「Gizmos & Gadgets Championship」出場者の皆さんもそれ以外の皆さんもこんにちは!
近日開幕するGizmos & Gadgets Championshipに先駆け、大会採用パッチよりも新しいパッチ12.8が登場です。本パッチは安定したメタを維持するため基本的には軽めの調整のみ。プロにはしっかりと練習できる環境を、そして残り数パッチとなった本セットのランク上げでラストスパートに励むそれ以外のプレイヤーの皆さんには安定したランク戦環境を、という趣旨です。主な変更点は不遇状態の戦略のバフ(強化)、活躍できていない★3ティア4チャンピオンのバフ、そして攻撃速度低下システムの調整です。
金のタマゴを早く開けたい気持ちくらい大きな、大きな変更です。
レディアントの遺物の出現アイテムをすべて有効な選択肢とするため、クイッケストシルバーにバフを実施。クイッケストが一層クイックになりました。
ケミテックユニットを多数集めた構成は被ダメージ軽減効果のナーフで生存能力が大幅に低下していたため、強みを復活させるバフを実施。以前よりもバランスを改善(カウンター可能に)しました。
スクラップは現在、ゲーム内でも屈指の競合率を誇る特性です。しかしスクラップ(4)の主な強さは素材アイテムを変換する要素にあるべきところ、その圧倒的なシールド量から単に汎用性の高い強力特性となっていました。
フローズンハートを積んだエコーに接近された後衛キャリーの攻撃速度値くらい小さな変更です。
攻撃速度低下効果のティアに見直しを実施しました。主な変更は30%の部分で、充分な強さを実感でき、かつ強烈すぎて対戦時にフラストレーションが溜まらないバランスを目指しています。新しいティアは20/30/40/50%で、20%は若干の影響を感じられるものの「ウザい」程度、30%は標準ティアで効果もかなり強力、40%は凄まじい影響力でレア扱い、そして50%は一瞬だけの超強力効果として今後の活用に備えておく枠です。新ティアの導入はエコーとフローズンハートへのナーフ(弱体化、後述)となりますが、一方では活用難易度が高い要素や不遇状態の要素(永遠の冬やレナータ・グラスク)にはバフとなります。
攻撃速度低下デバフシステムの変更に合わせ、アッシュとジリアンの攻撃速度低下効果を調整しました。なおジリアンのツールチップは最新情報に更新されていますが、アッシュのツールチップはパッチ内容確定前に修正が間に合わず、15%のままになっています(正しくは20%)。速 度 低 下 デ バ フ 恐 る べ し 。
ガングプランクは★1でもゴールドを稼ぎすぎていました。今回の小規模ナーフで、バンクプランク…ガングバンク?の仇名は返上となるでしょう。
不遇状態だったティア4★3ユニットにバフ、完成難易度に見合う活躍が期待できそうです。
攻撃速度の調整に伴いレナータ・グラスクの攻撃速度低下効果に若干のバフ。戦場を支配し、グラスクの流儀を披露する姿が期待できるでしょう。
暴走パンクガールには少し落ち着いてもらいます。
先述のオーグメント項で説明したとおり、本パッチでは攻撃速度低下システムの改修を実施したため、新システムに適合するよう各種ナーフ/バフを加えました。
これまでダブルアップにおけるプレイヤーダメージは、発生時に2で割り、小数点以下の数値を次ラウンド以降へ持ち越すようになっていました。しかしこれでは序盤でパートナーの援軍に向かい、パートナーのユニットが全滅した状態でラウンドに勝利した場合に不自然な処理が生じます。対戦相手が受けるべきダメージ1を2で割り、小数点以下を無視するとダメージが0になってしまうのです(0.5は持ち越し扱い)。これは不自然であるため、より直観的なしくみへと修正しています。