ヴァスタヤQ&A

Riot Onisaruによる

謎に包まれた種族、「ヴァスタヤ」――アイオニアに生きるそのミステリアスな生き物たちには、エドゥアルド・サンタンジェロ氏のような教養ある紳士ですら途方に暮れてしまうほどです。今回は皆さんから寄せられた数々の質問にお答えするため、世界観構築チームとストーリーチームから、高名な学者の皆さんにお越しいただきました。

なお、これまでに発表されたヴァスタヤ関連の記事をまだご覧になってない方は、ぜひユニバース開発者ブログも合わせてお読みください。


ソラカ、ボリベア、アリスター、トランドルがヴァスタヤではない理由は?

ソラカ、ボリベア、アリスター、トランドルはそれぞれ別の異なった種族です。アリスターはミノタウロスです。しばしば誤解されますが、ミノタウロスはヴァスタヤとは別の進化を辿ってきたと目される種族です。トランドルはトロールです。ソラカは…おそらく霊峰ターゴンと関わりがある別の何かです。そしてボリベアは、フレヨルドの原初の自然の精霊や大自然の力に近い存在です。  

プロモーションビデオで、ラカンとザヤの敵としてゼドを選んだ理由は?

チャンピオンパブリッシングチームがゼドを選んだのは、ラカンとザヤが完全な悪党ではないことを示すためです。二人は目的のために倫理的には「灰色」な行動もしますが、その究極的な目的は高貴なものなのです。ヴァスタヤの始原の魔力を影の力で歪めようとするゼドは、ザヤとラカンが何と戦っているかを示すにはぴったりでした。

ルーンテラの魔法はほとんど、あるいは全て、霊界からもたらされているのですか?

ルーンテラの魔法の源は様々です――「霊界」または「霊的領域」と呼ばれるものや、ヘクステック、さらに他の源など、地域によって魔法の源は異なるとも言えます。いわゆる「霊界」の魔法が最も強いのはアイオニアで、それはさまざまな形でルーンテラに影響を与えています。ぜひシュリーマやターゴンの魔法と比較してみてください。ルーンテラの魔法の多様さが見えてくるはずです。

ザヤとラカンはどんな風に出会い、恋に落ちたのですか?

ザヤとラカンはお互いに一目ぼれでした。いや、何ヶ月か恋の駆け引きをした後だったかもしれません。真面目な回答としては、ザヤラカンのバイオと物語を読んでいただければ全てわかります!

ザヤやラカンのような鳥のヴァスタヤは卵を生むのですか?

そのイメージを頭から追い出すのに何日か苦しんでしまいそうです。いいえ、卵は生みません。

ニダリーとウディアはヴァスタヤとして扱われるのでしょうか?それとも、血が薄まり過ぎていますか?

彼らはヴァスタヤとしては扱われませんが、多少なりともヴァスタヤの血を引いているのは間違いありません。

ヴァスタヤはルーンテラでは一般的に知られていないのですか?

ルーンテラの普通の人々の多くはヴァスタヤを見たことがありません。目撃した人々も、ヴァスタヤのさまざまな部族やその祖先について体系的に考えたことはありません。もしかすると、エドゥアルド・サンタンジェロ氏の研究によって、その状況が変わり始めるかもしれません。もし人々が彼の話を真面目に聞くならば、ですが(彼は少々…話を膨らませすぎるきらいがあるので)。

ヴァスタヤはヨードルと何らかの関係があるのですか?

いいえ、彼らはまったくかけ離れた存在です。

ヴァスタヤとアイオニアの人々の間で結ばれた協定とは?

これについてはのちのち明かされていくことになりますが、アイオニアの特定のヴァスタヤの部族と人間の部族との間には、魔法の共有に関する非常に古い盟約が結ばれています。

ザヤとラカンはどのように戦いの技を身に付けてきたのですか?

ラカンはバトルダンサーです。パフォーマンスと戦闘を組み合わせたその技を、生涯訓練し続けているのです。ザヤは生来の戦士で、実戦を通じてその腕を鍛え上げてきました。

ヴァスタヤに宗教はありますか? あるとしたら、どんな宗教なのでしょうか?

彼らは霊界に近しい存在です。系統的な宗教は持たず、さまざまな自然の精や霊的な動物を尊んでいます。実際、人間のシャーマンよりもずっと深い霊界との繋がりを持っています。

ヴァスタヤが魔法を失いルーンテラ中に離散することになったのは、アイバーンがカミヤナギを切り倒したせいなのでしょうか?

違います。ただ、それをよく思わなかったのは確かでしょう。

どのチャンピオンがヴァスタヤであるか、またはそうでないかは、どのように決めたのですか?

ヴァスタヤという種族は、新キャラクターの制作と、ルーンテラの諸要素に統一感を持たせるためという二つの目的の下に創られたものです。今後の開発においても、そのコンセプトをチャンピオンが「利用し得る」ことを意図しました。私たちのコンテンツにおける各生物の本質は、はじめからきっちりと定められていたわけではなく、世界観構築チームやチャンピオンアップデートチームなどのために想像の余地が残されているのです。

異なる部族のヴァスタヤ同士は子供を作れるのですか?

作れます。例えば「ソジョコ」のような部族は、さまざまな種族が集まって形成されています。子供の見た目は、子供の両親や、子供が育つ場所の周囲にある魔力の性質と量、子供が育つ部族の風習、そして子供自身の個性――特にさまざまな動物の精(スピリット)とのつながりから総合的に決まります。

形態変化するチャンピオンはみんなヴァスタヤですか?

動物ベースのチャンピオンがすべてヴァスタヤというわけではありません。例えば、シュリーマの超越者であるチャンピオンたちは、ヴァスタヤの血も魔力も継いでいません。ヴァスタヤである、もしくはヴァスタヤではないと確定しているチャンピオンについては、他の回答をご覧ください。

今後も新しいヴァスタヤは登場しますか?

現時点ではヴァスタヤの増員計画はありません。ですが、絶対に増やさないと決めているわけでもありません。ルーンテラには、新しいチャンピオンの模索と創造の源となる地域が他にもあります。将来的には再びヴァスタヤに注目するときがきっと来るでしょう。

ヴァスタヤと他の魔法生物を区別するものはなんですか?

魔法生物の種類は実にさまざまです。その多くはヴァスタヤや、ヴァスタヤシャイ=レイ(ヴァスタヤの祖先)とは何のつながりもありません。さらには、ヴァスタヤシャイ=レイの子孫でありながら、ヴァスタヤとの実質的な関係性をなくした生物もいます。ヴァスタヤとは、人間の祖先とヴァスタヤシャイ=レイの祖先を持つ存在です。魔法生物のほとんどに共通する根本的な理論はありますが、同様の体系を持っていることが、同様の種族であることを意味するわけではありません。

ヴァスタヤの血が薄まるには何世代を必要としますか?

数世代の間、ヴァスタヤ以外の他の生物と交わるのが必要なのは間違いありません。つまり、進化のようなものと考えてください。長い時間がかかります。

反乱をしているのは、ザヤとラカンだけですか?

現在はザヤとラカンだけですが、彼らのストーリーに登場した「コル」がロトランのヴァスタヤたちを蜂起させることがあれば、話は変わってくるかもしれません。なお、アイオニアのヴァスタヤの間では、人間の振る舞いに対する不快感が高まり続けています。

なぜ反乱を?ゼドがヴァスタヤに影響する魔力に何かをしたために、彼らは死につつあるのですか?

死につつあるわけではありませんが、ヴァスタヤという種の存続を可能にしているのは、魔力のエッセンスなのです。魔力が少なくなるほど、ヴァスタヤの生命と伝統を維持するための資源が減るわけです。ゼドではないまた別の人間たちが、ロトランの生存に必要な魔力の源泉に手を付け、乱しました。ただ、それは必ずしも悪とは断じられません――善良な人々が善良な理由で、しかしそれが他者にどんな悪影響を及ぼしてしまうかを知らずに行った、結果として悪いことだったのです。ゼドと仲間たちはそれと知らず、または気にも留めず、ヴァスタヤが生存のため必要とする魔力の搾取を強めました――ただ、彼らだけがやっていることではないのですが。この搾取状態はアイオニアの人間とヴァスタヤの各部族の間の緊張に油をそそいでいます――そして、二種族間で結ばれていた盟約に明らかに違反しているのです。

人間とヴァスタヤのカップルは、他の人間やヴァスタヤからは不道徳とみなされないのですか?

不道徳で不自然だと考える者もいるでしょう。ですが、全員ではありません。ルーンテラは多様な文化が息づく場所なのです。

なぜザヤはヨードルに偏見を持っているのですか?

ザヤは、人々が「魔法生物」というだけでヨードルをヴァスタヤと混同していると考えています。ヨードルという種族に対する偏見というわけではないのですが、ザヤはヨードルが人間に味方していることや、人間の理念に基づいた魔法のことを快く思ってはいません。

ヴァスタヤとアイオニアが密接につながっているのなら、なぜシュリーマや霊峰ターゴンの近くの海にヴァスタヤがいるのですか?移住したのでしょうか?

ヴァスタヤが生きていくためには魔力が必要ですが、大量に必要とするわけではなく、またしばらくは魔力なしでも問題はありません(人間と水の関係のようなものだと思ってください)。ヴァスタヤが居留地を作るのは、この世界に魔力が入り込む「泉」や、それを源泉として流れ世界を巡る、見えざる魔力の「川」(たとえるなら、超自然的なエネルギースポットを結ぶレイラインのようなもの)の近くです。ですが、私たち人間が常に清らかな川の近くにいなくても生きられるように、ヴァスタヤはそこから離れることも可能なのです。

ザヤのナミに対する台詞に「仲間になってほしかったのに」といったものがあります。ザヤとラカンと潮呼びの巫女との関係は?なぜナミは同志にならなかったのでしょう?なぜザヤとラカンに責められているのですか?

特別な設定はありません。それらの台詞は、ザヤとラカンがヴァスタヤのチャンピオンと戦わなければならないときに常に抱いている感情を表しています。同士討ちが好きな人なんていませんからね。

なぜニダリーはヴァスタヤとして扱われないのですか?

上でも書きましたが、ニダリーの祖先は、ヴァスタヤと呼ぶには血が薄すぎるのです。同様に、ウディアも多くの動物の精の力を使えますが、それらの動物に変身できるわけではないため、真のヴァスタヤではありません。

なぜ「ヴァスタヤ」という名前にしたのですか?彼らの共通点は?なぜヴァスタヤを作る必要があったのですか?この新種族のアイデアはどこから手に入れたのですか?うまくいくかチェックするためのテストのようなものは行いましたか?

「ヴァスタヤ」は、エキゾチックでアイオニアっぽく、叙情的な響きを持つ名前を追求した結果生み出されたものです。その他の質問への答えについては、「/dev:ヴァスタヤの進化」をお読みください。

ヴァスタヤには指導者がいるのでしょうか?あるいは階級があるのですか?それとも団体が?

そういったものを持つ部族もありますが、それぞれの部族に固有の制度であり、ヴァスタヤという種族全体としてのものではありません。ラカンによれば、「最高」なのはラカンだそうです。彼がプランをちゃんと覚えられる日には、ザヤも彼に同意するかもしれませんね^^


ルーンテラの荒野にはまだまだ多くの秘密が隠されています――ですが今日のところはいったんここまで!皆さんの好奇心が満腹になったよう願っています!


6 months ago

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