チャンピオンが
力尽きました

ジャングルモンスターの恐ろしい真実

クレアボヤンス・ブログ

次にジャングルに入る時は注意してください。グロンプやレッドバフなどの「森の仲間たち」にはよくよく気をつけましょう。なぜなら、彼らのフサフサした毛並みやまあるいお腹、心地よさげな巣の小枝の下には、恐ろしい何かが隠れているからです。そう、実はこの生き物たちは、冷酷な殺し屋なのです。

毎日、数え切れないほどのチャンピオンがこの恐ろしい獣たちの餌食となっています。哀れな魂がまた一つ天へと登るたびに、天空の女神は「力尽きました」と声高に告げ知らせ、その恥ずべき最期が全員に知らされます。しかし実際、正確にはどれだけの命がジャングルモンスターたちによって奪われているのでしょうか?

データの力によって、恐るべき事実が判明しました。






それぞれのジャングルモンスターの恐ろしさを比較するために、直近のプレシーズン期間における、ジャングルキャンプごとの「敵チャンピオン以外によるキル」の割合を見てみましょう。リフトスカトルはリストから除外しています。彼女は虫一匹殺せない優しい女の子ですからね。


ジャングルキャンプによるキルの内訳

(プレシーズン7)


プレシーズン7で首位に立ったのはラプターで、ジャングルモンスターによる全キル数の半分強を占めています。ゲームデザインの観点から見ると、ラプターはマップの中心に一番近いキャンプにいるので、もっとも手強い相手であることも納得です。カウンタージャングラーたちにとっては魅力的なターゲットであるため、倒す際には少々リスクが伴わなくてはなりません。

レッドバフとクルーグも愚かなジャングラーたちに対しては手加減なしの暴力を振るっており、ジャングルモンスターによる全キル数の1.94%しか占めていないウルフたちを圧倒しています。グロンプの怒りの餌食になったのは、ブーステッドアニマル(ELOブースティングでレートを上げてもらった張りぼてプレイヤー)だけのようです。

これはプレシーズン7のみのデータですが、はるか昔まで遡って、プレシーズン4——パッチ3.14(英語サイト)までのデータも抽出しました。サポートアイテムの数を見てください!「円周率パッチ」以前のサポートプレイヤーは何を買っていたんでしょうね?





ジャングルキャンプによるキルの内訳(シーズンごと)


それはともかく、プレシーズン中にはジャングルモンスターによるキルが大きく増加する傾向があり、これはプレシーズンにジャングルのデザインが大きく変更される場合が多いのが原因であると思われます。長年にわたり、レッドバフとラプターは「最恐ジャングルモンスター」のチャンピオンベルトを奪い合っており、クルーグは2位と3位を行ったり来たりしています。

さて、皆さんは今こう思っているかもしれません――「プレシーズン6のレッドバフに何があったんだ?」 実はミッドシーズン5からプレシーズン7まで、「モンスターによるジャングラーのうっかり死」を引き起こすケースが一番多いのは、心優しいブランブルバックでした。彼の犠牲になった者は無数におり、下のデータから読み取れるように、それまでと比較して、プレシーズン6以降ははるかに多くの非タンク系ジャングラーたちが倒されるようになりました。


最も多くジャングルモンスターにキルされたジャングラー(シーズンごと)

(ジャングルモンスターによるキルのみ)

ニダリー

ドクター・ムンド

トリンダメア

カ=ジックス

イブリン

ウーコン

トゥイッチ

ケイル

エコー

キンドレッド


プレシーズン6の期間中にジャングルでのデスが大きく増加した理由の一つは、当時の魔力系ジャングラーたちの相対的な弱さにあるかもしれません。結局、これを是正するために、魔力系ジャングラーたちはパッチ5.23から6.1にかけて相当な回数バフされることとなりました(極めつけはルーングレイブがルーンエコーに完全に取って代わられたことでしょう)。

さらに、プレシーズン6でドクター・ムンドを相手にプレイするのが嫌だったあなた——かわいそうなジャングルモンスターたちは、この時期、もっとひどい目にあっていたんですよ。記録が残っている限りで見ると、ドクター・ムンドが「最も中立ジャングルモンスターにキルされているチャンピオン」でなかったのは、この時期だけだったのです。

ミッドシーズン5からプレシーズン7にかけてレッドバフがトップになったことについては、考えられる理由が一つあります。サイオンが関係しているのです。これを説明するために、「非ジャングラー」チャンピオンのみの「ジャングルにおける力尽き率」をまとめました。「非ジャングラー」とは、「スマイトを持っていないにもかかわらず、ジャングルでモンスターに倒されたチャンピオン」を指しています。

下にある数字は、各チャンピオンがジャングルモンスターに倒された回数の1試合あたりの平均値です。各チャンピオンがジャングルモンスターに倒された数の合計を、そのチャンピオンの合計プレイ回数で割ったものとなっています。


最も多くジャングルモンスターにキルされた非ジャングラー(シーズンごと)

(ジャングルモンスターによるキルのみ)

サイオン

シンジド

ヘカリム

トリンダメア

カサディン

ウーコン

リヴェン

エコー

ガングプランク

ジャックス


まったく、サイオン使いの皆さんときたら。彼らは、パッチ4.18でこの灰色の大男がリワーク(リニューアル)されてすぐに、「敵のレッドバフにわざと倒されてから固有スキルの死後形態でキャンプを処理し、相手より先にレベル2になってレーンにテレポートしてアドバンテージを得る」という戦術を編み出しました。このような感じです。今でも理論的に可能な戦術ではありますが、ミッドシーズン5以来、その人気には陰りが見えています。

直近のプレシーズンではシンジドのデス数が大きく上がっています。最近何かと議論の的になっていた、サポートシンジドの存在が関係しているかもしれません。このマッドサイエンティストがジャングルで倒される回数はどんどん増えてきています。まあ、チームメイトはそれでも構わないと思っているのかしらと、勝手に推測しておきます。

そして、いよいよ誰もが知りたがっている質問にお答えします——最も多くジャングルモンスターにキルされているジャングラーは誰なのでしょうか?上のサイオンのグラフと同様に、こちらは1試合あたりの平均デス数になります。(ただし、こちらはプレシーズン7のデータのみです。)


順位 ジャングラー 1試合あたりの
平均デス数
1 ニダリー 0.100068
2 フィドル 0.085307
3 パンテオン 0.076506
...
4 ウーコン 0.07246
5 フィズ 0.072241
6 イブリン 0.068316
7 レク=サイ 0.061974
8 ワーウィック 0.060078
9 レンガー 0.049496
10 シヴァーナ 0.048624
11 キンドレッド 0.045175
12 ラムス 0.045132
13 セジュアニ 0.045014
14 ダイアナ 0.035832
15 シン・ジャオ 0.035203
16 ノーチラス 0.034483
17 ヘカリム 0.033411
18 トランドル 0.031444
19 アムム 0.020285
20 グラガス 0.029207
21 ヴァイ 0.027594
22 ザック 0.026848
23 オラフ 0.021388
24 ポッピー 0.020481
25 スカーナー 0.015032
26 ボリベア 0.013957
27 グレイブス 0.0085
28 アイバーン 0.00053

首位はニダリープレイヤーで、平均すると10試合に1回ジャングルモンスターによってキルされています。もちろん、この数字には一人のニダリープレイヤーが悪循環に陥り何度も力尽きた場合の回数も含まれているので、実際の「うっかり死」の平均はもう少し低くなります。通常ならドクター・ムンドがこのチャートのトップを飾っているはずですが、プレシーズン7では彼のジャングルプレイ率が非常に低かったため、このグラフには顔を出してすらいません。

チャートの一番下にいるのはアイバーンです——彼がジャングルキャンプでキルされる唯一の可能性は他の誰かがキャンプを攻撃した時だけで、「豊緑の神秘」は2,000試合に1回しかジャングルモンスターにキルされていません。結果は以上です!まとめると、ニダリープレイヤーは自ら力尽きにいくおサルさんであり、アイバーンでジャングルモンスターにキルされた場合は、いうなれば誤差の範囲に入るほどの激レア体験ということですね。

このジャングルの血塗られた悪魔たちに関する調査の締めくくりとして、最後にとっておきのデータをご紹介します——タワー、本拠地のレーザー、ドラゴン、バロンを含む、あらゆる存在によるデスの内訳です。

全デスの内訳(全ソースを含む)

(プレシーズン7)


実際のところ、全ての「力尽きました」のうちの10%強は、お行儀の悪いプレイヤーたちが試合終了時(試合勝利時)に敵の出撃地点に飛び込んでいっているだけです。首位に来たのはタワーで、これには特に驚きはありません。ラプターがバロンの2倍の数のプレイヤーをキルしているというのは驚きですが、過去を見れば、その年のプレシーズンに向かうにつれてプレイヤーはこれに対応していくものと見られます。さらに、ドラゴンとバロンによるプレイヤーキル率が思った以上に低いと感じるでしょうが、これは敵チームと取り合いになることが多いために、チャンピオンに対するラストヒットがモンスターではなく敵チャンピオンになってしまうからです。

これで私たちの、穏やかでないレポートは終了です。アップデートクライアントでリプレイを使用しているかたは、下のコメント欄であなたの一番恥ずかしい「力尽きました動画」のリンクを添えてコメントしてください。