「獣たちの宴」リミックスへようこそ!
今回はわたくしMC MR.P2が「獣たちの宴」の新たな変更点を紹介していきます!このパッチ11.4ではチーム構成の柔軟な切り替えや新たな組み合わせの誕生を促すべく、選ばれし者のシステムに対する小規模リワーク、ラッキーランタン/猛威を振るっている特性/リロール型キャリーへの変更が導入に。ぜひClub 2のビートに酔いしれながら変更内容を読み進めてみてください!
前回のパッチで実施したニダリーとナサスのナーフ(弱体化)がやや過剰であったため修正を実施しました。苦い記憶に引きずられてしまった、とも言い替えられるでしょう。またルナーン・ハリケーンとオラフの相乗効果が過剰なまでに高く、揃えば強すぎる一方で揃わなければ弱すぎる状態になっていました。そのため同アイテムが「ラグナロク」のなぎ払い効果を発生させないよう修正し、その補填として攻撃力を増加させています。この変更によりオラフ用アイテムの選択肢も増えると見込んでいます。
ダミーやイカサマダイスなど、うまく活用すれば試合の流れを左右する幸運のランタン。今回の調整では、各種アイテムの極端なドロップパターンを調整しました。
来て欲しい時に来ないものといえば…「選ばれし者」!思い出すのは、あともう1回とリロールするたび机バンバンする選ばれない私。でもご安心を。新パッチからは出現頻度が上がります!…ボーナス性能が全体的に低下するという代償は伴いますが。なお、すべての選ばれし者に付与される基本増加体力200は変更ありません。
ここで重要なお知らせです。「選ばれし者」の性能をナーフして出現率を上げたのは、「たまたま引いた」選ばれし者を売却した後のリカバリーをより円滑にするための施策です。出現率の上昇はチーム構成の変化に合わせて選ばれし者を何度も入れ替えるプレイスタイルを可能にし、次に購入する「選ばれし者」を引くまでの厳しい時間帯や強力な特性ボーナス(特性の詳細は以下を参照)を喪失した時間帯を短縮します。要約すると「選ばれし者」の「選ばれ」感が減少し、そのかわりに出現率が上がって選びやすくなり、1試合のあいだに何度も「選ばれし者」を選ぶようになる、ということです。
特性は非常に強力であるがゆえに失敗の原因にもなりえるもの。中盤戦への移行に失敗したり、リロール構成(低ティアユニットをリロールで★3まで育てて主力とする構成)で盛大にコケたりした経験は誰にでもあるでしょう。今パッチでは、ブローラーの攻撃力と体力ボーナスを減少させ、エルダーウッドに若干の調整を加え、ウォーロードを総合的に下方修正した一方で、カルティスト(9)の大魔王ガリオを強化してドラゴンソウル特性との相性の悪さを抑えています。
パッチ前まで優勢だった特性が軒並み下方修正されていますが、これは変化し続ける試合の流れに対してプレイヤーが順応性を発揮する余地を広げるための変更です。というのも、これまでは最序盤の数ラウンドで獲得したアイテム/チャンピオンが一部の強力な特性を選ぶよう強制してしまっていたからです。今回の特性変更と「選ばれし者」関連の変更は、ゲームの序盤から終盤まで幅広い選択肢を取れるようにすることで、みなさんが更にクリエイティブな(あるいはより尖ったネタ)構成を組み上げる上で必要な「介入能力」を高めることを意図しています。またパッチ11.3ではそれなりの強さだったドラゴンソウルに大きめのナーフが入っている点ですが、これはパッチ11.4で他の各種特性がナーフされた結果、パッチ11.4のテスト環境で猛威を振るうことになったという経緯から調整を加えています。なお、カルティストだけは例外的にバフ(強化)が入り、カルティスト(9)で召喚する大魔王ガリオがドラゴンソウルの祝福2発で倒されてしまわないように強化されています。
まずはチャンピオン達を襲うナーフ(弱体化)のニュースから。ダイアナに再びナーフが入ります。前パッチでナーフされても復活してきた彼女を再びナーフが襲う!この他ナサス、ヤスオにもナーフが入っているのでお見逃しなく。
また、凄まじい火力でトラウマを量産していたOP(強すぎ)ニダリーもナーフ対象に。スポットライトは常に移りゆくもの…まさに諸行無常です。
今パッチではティア1のキャリーチャンピオンが軒並みナーフされていますが、ニダリーに限っては中~近距離での「槍投げ」ダメージが大幅に減少した一方で長距離では火力が増し、最長距離では従来よりもダメージが上昇。これは総合的に見ればナーフですが、最長距離を飛んだ槍の火力は、引き続きスポットライトを浴びる瞬間を(時々は)生み出してくれるでしょう。
自慢のキャリーがティーモのスキルで素振りマシーン、そこであなたはブチギレ魔神…誰しもが経験してきたあの苦しみも今回のパッチで軽減されそうです。
またブラウムはスキル発動速度と硬さにバフが入り、タンク性能が底上げされています。キャリーを守るべく自ら槍を受け止めスキルを発動…というシーンも増えるかもしれません。
これ以外ではノーチラスにもバフが入って防御面の性能が上昇。ショップに並んだらぜひお試しを。
フェイブルドは特性ボーナスが発動するまでが厳しく、発動後は一気に強力になる特性でした。そこで今回はニーコの火力を部分的に特性発動前のスキル威力へ移動させています。
またカタリナの「デスロータス」は対象ユニット数が多く、敵ユニットの一掃性能が高すぎたため下方修正。今後は「レベル9への案内役」とはいかなくなるでしょう。
そしてシヴァーナ。強烈な炎上ダメージでキャリー役を務めてきた彼女ですが、今回のパッチで魔法防御など耐久性がナーフされています。
最大のニュースはオラフが攻撃力低下デバフをブロックするようになった点。モルガナには突然の悲報となるでしょう。また、複数のチャンピオンが★レベル3でのダメージを絞られている一方で、チョ=ガスにはこっそりとバフが入りました。
それ以外の点ではエイトロックスにバフが入りました。敬虔なるカルティスト諸君、捧げよ祈り!掲げよ誇り!(みなさんご一緒にご唱和ください)
ハイリスク・ハイリターンのOPチャンピオンとして名を馳せているサミーラですが、その彼女もナーフは完全には回避できなかった模様です。一方、スキルにバフが入ったヨネは無視できない(忘られざる)存在に。すべての状況が整った時、敵ユニットは単なる踏み石となるでしょう。
果たしてこのバフはアデプト・デュエリストの兄弟構成復権の狼煙となるか?盤面の端から好機をうかがい、異次元の火力を解き放て…るといいですね。
まずガーゴイルストーンプレートに若干のバフが入りました。しばらく不遇の状態が続き、素材が揃っても合成せずにキープするのが定番でしたね。また、同じ境遇だったスタティック・シヴも生まれ変わっています。