Worldsにヴェックス、そしてURF。でも……これだけじゃありません!
あと2週間でWorlds 2021が始まるなんて信じられませんね! このパッチではWorldsに向けての最後の調整(チャンピオンの強化と弱体化)が行われ、秩序の光/混沌の闇の新たなスキン、そしてWorlds 2021 ジャーヴァンIVが登場します。また、Worlds ClashではWorldsに向けて気持ちを高めてくれる、Worldsをテーマにした特別な戦利品もご用意しています。(あれ、もうすぐWorldsが始まるって言いましたっけ?)
それと、今週はヴェックスがダルそうにサモナーズリフトにやってきます。ただし、あまり興奮しすぎると彼女の機嫌が悪くなるのでほどほどに。ローテンションゲームモードでは、お馴染みのカオスな戦いを楽しめるURFが復活します。それに加えて、プレイヤー行動システムへの変更やクライアントの調整など、あなたの体験を改善する調整も施しています。
壮大な戦いとなることでしょう──それではライブ配信でお会いしましょう!
新チャンピオンをバンされて憂鬱な気分だったりしませんか? それなら、バンのない楽しい世界であるTFTのパッチノートをお読みください!
Wのクールダウンが低スキルレベルで短縮。
プロの試合における圧倒的な存在感を抑えるため、エイトロックスのWのクールダウンはパッチ9.9で大幅に弱体化されていました。それからというもの、彼がプロシーンを圧倒してしまうことはなくなったので、少し手綱を緩めることにしました。
基本体力自動回復が増加。
珍しいことに、アカリにはあらゆるスキルレベル帯でパワーを強化する余地があります。この機会に、戦闘に勝ちやすくするのではなく、試合を通して助けになるようなやり方で、彼女がミスした際のペナルティを緩和することにしました。
Qのクールダウンが短縮。
チョ=ガスは恐ろしくタンキーであるにも関わらず、全スキルレベル帯でまだ弱い状態にあります。彼の行動妨害効果とゾーニング性能を高め、戦闘での影響力を向上させました。
固有スキルの通常攻撃に対するダメージ軽減効果を削除。Wのダメージが低下。Eのクールダウンが高スキルレベルで短縮。Rのダメージが増加。
パッチ11.18での変更はフィズにとって意図せぬ弱体化となってしまいました──どうやら固有スキルとWの強化を過大評価し、Rの弱体化を過小評価していたようです。これらの変更を微調整するのではなく完全に元に戻し、代わりにもっとシンプルな強化を施すことにしました。釣りに行きましょう!
Wのクールダウンがスキルレベルに応じて短縮されるように。
パッチ11.10におけるガリオの弱体化は、エリートスキルレベル帯において少し効果が大きすぎたようです。変更の一部を元に戻し、このスキルレベル帯で活力を取り戻せるようにしました。
Wのダメージの魔力反映率が上昇。
グラガスは前回のパッチで行われたプレデターの変更の恩恵をあまり受けておらず、まだかなり弱い状態にあります。そこで彼の様々な魔力系ビルドのパンチ力を高め、中盤のクリアスピードを加速させることにしました。ただし、飲みすぎには注意してくださいね。
基本体力自動回復が増加。
パッチ11.15でのグウェンのEの弱体化は、とくにプロシーンにおいて序盤のレーン戦の圧倒的なパワーを刈り取るのに効果的でした。そのためアカリと同じく、あらゆるスキルレベル帯のグウェンにさらなる耐久力を織り込んでやる余地が生まれました。
Qのダメージが減少。
ケネンはパッチ11.15での変更以降、プロシーンでの優先度が劇的に上がっています。これらの変更を少しだけ元に戻して、彼のパワーを低下させます。
Eのクールダウンが低スキルレベルで短縮。
モルデカイザーはライバルたちに遅れを取っていることで落ち込んでいます。鋼鉄の神を冷笑の的にはしたくないので、彼のスキルのなかでも最も柔軟性が高いスキルの使用頻度を高めることで、高スキルレベル帯で強化を行います。
固有スキルのクールダウンが短縮。
最近のポッピーはとくにトップレーンであまり英雄らしい活躍ができていないようです。序盤のレーン戦のパワーを強化することで有利なマッチアップでより大きなアドバンテージを得られるようにし、特定の状況におけるプロのピックとしての魅力を高めました。
ダッシュしている対象へのE+Qコンボの対象指定を調整。Qのモンスターに対する追加ダメージが増加。
パッチ11.18での変更以前、キヤナのE+Qオートエイムコンボは回避不能でした。そして前回のパッチでE+Qの対象指定のメカニズムが変更され、相手はダッシュかフラッシュで回避できるようになりました。ただ、このバージョンでは敵のあらゆるダッシュを“キヤナのコンボを回避する試み”であると捉えていましたが、それが必ずしもそうではないことが分かりました──ダッシュする敵がキヤナのEと同じ方向に移動していたり、完全に同じ位置にダッシュしていたりする場合もあるわけです。そこで、ダッシュした敵がキヤナのデフォルトの射程内に収まる場合には、オートエイムが維持されるようにしました。また、キヤナはジャングラーとしてはまだプレイ可能なレベルにいないようなので、公平なチャンスを与えるために強化を施しました。
基本体力とレベルアップごとの体力が増加。Wの自身のロックアウト時間が短縮、強化時のアニメーションの速度が増加。
前回のパッチでレネクトンを弱体化しすぎたようです。それでも強化時のWのスタン効果時間の短縮は、プロシーンでの圧倒的な存在感を抑制するうえで正しい方向への一歩だと感じているため、Wの見た目と操作感を改善するのに留めました。また、戦闘を仕掛けるチャンスを拡大し、タンク性能も高めています。
Qの魔力反映率が低下。Eのクールダウンが延長。
ライズはほとんどの地域でミッドレーナーとして突出し始めています。Worldsにおいて完全にほかを圧倒してしまうことがないよう、全体的な火力を低下させました。
Qのクールダウンが低スキルレベルで短縮、ダメージが増加。
セジュアニは最近、少し“た猪屈”しているようです。彼女がもっとアクションを楽しめるように、ダメージを少し増加してQの使用可能頻度を高めます!
Rのクールダウンが短縮。
セラフィーンはあらゆるスキルレベル帯で弱い状態にあるため、楽屋に座って終盤の強化を待つだけでなく、クールなビートプレイを決められるチャンスを増やしました。
Wのシールド量が増加。
サイオンはここ最近あまり活躍できていないため、慎重にシールドを強化し、レーン戦の安定性を高めてやることにしました。
基本物理防御が減少。固有スキルのダメージのバグ修正。Qが隠れた敵を対象指定できないように。「パワーコード」のEのバグ修正。
ソナの歌曲はとくに高スキルレベル帯で少し強すぎる状態にあります。いくつかのバグ修正に併せて基本防御力を少し引き下げれば、この弦奏の名手にとっての適切な弱体化となるはずです。
Rの回復量が低下。
ソラカは“アルティメットスキルの回復効果を適用する前に「重傷」をクレンズする”という新たな能力を手に入れた結果、少し強すぎる状態にあります。それでもこの戦略は回復軽減効果に対して役立つと考えているので、数値のみを少し低下させることにしました。
基本マナとマナ自動回復が増加。
パッチ11.15でのQとWへの弱体化により、サイラスは想定以上に抑制されてしまいました。レーン戦におけるマナ制限を緩和することで序盤から積極的にスキルを使えるようにし、そのパワーを取り戻させたいと思います。
Qのクールダウンを高スキルレベルで延長。
ヴァルスへの前回の弱体化は的外れだったため、Qへの依存度が高い脅威ビルドに的を絞ってさらなる弱体化を施すことにしました。(念のために繰り返しておきますが、QのクールダウンはW - 枯死の矢筒の自動効果のスタックで一部解消されます)
へらに磨きをかけましょう。Worldsに合わせて、パッチ11.19でURFが復活します! 指をストレッチしてキーボードを連打する準備をしましょう。また、URFに以下の重要なアップデートを行いました。
今回のURFでは、モード独自のチャンピオンへの調整に新たなバランス戦略を採用しました。これまでは、通常のサモナーズリフトにおけるチャンピオンのバランス調整は考慮せずに、勝率を理想的な数値である50%にすることを目標としてきました。ですが、私たちは気付いたのです──すでに有用な解決策があるなら、それを利用しない手はないということに。そういったわけで、サモナーズリフトで用いられている既存の数値に近づける形で調整を行うことにしました。新たな戦略では全体的に50%の勝率を目指すのではなく、URF(および将来登場するゲームモード)のチャンピオンたちをサモナーズリフトの勝率に近付くよう調整していきます。これにより、プレイ率が低かったりニッチなゲームプレイであることが理由で、通常のサモナーズリフトでは50%の勝率に収まらないチャンピオンの多様な状況を加味できるようになります。
この方向性に変わったことで複数の変更が行われることになるため、パッチ11.19の最初の数日でURFにおける通常のチャンピオンのバランス調整の大半*が削除されることになります。これには与ダメージ、被ダメージ、回復量、シールド量への調整が含まれます。オレリオン・ソルの星が3つ以上に増えるなどの個々のメカニクス変更はそのままとなります。ミッドパッチアップデートはパッチ11.19の期間中に行われ、その後、新たな目標に合わせてURFのチャンピオン調整を行う予定です。
過去のバージョンのURFでは、チャンピオンスキルによるシールドの反映率のみを弱体化していました。新チャンピオンやチャンピオンのVGU、大規模なパッチの変更を見逃すことがないように、これまで回復量に行ってきているものと同じように、全チャンピオンの全シールドを弱体化します。
かなり前の出来事となりますが、前回サモナーズリフトのミニオンのゴールド量にアップデートを施したとき、URFには同様の調整を施しませんでした。これに修正を行って、サモナーズリフトに対してシンプルなパーセンテージの増加となる新たな値を導入します。これによってURFの序盤のゴールドを全体的にわずかに減らすだけで、違いが理解しやすくなり、将来的には差も開きにくくなります。
Worlds Clashの最初の週末に向けたチーム結成は9月27日から可能になり、試合は10月2日と3日に行われます。通常のトロフィー、バナー、ロゴのClash報酬に加えて、Worlds Clashでは以下が含まれる追加の戦利品カプセルを受け取れます(※日本ではプレミアムチケット実装なし)。
健全なゲーム体験を維持するため、連続でAFKを行うプレイヤーに対してより重いペナルティを与えるように、AFKペナルティに新たなティアを導入します。AFKペナルティのティアが上昇すると、対戦待ち時間の延長に加えて、高ティアでは新たにキュー利用禁止ペナルティが科せられます。対戦待ち時間の延長は、対戦待ちが延長された5試合のいずれかの期間中にAFKが検出されるとリセットされます。これらの延長および利用禁止はClashとTFT以外のすべてのキューに適用されます。
ペナルティは初期テストとしてこのパッチでNAとLSAに導入され、それ以外の地域は次のパッチで導入されます。
詳細については先日のブログをご覧ください。
パッチ11.17でクライアントのCEF(Chromium Embedded Framework)バージョンがアップデートされ、リーグ・クライアントのパフォーマンス、信頼性、安定性が大幅に向上しました。詳細はクライアントクリーンアップキャンペーンの最新ブログをご覧ください。
ただし、古いドライバーではアップグレードが上手く機能しないことが判明しているので、クライアントで新たな問題が発生した場合は、お使いのビデオカードのドライバーやOSが最新の状態になっているかを確認してください。
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。