ノックノック!どなたですか?ノックアウトです。ノックアウト…なに?ノックアウトステージです!
グループステージとプレイインは大いに盛り上がりましたが、Worldsはまだまだ続きます!このパッチでは大量のチャンピオンとルーンに調整を加えているほか、ファイターの方向修正を行えるよう「ゴアドリンカー」に大規模な変更を行います。また今週には、それぞれ独自の個性を持った新たな「龍術師」スキンも登場します。
そして、準々決勝と準決勝がこれからの2週間に控えていますので、どうぞお見逃しなく。シーズン2021の王者決定まであと少しです!
タクティシャンの皆さんは、最後の追い込みの時間です!このパッチが終われば、次は新セットの「ギズモ&ガジェット」が登場します。TFTパッチノートの変更点はこちらでご覧ください!
このパッチから、いくつかの地域ではマッチメイキングキューにおいて全体チャットが無効化されます。最初の発表以降、地域ごとに様々な反応がありました。そこで当初の予定からアプローチを変更し、全体チャットの無効化に関して特に好意的だった地域に限定して、テストしていくことにしました。
このテストはパッチ11.21、11.22にかけて行われます。無効化が適用される地域でも、カスタムゲームでは全体チャットをまだ利用することが可能です。また、その他に無効化されるツールはありません。不適切な発言の報告数やペナルティーの適用率、またアンケートや皆さんから直接送られてくるフィードバックを精査し、この変更による影響を評価していきます。全体チャットの無効化については、そのまま施行するのか、何か変更を加えるのか、もしくは再び有効化するのか、テスト終了時に地域ベースで判断していく予定です。またテスト期間中にも、序盤での結果に応じて調整を行っていくつもりです。
Eのダメージが減少。
アクシャンはリリース以来、少しずつ勝率がスイングし続けています。そこで今回、彼の特徴となっているスキルのダメージを低下させました。こうすることで、QとEのどちらを優先して最大化すべきかについて、もう少し戦術的な判断が求められるようになります。
Eの追加物理防御が減少。
グレイブスは1対1において守りが固く、マッチアップによっては序盤のレーン戦での勝率が少々安定しすぎていました。彼のたくましさを低下させることで、対戦相手にアウトローをアウトプレイするチャンスを与えます。
固有スキルの攻撃速度が上昇。Eの射程が増加。Rのクールダウンが短縮。
現在ジンクスはあまりエキサイトできていない場面があるので、固有スキルを強化してエキサイティンな瞬間をさらに盛り上げ、アルティメットスキルを使ってマップ中にさらなるカオスを引き起こせるようにします。また「パックンチョッパー!」の射程も少し増加させ、「フィッシュボーン」の通常攻撃と組み合わせて使いやすくしています。みんな、あわてて!
Eのマナ回復量が低スキルレベルで低下、スキルレベル上昇による強化幅は増加。
ボットのカーサスはEの自動効果のおかげで、序盤においてほぼ無限にウェーブコントロールできています。恐ろしいですね。ジャングルには影響を与えず、レーン戦のパフォーマンスだけを抑制できるよう、序盤のマナを低下させます。
チャンピオンレベルごとの基本攻撃速度増加量が増加。固有スキルのマーク時間を調整。Eのダメージが増加。Rのクールダウンが短縮。
パッチ11.10でEのダメージを増加させたものの、ラックスはミッドでもサポートでも輝けていません。この機会に基本ステータスを少し強化し、固有スキルの安定性も高めます。
基本マナが低下。Wのマナコストが増加。
ミス・フォーチュンはWorldsを含め、あらゆるスキルレベル帯で人気です。彼女のビルドについては、脅威とクリティカルの間で柔軟性を維持したいと考えています。そこで、序盤のスキルショットの慎重さが高まるような弱体化を行うことにしました。
Wの増加攻撃速度が高スキルレベルで低下。
クインはトップレーンでライバルたちの遥か上空を飛んでいます。相手が1対1で彼女としっかり戦えるよう、攻撃速度の上昇を抑えることにしました。
Wのシールド量が増加。
パッチ11.19で行ったシールドの強化は、このジャガーノートにとって明らかに不十分だったようです。そこで…もう一度強化を行います!
Qのクールダウンが短縮、ブラインドの効果時間が延長、弾速が上昇。
ティーモ大尉はトップレーンでの階級が下がりつつあります。そこで、このフレンドリーなヨードルの腹立たしさパワーをレーンで高められるよう、通常攻撃を封じるダーツの毒を少し強化したいと思います。
Qのダメージ反映率が上昇。Wの自身へのスロウ効果が低下。Rのクリティカル反映率が上昇。
前回ヴィエゴに行った弱体化は上手く機能しており、彼がWorldsを圧倒する事態は避けられました。ですが、あらゆるスキルレベル帯で少し弱くなりすぎています。今回は彼のタンク性能を復活させるのではなく、クリティカルビルドに焦点を当てて少しだけ強化を行います。
基本移動速度が増加。Qのクールダウンが高スキルレベルで短縮。
今シーズンはザヤがプロシーン以外で活躍できるよう、慎重な強化を何度も行ってきました。ですが彼女はまだ、あらゆるスキルレベル帯でかなり弱い状態です。ダメージの鋭利さは十分なので、羽根を設置するスキルを強化します。
基本的に「ゴアドリンカー」は、タイミングよく「サースティング スラッシュ」を使用することで、ファイターが敵よりも長く生き延びるためのサステイン系ミシックアイテムです。敵よりも長く生き延びること自体は、ファイターに限らずどのクラスでも求められています。ですが、ファイターはその重要性が特に高く、残り体力が少ない状態で高い攻撃性を発揮し続けるのに、最適なツールを持っています(例:理想的には1対5を覆せるイラオイのアルティメット)。とはいえ、この需要を満たすことはリスキーかつニッチになってしまいます。プレシーズンのアイテムアップデート以降、ダメージと回復効果に関する変更がすでに大き目のパッチで2回行われおり、「ゴアドリンカー」はその両方を活かすことができるのです。
こうしたリスクが表出化したことは今シーズン全体で何度もあり、「ゴアドリンカー」はファイター向けミシックとして圧倒的なピックとなっています。その原因としては、このアイテムがダメージをあまり犠牲にせずに、高いサステイン能力を与えてくれることが挙げられます。加えて、「ゴアドリンカー」はアサシンにおいても非常に人気のミシックアイテムとなっています。アサシンは敵を素早くキルできるようデザインされているので、本来であればアイテムによるサステイン性能や低体力での攻撃性を重視する必要はありません。ですが、100%の攻撃力反映率と回復効果を持つ「ゴアドリンカー」の発動効果は、アサシンのコンボに組み込むのに十分すぎる性能を持っているだけでなく、敵を狩っている間に受けたダメージを帳消しにできてしまいます。
そこで「ゴアドリンカー」をサステイン性能という限られた需要を満たすアイテムに戻せるよう、減少体力に応じた増加攻撃力を削除し(これにより、ファイターのダメージを弱体化します)、「サースティング スラッシュ」の攻撃力反映率を低下させます(これにより、アサシンのダメージを弱体化します)。なお、「ゴアドリンカー」をファイター向けのピックとして改悪するつもりはありません。ですので、サステイン系ミシックアイテムとしての強みが消えないよう、オムニヴァンプを付与するようにしました。
「ゴアドリンカー」と「アイアンスパイク ウィップ」のダメージ変更に合わせて、「ストライドブレイカー」の発動効果にも調整を行います。ただし、現時点で弱体化は必要ないので、埋め合わせとして攻撃力をブーストします。
幅広いチャンピオンが、その使用目的である「オールインの延長」に一致しない状況でも「征服者」をピックしています。このアイデンティティに特化させるために弱体化を行います。
「ガーディアン」はサポートで圧倒的な強さとなっており、他のキーストーンの存在感が失われているので弱体化を行います。
体力のかけらはニッチなステータスであり、現時点ではあまり利用されていません。一般的に、体力のかけらはレーン戦で大きな脅威が予想されないときに有効です(物理防御と魔法防御のかけらはどちらかと言えば特定のマッチアップに対して有効なので)。しかし、このような場合でもほとんど使われていないので、数値を上げて魅力を高めます。
シーズン開始時に「巧妙な賞金首狩り」をアップデートしてアイテムの発動効果とトリンケットだけでなく、「ガーディアン エンジェル」や「ステラックの篭手」などのアイテムの自動効果にも機能するようにしました。その埋め合わせとして少しだけ弱体化されましたが、それ以来、弱い状態が続いているので、他の賞金首狩りの選択肢と渡り合えるように強化します。
「強欲な賞金首狩り」は非常に高い人気を誇るルーンのひとつです。特にボットレーンでは他の選択肢の存在感が薄れているので少し弱体化が必要です。
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。