冒険者の皆さん、おかえりなさい!
内容充実のパッチ11.17がやってきました。今回はティア4、5のキャリーチャンピオンが活躍する余地を広げ、終盤戦キャリー構成とリロール構成がどちらも有効なメタとなるよう調整を加えているので、ティア3キャリーたちの存在感は少し抑えめになるでしょう。メタといえば…光の番人特性とスペルウィーバー特性にも影響の大きな変更が入っているのでお見逃しなく。また先日の11.16ミッドパッチアップデートではいたずら好きの小さき者たち、ヨードルにナーフ(弱体化)が入っているのでこちらも要チェックです。それではさっそく見ていきましょう!
先週、大規模な変更を行いましたが、メタのバランスはかなり良好なようです。ただ、以下の3体はその枠組みから著しく逸脱していたので、調整を行いました。
9月8日より、チームファイト タクティクスおよびリーグ・オブ・レジェンド関連コンテンツの RP価格を一部の地域で変更 します。具体的には、ブラジル、ラテンアメリカ、ロシア、トルコで為替レートと税制の変動に対応するため価格が上昇します。これに先立ち、8月23日~9月8日の期間にはRP購入時のボーナスRPが2倍になります。具体的な増加量・回数については こちらのリンク をご覧ください!
序盤は獲得アイテムに応じて最適なチーム構成を判断するフェーズであるため、せっかくへらを入手しても「ハズレ」のように感じられる場合があります。へらは本来、黄金色のレアアイテムであるため、「ラプター時点で獲得アイテムは必ず10個以上」という原則の対象外としました。
これまで同様、大型変更にはメタに大きな影響を与えるであろう内容のみを記載しています。
前パッチでは一部の光の番人構成(ガリオを意図的に★1運用することでルシアン/アクシャンに最初にバフを渡す構成、過剰な強さを発揮)をナーフしました。しかし一部の光の番人構成が過剰なまでに強かった一方で、オーソドックスな光の番人構成は活躍できない状態でした。そこで最初にバフを獲得する(あるいは獲得しない)チャンピオンをプレイヤーが決められるよう、光の番人特性にミニリワークを実施しました。こちらは狙ったキャリーが確実にバフを獲得できるようになるという大幅な強化であるため、今後は継続的にデータを観察していきます。
今セットのスペルウィーバーはおおむね「問題ない」状態でしたが、この評価は「可もなく不可もなく」とほぼ同義で、実質的にはラバドン デスキャップの特性バージョンのような扱いでした。今回のリワークではスタックの持つ可能性を伸ばす方向性へ調整し、無限スタックを活かす方向でスペルウィーバーの紋章を活用できるようにしました。
ティア3キャリーがティア4および一部のティア5キャリーよりも活躍していたため、特に活躍著しいティア3チャンピオンにナーフを実施しました。また、序盤のPvEラウンドで入手すると連勝がほぼ約束されていたティア3チャンピオンも存在していたため、★1の性能も調整しています。
ドレイヴンは良好なバランスに近い状態です。今回のパッチでは仕上げとして若干のバフ(強化)を実施し、彼を中心にした構成がドレェェェェイヴン構成と呼ぶにふさわしい強さを発揮できるようにしました。
終盤戦において強烈な影響力を発揮する★1ヴィエゴ。しかしスキル発動が容易かつ高頻度すぎる上、アイテムや特性が揃っていなくても活躍できてしまう点は問題でした。今回の変更によりダメージが大幅に下がるため、今後は特性やアイテムでテコ入れしなければ安定して敵ユニットを倒しきれなくなるでしょう。アイテムを装備させなくても引き続き優秀なCCユニットとして機能しますが、敵チャンピオンを倒しきってもらうには何らかの方法でステータスを補強する必要があります。奪った敵ユニットは体力減少速度が遅くなっており一層の活躍が見込めるので、ヴィエゴへの投資はしっかりとペイしてくれるはずです。★2になれば敵を倒しきれるだけのダメージは出ますが、これまでよりは多少長く時間がかかります。
グウェンは登場以来それなりの状態でした。今回バフされたスキルのベースダメージは3回発動するので、バフ内容も3倍としてお考えください。
ケイルは体力が上昇し、再び有効な選択肢となるでしょう。
ジャイアント スレイヤーに総合的なバフが入り、より汎用性の高いアイテムとなりました。「巨人殺し」の強化ということで、TFT eスポーツのブランドイメージにもバフです。
私が8位になる確率くらい小さな変更です。
アボミネーション(3)は時に圧倒的な強さを示し、フランケンシュタイン愛好家の皆さんをアボミネーション(5)の誘惑へと誘ってきました。ところでフランケンシュタインは怪物の名前だと思われがちですが、実は製作者の博士の名前だってご存知でした?
変更が小さすぎて忘れ去られてしまわなければいいのですが…。
カラスたちの火力不足を感じたらフィドルスティックスにアイテムを1~2個装備させてあげましょう。
アクシャンは戦闘開始時に光の番人バフを獲得する恩恵が極めて大きいため、光の番人特性の変更に伴い予防的ナーフを実施しました。予防的に動ければアクシャン…アクションも一度で済みますからね。
Mortdogによる初のコミュニティー主導ナーフを実施する過程で、Imkilroyからボリベアのナーフが提案されました。しかしその後データと突き合わせてみたところ、ボリベアは他のティア5チャンピオンと比較して明確に強すぎるわけではありませんでした。このため注目を集めるような大型ナーフにはせず、「千刺の熊」が「千一刺の熊」になる程度の調整に留めています。
クライアント上でTFT対戦履歴を確認しやすくするため、従来の「プロフィール」タブとは別に新規タブを配置しました。連勝記録を自慢しやすくなりますね!(8位?ありえません)