い返してみてください。

4. 建設的なコミュニケーションとチームワーク

チームメイトとのコミュニケーションは、チームワークを促し勝利をたぐり寄せるために不可欠なものです。しかし、あなたがコミュニケーションだと思っている会話は、他の人からはただの暴言だと思われる時があるので注意が必要です。会話内容は建設的ですか?自分の意見を一方的に押し付けていませんか?

WCSからすっかりおなじみになったMFサポートをやってみたい!と思うのは個人の自由です。ただ、オフメタ(主流でないチャンピオンの使い方のことです)をする際は、そのことをしっかりをチームメイトに伝えるべきです。あなたのチームメイトの中にはWCSを観ていない人もいるかもしれません。そういう人は「WCSで観たから!プロが使ってたから!」といってもなかなか納得しないでしょう。「MFはゾーニング力があるからザイラサポートのカウンターになる」「ハラスが強いからスペルシーフエッジで他のサポートよりすぐにお金が貯まる」などとちゃんと説明して、お互いに納得してもらえるように心がけましょう。

ゲーム中の会話もチャンピオン選択同様に重要です。重要な場面ではチャットを入力するのは難しいのでピンを使いましょう。タワーダイブする時はヘルプピンを、バロン戦では集中攻撃する敵チャンピオンへフォーカスピンを打ったり、使い方は様々です。ピンやその他のゲーム内のチャットツールをしっかりと使い、効率良くチームとコミュニケーションをすることにより、さらに高度なゲームプレイが可能になるはずです。

日本のリーグ・オブ・レジェンドが目指していく道

即時評価システムの稼働開始 から、ライアットジャパンでは日本コミュニティが健全なルールを形成できているか、またそれをちゃんと維持できているかについて、毎日様々なケースに目を通して確認しています。またそれと並行して、今回のようにスポーツマンシップや サモナーの法典 について何度も話し合っていくことで、プレイヤーのみなさん一人一人が自分たちの求める理想のコミュニティを作り上げることができるという期待しています。ライアットジャパンが目指すコミュニティとは、新しいプレイヤーも既存のプレイヤーも一緒に最高のゲーム体験をすることができる、そんな場所なのです。

当然、スポーツマンシップやコミュニティルールについて、引き続きみなさんとオープンに話し合っていきてたいと考えていますので、どしどし質問をお寄せください。


「チャットログ相談室」を開設!

「プレイヤーの心得とスポーツマンシップ」のカテゴリーを開設して早一ヶ月経ちましたが、まだまだ私たちはプレイヤーのみなさんと十分に会話が出来ていないと考えています。そこで新たに「チャットログ相談室」というディスカッションを定期的に設置して、リーグ・オブ・レジェンドでチャットしていて感じる悩み事や疑問点にお答えしていきます(ルール・詳細につきましては開催時にディスカッション内にて説明します)。
是非この機会にライアターや他のプレイヤーと意見交換をしてみましょう。


2 months ago