私の友人ではない人以外の皆さん、こんにちは!
諸々の変更点について話す前にお知らせがあります――アメリカの祝日があるため、パッチ10.4は通常よりも1日遅い、日本時間2月20日のリリースとなります。
このパッチでは、トップレーンにおいてあまりにも強過ぎる状態にあることから、ソナとソラカを弱体化しています。加えて、ジャングルにおける”チャンピオンプール(=チャンピオンの選択肢)“にも大きな変更を行い、これまでジャングラーを担えるとは考えられていなかった一部のチャンピオンたちに、それを可能にするツールを提供します。これにより、ベテランにとっても新規プレイヤーにとっても少なめだったジャングラーの選択肢の多様化を図っています。そして最後に、アフェリオスを――使用者だけでなく相手にとっても――もう少し分かりやすくしました。
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Qのダッシュ速度が増加。Rのクールダウンが短縮されて、ダッシュを止められるように。
これらの強化とパッチ10.4で行われる「猛火」への変更(*ネタバレ注意!)により、アムムは強大な相手とも渡り合えるようになるはずです。
両方の武器が他のプレイヤーから見えるように。「キャリブラム」がマーク消費後に通常攻撃のタイマーをリセットしないように。「クレッシェンダム」のセントリーがこれまでよりも早く消滅するように。Rの射程が短縮。
アフェリオスは使ううえで学ばねばならないことが山ほどある、とてつもない知能を要求されるマークスマンです――しかし、何が起きているのかよく分かっていない相手にとっては多大なストレスにもなっており、ハイレベルなランク戦では適切な対抗策が欠けているようです。対戦相手側から見た分かりやすさを向上すれば、正しい対応もしやすくなり彼の勝率は下がることでしょう。それに加えて、相手がアフェリオスを捕まえて倒し切れるよう、純粋な弱体化もいくつか行いました。
Wの発動効果の星のダメージが低下。
“セーラースターズ”における“セーラースターメイカー”のように、オレリオン・ソルの“スター・ジェントル・ユーテラス”はこのパッチで少々弱体化されることとなります。
レベル1の増加攻撃速度が増加。
現状、ケイトリンはかなり弱い状態にあるため、 “序盤におけるハラス”という潜在能力を研ぎ澄ませることにしました(銃を研ぐことができるのかどうかは別として)。
Qの強化通常攻撃の攻撃力反映率が上昇。敵のキルから得られる最大増加防御力が増加。Wのシールド量が増加。
この調整の狙いは、ガレンのビルドの多様性を取り戻すことにあります。ダメージを重視したビルドの有用性は維持しつつも、とくにタンキーなビルドの強化を図りました。なお、このセクションで触れられていない変更がジャングルチャンピオンのセクションにありますので、そちらもご覧ください!
基本移動速度が上昇。固有スキルの「ミニナー」の増加移動速度が減少。Rのダメージ反映率が上昇。
ガレンと同様、ジャングルにおけるナー限定の変更がジャングルチャンピオンのセクションにあります。全体としては、体が大きな割にはそれほど脅威だと感じられていないことから、とくにメガナー形態を少しだけ強化しました。
基本マナとレベルアップごとのマナが上昇。マーキュリーハンマー形態のQのダメージが増加。
この変更により、スキル使用回数が増えて敵を退けやすくなるはずです。
Qの基本ダメージが増加、ダメージ反映率が低下、低スキルレベルでクールダウンが短縮。R詠唱中にフラッシュを使用できるように。
サポートラックスを強化し、彼女がボットレーンにおける有効な選択肢の一つとなるようにしました。
基本体力と基本物理防御が減少。
シンジドは植物由来の妙薬によってムッキムキになっていました――それが大人気を博す前から。その健康的な飲酒習慣によってトップレーンを“征服”していたシンジドですが、序盤の硬さを少し低下させることで、簡単には勝利の美酒を味わえないようにしたいと思います。
オーラの効果を味方に付与した時に1回のみマナを回復するように。Q、W、Eのコストが上昇。
いずれにせよ、私がソナをトップで使うことはありません。
基本ステータスを調整。Qの自身への回復量が減少、「再生」の回復効果時間が短縮、増加移動速度が低下、コストが上昇。Wの「再生」獲得時の体力コストが低下、高スキルレベルで回復量が増加。
ソラカは現状、最強トップレーナーの一角として君臨しているため、トップレーンでの強さを削減することにしました。ただし、サポートとしては勝率が高過ぎるというわけでもないため、サポート運用への影響は最小限に抑えています。
Qの基本ダメージが高スキルレベルで増加。
サイラスはパッチ10.1での大きな変更以降良好な状態にあり、プロシーンで圧倒的になりそうな心配もないため、もう少しパワーを与えても良いだろうと判断しました。
クラウドドレイクのバフで型を変更できるようになるまでの時間が短縮されるように。
ウディアはクラウドドレイクからの恩恵を全く受けていなかったため、修正することにしました。
ここ数年、始めたてでMMR(マッチメイキングレート)の低いプレイヤーたちがジャングルを選択する率は、ほかのポジションと比べてはるかに低くなる傾向にありました――ジャングラーがほかのポジションよりも強かった時期ですら、そうだったのです。こうした問題に対処すべく、パッチ10.4にて、これらのスキルレベル帯で人気のチャンピオンたちへジャングルで役立つツールを与えることにしました。これはほかのポジションと比べ、ジャングルで使えるチャンピオンが少ないためです。もちろん今後もプレイヤーがジャングルというポジションを学ばねばならないことに変わりはありませんが、それと同時に新たなチャンピオンを学ぶ必要はなくなるはずです。以下のすべての変更は、レーンでの強さに影響を及ぼさないよう、“モンスターに対するスキルの効果”を対象としたものになります。
なお、今回の変更のほかにも、ジャングルを手助けしつつプレイ時の満足度を高めるための方法を模索しているので、さらなる変更が行われることを楽しみにしていてください!
以下は10.3のミッドパッチアップデートに掲載されていたものですが、見逃した方のためにこちらに再掲しておきます!
「ヘイルブレード」は現状、行動妨害スキルから通常攻撃をコンボにできるジャングラーにばかり採用されているため、活用可能な状況の拡大を試みることにしました。
昨年一年、とくにプロの試合ではADCが「血脈」ばかりを選択していました。「血脈」はとくにスタックに依存していることから、チャンピオンキルに対してミニオンキルからスタックを得られる速度を全レジェンドルーンで低下させることにしました。ほかのスキルレベル帯と比べ、プロはファームからより多くのスタックを獲得しているため、この変更はプロシーンにおいてもっとも大きな影響を及ぼすはずです。
「パーフェクトタイミング」は現在、メイジなら「ゾーニャの砂時計」、ADなら「ガーディアンエンジェル」、タンクなら「ガーゴイルストーンプレート」と、様々なタイプのチャンピオンのコアアイテムにビルド可能なことから、多くのプレイヤーに利用されています。これが悪いと考えているわけではありません――しかし、観戦する側にとってもプレイする側にとっても、このルーンは防御的に使われるよりも攻撃的に使われる方が満足感を味わえるはずです。
現状、このルーンは“クールダウンが非常に短い遠隔攻撃メイジ”にしか使われていないので、その活用範囲の拡大を試みることにしました。
「サンファイア・ケープ」の活用パターンを拡大し、満足度を高めることにしました。
複数のスロウ耐性効果を獲得した場合の計算方法を、行動妨害耐性効果の計算方法に合わせることにしました。今後、スロウ耐性効果を複数獲得した場合、単純に数値が足されていくのではなく、割合を掛けて計算するようになります。例を挙げると、30%のスロウ耐性効果を2つ獲得した場合、最終的に得られるスロウ耐性効果は60%ではなく、51%に低下することになります。
過去数ヶ月間にわたって、私たちはグローバルに固有なRiotアカウントとユーザー名に移行することについてお話ししてきました。パッチ10.4の期間中にログイン画面の地域選択オプションが廃止され、固有のRiotアカウントの使用が必須となります。ログインすると、お使いのアカウントに関連付けられたサーバーに自動的にリダイレクトされるようになります(つまり、PBEアカウントを使ってログインすれば、直接PBEにログインすることになります)。また、ログイン画面の設定(右下の小さな歯車アイコン)から言語を変更することもできます。注意: この変更が実施された時点でお使いのアカウントがグローバルに固有なものになっていなかった場合は、ゲームにログインする前にこちらのウェブサイトで更新する必要があります(サイトの表示言語の切り替えは、ページの左下でおこなえます)。
このパッチにて新たなクラッシュ(強制終了)対応システムが導入され、問題の診断に役立てるべく、クラッシュデータを自動的に収集するようになります。クラッシュレポートは何か問題があった場合にそれを知らせてくれるため、ゲームの改善に役立ちます! もしクラッシュレポートを自動収集されたくない場合は、クライアントの歯車アイコンをクリックして設定画面を開き、「一般」内にあるオプションのチェックを外してください。皆さんのご協力をお願いいたします!クラッシュレポートの詳細についてはプレイヤーサポートのウェブサイトをご覧ください。
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。高解像度のスプラッシュアートをリーグ・ディスプレイで手に入れましょう!