嵐を乗り越え、いよいよ今年最後のパッチへと上陸しました! 新環境の問題を解消するために大量の調整が行われていますので、老眼鏡とサンタ帽をご準備ください!
なお、年末に“10.25b”としてミッドパッチアップデートを実施し、ホリデーシーズンを迎える前にすべての未解決問題を解決する予定です。大掃除で老眼鏡を処分してしまわないようご注意ください!
チャンピオンとアイテムへの調整のほかには、ランク戦に(シーズン開始時の振り分け戦及びLP減少についての)アップデートを施すほか、独自の調整内容とともにネクサスブリッツが復活し、さらには鋼鉄の騎馬に乗ってレルがやってきます
というわけで、体に気を付けてお過ごしください。また新年にお会いしましょう。きっと素敵な年になるはずです。
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お約束していたとおり、ゲームが良好な状態でホリデーシーズンを迎えられるよう、最後のバランス調整を行います。それでは良いお年を! また1月にお会いしましょう!
アカリはプレシーズンにおける勝ち組となりました――ほとんどのプレイヤー帯で最悪レベルだった勝率がなかなかの状態にまで改善されたのですから。プロシーンの開幕までは彼女を弱体化せずに済むことを願っていたのですが、残念ながらエリート帯でのバン率が上限を超えてしまいました。それを受けて、今回アカリの継続戦闘ダメージを低下させることにしました。
2番目に購入する意義をもっと感じられるよう、再度ルナーン ハリケーンにバランス調整を行いました。
比較的バランスが取れてきているとはいえ、「サンファイア イージス」は依然タンクのミシックアイテム欄を支配し続けています。ですので、他のアイテムが選ばれる機会を増やすことにしました。
レベルアップごとの基本マナが低下。Eの基本ダメージが高スキルレベルで減少。Rのスタン効果時間が低スキルレベルで短縮し、スキルレベルに合わせて延長されるように。
アムムの勝率は許容範囲を超えており、パッチ10.24でマイクロパッチを出さなければならないほどでした。見逃していた方のために、ここに改めて変更内容を記載しておきます。彼の固有スキル、「W - めそめそ」の稼働時間、「E – だだっこ」の防御力強化、「サンファイアイージス」の重複付加効果と防御力、「悪魔の抱擁」の炎上効果、さらには「アビサルマスク」によるRのダメージ増幅といったシナジーにより、アムムはプレシーズンにおいて圧倒的な勝者となってしまいました。そのうえパッチ10.23の強化によってアルティメットスキルがスタン効果を与えるようになったことで、対戦相手を号泣させているようです。これらの変更により、彼の鼻っ柱をへし折ってやれるはずです。
通常攻撃のアニメーションのスピードを増加。Qのクールダウンが延長、弾速が上昇、爆発ダメージが増加、通過ダメージが低下、コストが低下、触れた敵に「チルド」を適用するように。Eのコストが一定になり、ダメージが増加。Rのクールダウンがスキルレベルに応じて短縮、基本ダメージが低下、コストが減少。
アニビアはここしばらくの間、時代遅れ感がありました──バランス自体は悪くないのですが、プレイスタイルのアップデートが必要だろうと考えました。また、プレシーズンの変更によってパワーが失われてもいるため、この機会に強化を施すことにしました。一方で、古臭さを改善する余地を作り出すためにRの基本ダメージを低下させてもいます。あまりに高く飛び過ぎてしまうと、氷の翼が溶けてしまうでしょうから。
Eの増加移動速度が低下。
アニーはそのピックオフ(浮いたポジションの敵を狙い撃ちにする)能力と瞬間火力によって勝率を上げているようです。新シーズンになってアニーに有利に働く要素が増えたため、その圧倒的な強さの原因となっていた移動速度に少しだけ弱体化を施すことにしました。
固有スキルの中立モンスターに対するダメージ反映率が増加、上限を廃止。
エコーはミッドレーンでは上手くやっていますが、ジャングルではかなり苦戦しているようなので、パッチ10.3で行った弱体化を元に戻し、さらにおまけも追加することにしました。
レベルアップごとの基本マナが低下。
フィズはパッチ10.24にてマナを失ったにもかかわらず、スイスイと泳ぎ回っているようです──ミシックアイテムが総合的にプラスに働いたことで、一線を飛び越えてしまいました。そこでパッチ10.23での変更を元に戻し、潮の流れを変えることにしました。
固有スキルの体力回復量が増加。Wのクールダウンが短縮。
プレシーズン後のジャングルにおいて、グラガスはとくに“体力をがぶ飲みできなくなった”せいで苦戦しているようです。そこでキャンプクリア速度を高め、プレシーズンの影響を緩和してやることにしました。
基本攻撃力が増加。Qのクールダウンが短縮。
イレリアはまだ効果的なファイター用ミシックアイテムを確立できていないため、既存のミシックアイテムと相乗効果を得られる部分に調整を施し、すぐに「シーン」を購入することを考慮してクールダウンを短縮しました。
Qのクールダウンが短縮。Eのクールダウンが短縮、シールド量が増加。Rの基本攻撃速度が上昇。
とくにスキルヘイストへの移行後、アイバーンは平均よりも活躍できておらず強化が必要です。ジャングラーとしてもっと活躍できるよう、「アテネの血杯」削除によって失われた分のシールド量を強化しつつ、自身と味方が戦闘を生き延びるうえで役立つスキルの使用頻度を増やしました。もちろん、デイジーのことも忘れちゃいけませんよね!
Qの最小ダメージ反映率が低下。
脅威ビルドの選択肢には弱体化が行われるものの(下記を参照)、ジンはこのプレシーズンにおいてクリティカルビルドからも大きな恩恵を受けています。そこで直接的に数値を低下させることにしました。
Qのコストが高スキルレベルで減少、ダメージ反映率が上昇。
カーサスはどのロールにおいてもあまりパフォーマンスがよくありませんが、ミシックアイテムでマナを獲得した場合にはその状況がかなり緩和されているようです。今回はそんなカーサスの背中を押すべく若干の強化を行いますが、アイテムビルドの最適化によって自然と強みが発揮できるようになることにも期待しています。
基本魔法防御が低下。Eの自動効果のダメージ反映率が低下。
新システムにおける選択肢を増やすため、ケイルにはアイテムのリワークに先立って強化が施されていました。そして、新たなアイテムたちが彼女に大きなシナジー効果をもたらした結果、ミッドレーンを圧倒することとなってしまいました。アイテムの選択肢については問題ないと考えているため、パッチ10.23で行った強化のすべてを元に戻すことはせず、代わりにほかの部分(ミッドレーンでの耐久力、及び「ナッシャー トゥース」を組み合わせた際の通常攻撃時効果のダメージ)に対処しています。
基本物理防御が減少。Qの基本ダメージが減少、クールダウンが延長。
ケインは強力な通常攻撃と範囲ダメージスキルを持っていることから、新たなジャングルアイテムをフル活用できている数少ないジャングラーの一人であり、全体的に見て序盤のジャングルクリア速度とパワーは突出しています。そこで序盤のジャングルクリア性能を低下させることで、平均レベルへと戻すことにしました。
基本物理防御が上昇。Wのクールダウンが短縮。Eの基本ダメージが増加。
盲目で、かつハンターマチェットもない修行僧には、さらなる筋力が必要でしょう。
Qの基本ダメージが低下、両方のビームが命中した対象に追加ダメージを与えるように、2体目以降のダメージ減衰を廃止、ミニオンに対するダメージが低下。
「Q – ぴかぴかビーム」で繰り出したビームの両方を当てることができたルルの成功率を高め、2本目のビームのダメージ関する混乱を解消する──これらを行いました!
Qの孤立した敵へのダメージが増加。
モルデカイザーは「ライアンドリーの仮面」+「リーライ クリスタル セプター」ビルドが失われてから元気をなくしていましたが、パッチ10.23では「リフトメーカー」によってなんとか支えられていました。パッチ10.24にて「リフトメーカー」が弱体化されたこともあり、特定のアイテムやコンボに依存せずとも済むようにするため、モルデカイザー自身にパワーを戻してやることにしました。
Wの継続ダメージが高スキルレベルで低下。
ボットレーンのように狙う対象を迷わなくて済むことから、ソロレーンではモルガナの継続ダメージが強すぎる状態にあります。
Qのクールダウンが短縮。
クールダウン短縮の変更により、ナサスは終盤において「Q - サイフォンストライク」の使用頻度を上げにくくなっています。基礎クールダウンを直接短縮することで、終盤に向けてスケールしやすく(つまり、使用頻度を向上しやすく)しました。
Qのコストが高スキルレベルで減少、ダメージが高スキルレベルで上昇。Eのコストが減少。
これまでのニダリーのバランスは「ルーンエコー」とのシナジーに大きく依存していましたが、「ルーンエコー」はアイテムリワークで削除されました。そして、マナコストもそれを中心に調整されていたことから、彼女は深刻なマナ不足に陥ることとなってしまいました。これらを考慮し、彼女のパワーの一部を“中盤戦における強力なファーム能力を中心としたゲームプレイ”から、全てのスキルレベル帯のプレイヤーが活用しやすい“対チャンピオンに焦点を当てたダメージ”へと変化させることにしました。
パンテオンが過去に担っていた様々な役割をより上手く担えるように再調整します。
パンテオンに前回施したオーバーホールの狙いは、かつてトップレーンの主役だったチャンピオンに新たな生命を吹き込むことでした。時が経ちプロシーンにも登場し、リワークされた彼はミッドとなり、そしてサポートへとシフトしました。プレイヤーがチャンピオンの新たな活用方法を見出すのは素晴らしいことですが、そのチャンピオンの以前の姿を懐かしむ人たちを無視することもできないので、パンテオンを以前の住処へと戻してやるべきだと考えました。
とはいえ、これらの変更の意図はパンテオンをサポートとして使えなくすることではなく、その役割におけるパワーを調整し、その一方で従来のパンテオンファンの皆さんがトップレーンで(さらには数年前に約束していたようにミッドでも)勝てるようになるツールを強化することにあります。
要約しましょう──Qの使用頻度を増やし、(強力な無敵効果といった)補助性能の代わりに物理防御貫通などの自己依存する能力を強化し、スロウを付与し、そして何よりも敵へと激突した際に大幅な増加移動速度を付与するなど、そのパワーの多くをブルーザー寄りのプレイスタイルに向けてシフトさせました。
固有スキルがすでにノックアップされている敵のノックアップ時間を延長させるように。QとRのライフスティール効果が低下。Qのクリティカルのバグ修正。
サミーラは勝率こそそれほど高くないもののバン率が極端に高くなっており、これはゲームバランスに問題があることを示唆しています。そこでフラストレーションの原因となっているノックアップのメカニクスと、新たなアイテムから得られる強力なシナジー効果を弱体化することにしました。
レベルアップごとの基本体力が上昇。Wの自身へのシールド量が増加。
セラフィーンは現状、ミッドレーンにおける攻撃的な相手(ゼド、フィズ、アカリなど)に対してかなり相性が悪く感じられているようです。これが理由で、プレイヤーはミッドセラフィーンを敬遠するようにすらなっています。そこで彼女の耐久力を高め、1v1をより長く生き延びることができるようにしました。
ランダムミッドやネクサスブリッツなどのサモナーズリフト以外のゲームモードでシヴァーナの固有スキルを調整。
シヴァーナ使いの皆さんならご存知でしょうが、サモナーズリフト以外のゲームモードで彼女をプレイすると、固有スキルを最大限活用できない(=増加物理防御と増加魔法防御を5ずつしか獲得できない)ことが大きなフラストレーションになっていました! これに変更を行います。
モンスターに対してはQの2発目以降のダメージが低下しないように。
ミッドの勝率には大きな影響を与えないようにしつつ、ほかのジャングラーと対等に戦えるようジャングルタリヤを強化することにしました。
Qの増加攻撃速度が上昇。Wのスロウ効果が上昇。Rの追加ダメージが増加。
トゥイッチは攻撃力と魔力、どちらのビルドでも大幅に勝率が低下しているようです。どちらでも活躍できるようにすることが目標ではありますが、彼本来のゲームプレイデザインを守るためにも、魔力ビルドを攻撃力ビルドより強くしたくはありません。今のところはどちらも強化しますが、プレイヤーが魔力トゥイッチのゲームプレイに慣れてきたら、さらなる調整が必要になるかもしれません。
レベルアップごとの基本攻撃速度が上昇。
ヤスオは新しいアイテム構成において、(彼が必要としているほどの)継続火力の伸びが得られないケースがあるため、レベルアップごとの攻撃速度を増加することにしました。
レベルアップごとの基本攻撃速度が上昇。
兄弟はいつまでも兄弟です──ヨネもヤスオと同じ問題を抱えているため、同じように調整を行いました。
Wのモンスターからの回復量が増加、モンスターに追加ダメージを与えるように。
大きなネコちゃんと下記のチャンピオン(アルファベット順ではないことをお許しください)は、プレシーズンの変更により「ティアマット」が削除されたことで大きな痛手を受けているため、調整を施すことにしました。レンガーはキャンプクリア速度が大幅に低下しているため、それを元に戻すことにしました。
固有スキルの追加ダメージが上昇。正確に反映されるようにツールチップを更新。
「ティアマット」と「ハンターマチェット」の両方を失ったことでワーウィックのキャンプクリア速度は低下し、ビルドも現状かなりタンク寄りになっているようです。クリア速度を強化して元に戻し、またダメージ系アイテムをビルドする動機となる要素を追加しました。
Wの復路ダメージが高スキルレベルで増加。
タロンのローム能力はそのウェーブクリア能力に付随するものであり、そしてその能力は「ティアマット」へ大きく依存していました。今回の変更で彼が活用している脅威ビルドも大きな変更を受けていますが、彼自身アサシンビルドから「ゴアドリンカー」や「ラヴァナス ハイドラ」へと移行し始めていることもあり、現時点では小規模な強化に留めました。
Eのモンスターに対するダメージが増加。
ニッチではありますが、ジャングルウーコンも大きな影響を受けているため、適切な調整を行いました。
このパッチのアイテムに関する変更はクラスごとのカテゴリーへと簡単に分類できるため、個々の変更をグループ分けしています。なお、以下のアイテムについてはここで変更の背景をご説明しておきます:「ムラマナ」はメイジのセカンドアイテムとして多用されるようになったことを受けて、効果のトリガーを“物理ダメージ”に限定するよう変更しました。これにより本来想定していた物理ダメージ系スペルキャスターのアイテムビルドに組み込まれることを期待しています。メイジによる“悪用”が解消されれば、基礎ステータスの強化も検討できることでしょう。「シーカー アームガード」に関してはコストパフォーマンスが良すぎたため、若干の弱体化を行っています。
通常攻撃や範囲ダメージスキルのスピードに優れる一部のジャングラーたちは、プレシーズン開始以降強すぎる状態にあります。よって、新システム導入時に与えられたキャンプクリア速度を弱体化することにしました。
以下の懸念事項を解決するため、サポートアイテムに調整を行いました。
マークスマンチャンピオンの多くはまだ弱い状態にあり、とくにダメージを通常攻撃に依存しているチャンピオンでその傾向が強くなっています。この問題を解決するため、マークスマンチャンピオンがゲーム中盤までスムーズにスケールしていけるようにし、最終的には「インフィニティ エッジ」によって大きなパワースパイクを迎えられるよう、最初にビルドするレジェンダリーアイテムを強化しました。
“ヘイストが少ないとチャンピオンがのろまに感じられる”というフィードバックに対応し、基本となるアイテムの使用感を向上させるため、魔力とマナを獲得できるミシックアイテムに変更を行いました。「ライアンドリーの苦悶」がヘイストにまつわる究極の選択肢であることはこれまでと変わらず、終盤には最大40ヘイストを付与します。なお、オーンのアイテムにも同様の調整が反映されています。
「赤月の刃」と「ドラクサー ダスクブレード」は遠隔攻撃チャンピオンが使った場合に強過ぎました。
タンク全体に対してさらなる弱体化を行います。とくにジャングラー向けに「バミ シンダー」によるパワースパイクを遅くし、各ミシックアイテムの強みをさらに差別化しました。人気では「サンファイア イージス」が頭一つ抜けているかもしれませんが、現時点ではすべてのアイテムが望まれているよりも高いパワーを持っています。
私たちはショップの改善作業に勤しんでおり、今回は注目の機能をいくつか追加しました。今後もさらに機能が追加されていきますので、期待していてください。
新たなゲーム内チャットの改善を続けています。今回はやっかいな早すぎる改行に対処しました。
パッチ10.25でネクサスブリッツが復活します。今回は皆さんから寄せられたフィードバックに応じていくつか変更を行っており、バグ修正も行われます。
あらゆるプレイヤーのシーズン開始時のフラストレーションを軽減するため、ランクの改善作業を続けています。とくにダイヤモンドはLP減少の仕様がほかとは全く異なっていたため、そのシステムの煩雑さを解消しました。この新バージョンでは旧バージョンと比べてダイヤモンドのプレイヤーの猶予が拡大しており、マスター以上のルールよりも緩和されています。
マスター、グランドマスター、チャレンジャー
ダイヤモンド
コンテンツの払い戻しに関するFAQでお知らせした通り、払い戻しトークンが3つに満たないプレイヤーに対して、パッチ10.25で2021年分のトークンを付与します! 付与されるトークンは1年につき1つのみです。上限まで一気に付与されるわけではないのでご注意ください。トークンの所持数はストアで確認可能です。より詳しい情報はプレイヤーサポートサイトのFAQをご覧ください!
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。