まだ冬の憂鬱な気分が抜けていない方もいらっしゃるでしょうが、ご心配なく──星々の間を流れるグルーヴィーな音楽をお届けします。
まずはフレヨルドです──氷の国からやってきた仲間たち(アッシュ、ブラウム、リサンドラ)にはラウンジでくつろいでもらうことにしました。続いてバンドルシティに向かい、トリスターナが持っているラジカセの音量を下げ、マイクはティーモに渡すことにしました……誰だって、たまには怖いものを見たがるものですからね。そしてシャドウアイルへの陰鬱な旅路ののち、ヨリックを元気付けてきました。彼がソウルミュージックの大ファンだったのは意外でしたが、そんなヨリックに長らくお待たせしていた調整を施しました。最後にボットレーンという名のサービスエリアに立ち寄り、ほかの仲間たちをミュートしてしまっている3体のサポートのつまみを回しておきました。
ここにアイテムへの調整を加えれば、このパッチの完成です!それじゃ、シャッフルダンスでサモナーズリフトに向かってください。次のパッチでまたお会いしましょう!
スペースディスコに興味がない方は、こちらのポータルからTFTのパッチノートに向かい、「獣たちの宴」という名のサイファイなローファイビーツをお楽しみください!
Qの基本ダメージが高スキルレベルで減少。Eの強化された通常攻撃の追加ダメージが低下。
アリスターはプロおよびそのほかのレベル帯で猛威(モ~威?)を振るっています。現状ではレル、スレッシュと並ぶタンクサポート3強の一角であり、そのダメージと影響力はあまりにも大き過ぎると言えるでしょう。そこで、彼のダメージを妥当なレベルまで低下させることにしました。
Qのコストが減少。Eのクールダウンを短縮。
アムムはプレシーズンにてドカンとデビューを果たしたものの、現在はとくに高スキル~エリートレベルのプレイスキル帯において、またしても悲しいミイラへと成り下がってしまいました。スキルにアクセスできる機会を増やすことで、今回は幸せとジャングルの中で嬉し涙を流せるようにしてやりたいと考えました。
Rのクールダウンが高スキルレベルで短縮。
アッシュはほかのマークスマンたちから取り残されてしまっているようです。そこで“アヴァローサンの戦母”のアルティメットのクールダウンを短縮し、より攻撃的にプレイできるようにしました。
Eのクールダウンを短縮。Rの最大ノックアップ効果時間が高スキルレベルで増加。
このナイスな髭男はほかの近接サポートたちから無視されてしまっているため、暖かな強化が必要でしょう。そこでブラウムが味方(とポロ)を守れる機会を増やすことにしました。
Eの増加移動速度が高スキルレベルで低下。
パッチ11.6での調整にも関わらず、ヘカリムは相変わらず大きな図体で走り回っていることから、設けたハードルが低すぎたのは明らかでしょう。今回は、とくに対戦相手にとってイライラの発生源となっている“マップの彼方から疾走してきて、ターゲットを強引にギャンクできてしまう”能力に注目しました。彼を減速させるため、瞬間火力の上限と距離を詰める能力を低下させています。
Eの基本ダメージが高スキルレベルで減少。
パッチ11.6におけるデイジーへのバグ修正とそれに伴うダメージ強化により、現在のアイバーンは何もかもがバラ色となっているようです。彼がスノーボールできる状態になったとしても敵を完全には圧倒してしまわないようにするため、中盤戦でのダメージを低下させることにしました。
Rのクールダウンが低スキルレベルで延長。
カイ=サの強みは“鉄を熱いうちに打てる”ことにあります──即ち、孤立した敵へとダッシュしてバーストダメージを叩き込み、その後すぐさまサイドステップで逃げられるという点です。彼女のアルティメットスキルはとくに試合序盤での逃亡手段としても役立っているので、相手側がレーン戦で彼女を捕まえるチャンスを増やすため、クールダウンを延長することにしました。
Qの追加ダメージ反映率が上昇。Eのクールダウンを短縮。
キンドレッドは救いの手(足?)が必要な状態にあるため、ダメージとスキルの使用可能時間を増やしました。
Qの基本ダメージが増加。
このフレヨルドのお友達も同タイプのチャンピオンの中で苦戦を強いられています。敵の肝を冷やしてもらうため、このアイスボーンへパワーの一部を戻すことにしました。
Qの孤立した敵へのダメージが増加。
パッチ11.3での強化にも関わらずモルデカイザーはまだ弱い状態にあり、とくに瞬間火力とサステイン不足に悩まされているようです。そこで、敵を消し去るためのパワーを高めました。
Eのスタン効果時間を短縮。
レルは味方から敵を引き剥がすピール能力、そして敵集団の動きをまとめて封じる能力により、彼女のチームを少し有利にし過ぎているようです。彼女が味方と協力して行っている高頻度かつ高い安定性を誇るCCチェイン(行動妨害効果を連続して決め、敵をがんじがらめにしてしまうテクニック)にメスを入れるため、レルが持つ非常に信頼性の高い行動妨害の効果時間を短縮することにしました。
固有スキルの増加攻撃速度の効果時間が増加。Eの通常攻撃時効果の基本ダメージが増加。
小さなキノコ愛好家に大きな強化を施すことで、皆さんに彼の真の恐ろしさを思い出してもらいたいと考えました。
Wの基本シールド量が高スキルレベルで減少。
スレッシュはプロやエリート帯で(宇宙のミュージックではなく)甘く悲痛なメロディーを奏でているようです。2番目にランタンのスキルレベルを最大まで上げるビルドの勝率がもっとも高くなっているため、それを弱体化することにしました。
基本攻撃力が減少。
トリスターナはプロレベルの試合において、ロケットジャンプによりトップへと躍り出ました。そこで序盤戦でのダメージを低下させることにしました。
基本攻撃力が減少。
序盤の強力なキャンプクリアと1v1性能、さらに太古より存在する4つの精霊の力を宿したウディアは、ジャングルで大活躍を見せています。すべてのビルドの攻撃力を低下させることで、ほかのジャングル仲間が彼を相手にする際に好スタートを切るチャンスを与えたいと思います。
レベルアップごとの基本攻撃力が増加。
勝率が上がらずに苦戦中のマークスマンと言えば……ヴァルスの名が挙がるでしょう。彼の足りないパワーを補えば、フライドポテトのような脇役ではなく、ボリューム満点のセットメニューへとなれるはずです。
レベルアップごとの基本攻撃力が増加。
パッチ11.6の「イモータル シールドボウ」の弱体化によりヤスオは息切れ状態にあるため、調整の一部を元に戻すことで一息つけるようにしました。
マークされた敵チャンピオンと大型モンスターが周囲の墓を目覚めさせるように。「ミストウォーカー」が敵に向かってジャンプしたときにダメージを与えるように。Eの詠唱時の仕様を変更。
ヨリックはこれまで、平均的なスキルレベル帯では常に活躍できていたのですが、ここ最近は少し勝率が下がってきているようです。上位のスキルレベル帯で見かけなくなっていることに加えて、すべてのスキルレベル帯で強化できるだけの余地があることから、まずはEの満足感と効力を高めました。さらにQoLにまつわる調整も施せば、この“魂の導き手”の惨めさを緩和でき、上位のスキルレベル帯でも対等に戦えるようになることでしょう。
「エッセンス リーバー」は同クラスのアイテム内ではもちろん、それ以外からしても強過ぎる状態にあります。変更後も依然購入すべき価値はあるでしょうが、急いで購入してもこれまでほどの効率は得られなくなるはずです。
パッチ11.4での変更以来、「エバーフロスト」はサモナーズリフトの常連アイテムとなっているようです。3つの魔力系ミシックすべての活用方法が編み出されたのは喜ばしいことですが、相手の動きを封じる能力を考えると「エバーフロスト」のダメージは少々高すぎるため、そこを調整することにしました。
「ドミニク リガード」は瞬く間にマークスマンが2番目に購入するアイテムの筆頭候補へと躍り出ました。そこで相手に強力なタンクがいた場合にこそ購入されるアイテムとなるよう、その万能さに調整を施しました。
「トリニティ フォース」は少し攻撃速度に偏り過ぎており、それが理由で活用できるチャンピオンが限られてしまっていました。そこでより多くのチャンピオンにとって本命のアイテムとなれるよう、新たなステータス(とミシック自動効果)を追加することにしました。
「ターボ ケミタンク」は予想をあっという間に超えて制限速度を突破してしまったため、トルクバンドをもう少し低回転域へとシフトさせることにしました。
サモナーズリフトのランク戦のLPの計算式および全般的なスキル検出方法を改善して、LPの増減を全体的にスムーズにしました。これにより、獲得するLPの増減量に違和感を覚えることが少なくなるでしょう。
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。