光陰矢の如し──早くもパッチ11.5がやってきました! 早速始めていきましょう。
まずは強大なるジャングルについて。マスター・イーやセジュアニといったチャンピオンが苦戦している一方で、ウディアやラムスといったチャンピオンは全速力でマップ中を暴れ回っています。そこで前者には強化を施し、後者にはブレーキをかけます。
次にアイテムについて。「グインソー レイジブレード」に新たなルールを追加し、セナとのシナジーに関して解決を図っています。また、「ムラマナ」と「エッセンス リーバー」の違いを明確化し、ニッチな魅力を際立たせてもいます。
さあ、お尻の針を尖らせ、ブンブン飛んでミッドレーンへと向かいましょう! それでは、また次のパッチでお会いしましょう。
メリソフォビア(ハチ恐怖症)の方は、こちらのポータルから TFTのパッチノートにアクセスし、ハチのいない安心安全な変更内容をチェックしてくださいね!
Wの砂塵兵のダメージが低下。
試合全体を通して安定しているアジールのパワー曲線のバランスを取るために、序盤のレーン戦におけるコントロール性能を低下させることにしました。
Qのコストがスキルレベルにかかわらず一定に。
ムッキムキになったトップレーンのグラガスを抑え込むため、樽を値上げすることにしました。
レベルアップごとの基本攻撃力が増加。
「トリニティフォース」でジャッキアップされたジャックスのデラックスなアタックダメージ! (早口で3回言ってみてください)
Qのクールダウンが短縮。
パッチ11.3で強化されたにも関わらず、サポートのカルマはまだ元気がないようです。最近行われた変更について精査した結果、パッチ10.16で行った弱体化の一部を元に戻せば、彼女の闘争心に再び火を灯すことができるだろうと考えました。
Wの追加ダメージが高スキルレベルで増加。
昔々、タンクやファイターが「サンファイア ケープ」や「ランデュイン オーメン」といった物理防御系のレジェンダリーアイテムしか積んでいなかった時代、コグ=マウは今より短いクールダウンを活かし敵の装甲を易々と溶かしていました──そこで唾の威力を高め、スキルが利用可能なときには突撃できるようにしました! (突撃ラッパの音♪)
Eの基本ダメージが増加。
パッチ11.1での弱体化とジャングルへの変更により、マスター・イーは苦戦しているようです。様々なビルドやプレイスタイル(とくに攻撃速度を重視したもの)で活躍できるよう、彼のストライクにアルファを注入しました。
固有スキルの灰色の体力の獲得量が減少、代わりに脅威に応じて増加するようになり、周囲に敵がいると増加するように。
ミッドパイクのサステインを低減させつつ、サポートパイクを引き波から引っ張り上げています。
Wの追加ダメージが高スキルレベルで増加。Rのダメージが高スキルレベルで増加。
キヤナのパワーは序盤のロームに依存する傾向にあります。そのため、彼女はエリートレベル帯でピックされることが多くなっています。というのも、より上位のスキルレベル帯だと相手チームが連携して安全を確保してくる場合もありますが、エリートレベル帯であればローム性能の高さを遺憾なく発揮できるからです。この女帝の勝利のチャンスを増やすために、基本的なスケーリングを強化し、早めにWのスキルレベルを最大まで上げることを奨励することにしました──もちろん、敵をひざまずかせるためです。
レベルアップごとの基本体力が低下。
ラムスはとくに平均的なスキルレベル帯でアルマジロ以上の硬さを誇っています。耐久力を低下させることで、戦闘に突入する際はもっと慎重さが求められるようにしました。
基本物理防御が減少。W1とW2のクールダウンが延長。
レルはプロシーンを席巻するほどの強さを見せています。対戦相手にも反撃のチャンスを与えるため、ハラスに対する耐久力を低下させることにしました。
レベルアップごとの基本攻撃力が増加。Qのダメージ反映率が高スキルレベルで上昇。
サミーラは前回のパッチで弱体化を受けて苦戦しているため、スケーリングを強化することで、終盤戦になっても敵を叩きのめせるようにしました。
Wの2撃目のダメージ反映率が上昇。
セジュアニは新たなジャングル環境に苛立っているようです。そこでWを2発とも命中させた際の効果を高めてやることにしました。
固有スキルの「ノート」の2スタック目以降のダメージ低下ペナルティを削除、味方が付与する「ノート」のダメージが低下。Rのクールダウンを延長。
セラフィーンの歌声(と“あらゆる面で強過ぎる”という声)は未だにレーダーやラジオから聞こえ続けているため、味方の「ノート」によるダメージを低下させつつ、自分の「ノート」のパワーを高めることにしました。これにより、ファンたちの力で強化され過ぎることなく、自分自身の影響力は持ち続けられることでしょう。
Wの基本ダメージと1体の対象への基本ダメージが低下、モンスターに対してはダメージが増加するように。
シャコはボットレーンを震えあがらせている一方で、ジャングルでは文字通りピエロと化してしまっているため、適切な調整を行うことにしました。
固有スキルのスタックごとのダメージ反映率が低下。Rの追加ダメージが増加、効果時間が延長。
魔力系ネズミは強力ですが、攻撃力系ネズミは何かがおかしいようです。再調整を行います。
レベルアップごとの基本体力が低下。Rのオーラの合計ダメージが低下。
「ターボ ケミタンク」といった新アイテムの助けを借りて、ウディアはこれまで見たこともないような移動速度でジャングルを走り回り、何者も恐れることなく、戦闘への参加と離脱を超高速で繰り返しているようです。そこでクリア速度(つまりはパッチ10.21での強化)を元に戻し、耐久力も低下させました。
「メジャイ ソウルスティーラー」と「憑依」に関連する複数の不具合を修正。固有スキルのタワーの攻撃回避を削除。
ヴィエゴの調整を続ける中で、いくつかの重要なバグ修正を行うことになりました。これは結果として少々の弱体化にもなっています。
「ムラマナ」はステータスも使用例も「エッセンス リーバー」と類似し過ぎてしまっています。両者を差別化するため、ムラマナは“スキルの強化”に焦点を当てるよう変更を施し、「エッセンス リーバー」は“スキルを通して通常攻撃を強化する”ようにしました。
「ストライドブレイカー」のダッシュはそのダメージと比べて十分なパワーが感じられなかったため、全体的なパワーは維持しつつ両者のバランスを調整することにしました。
「グインソー レイジブレード」はクリティカル率を100%以上に増加させられること、そしてクリティカルダメージの増減効果を無視することから、セナのような特定のチャンピオンは多大な恩恵にあずかっています。このようなエッジケースを回避するためのルールを追加してそうしたチャンピオンたちのアイテム選択の多様性を高め、またこのアイテム自体をより多くのチャンピオンが利用しやすくなるよう調整を施しました。
セナについては、固有スキルから100%を越えてクリティカル率を獲得できず、余剰分が同じ比率でライフスティールに変換されるようになります。
「毒蛇の牙」は強力なものの分かりにくいアイテムだったため、もっと幅広く使えるようにしました。シールドに対する「重傷」のようなもの……、いえそれ以上のものです!
「ブラック クリーバー」を戦闘が長引いた際により役立つよう調整しつつ、価格も低下させました。
ショップは驚くようなペースで知識を吸収し続け、新たな知見を得るに至りました(「オーンを弱体化しろ」とせがみ続けているようです)。
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。