Ask Riot:リヴェンのバランス、プロシーンのパッチ

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今週はリヴェン、ルーンテラの言語、プロシーンのパッチについてお話しします。

ヤスオについては様々な質問に回答されていますが、リヴェンについてはどうですか?バランスチームは彼女が強過ぎだと考えていないのですか?

リヴェンが強過ぎ(OP)だという認識はありませんが、彼女には相手にすると厄介な要素が多く存在しています。

リヴェンは操作が難しく、学習難易度が全チャンピオンの上位15%に入る上に、彼女を使用するプレイヤーは他に使えるチャンピオンがいないというケースが多々存在します。結果、リヴェンというチャンピオン自体の勝率は膨れ上がり、勝率曲線が大きく歪められています(リヴェンを使うプレイヤーが、リヴェンをバンされたり相手チームにピックされて他のチャンピオンを使わなければならない場合、彼らの勝率は平均よりも低くなりがちなので、MMRが押し下げられるのです)。

さらに、リヴェンのスキルセットの基礎には彼女を成功に導くための仕掛けが豊富に組み込まれています。特にそこから得られる高い機動力は顕著で、自ら戦いを始めることも、戦場から離脱することもできます。これに攻撃性能と平行して伸びる防御性能(Eとデスダンスのライフスティール)が組み合わさることで、味方と連携の取りにくいソロキューにおいて、序盤で得たアドバンテージを広げて押し切る能力を高めているのです。

これらすべての要素が合わさって、勝っている時のリヴェンは「止められない」という印象に繋がりますが、リヴェンプレイヤーたちは必ずしも彼女のスキルセットが持つ戦術的な優位性を、並外れた確率で勝率に結び付けているわけではありません。

PhRoXzOn/Trading Stance、
アソシエートゲームデザイナー、ライブゲームプレイ

ルーンテラの様々な言語はどうやって作り出しているのですか?

これは実はつい先日、新チャンピオンであるオーンの民謡、「炉床の家へと続く道」が公開された際にも聞かれた質問です。歌詞はもともと(ライアットがプロデュースするサウンドトラックのほとんどのように)英語だったのですが、世界中のプレイヤーから北アメリカ地域をひいきにしているという意見がこれまでに寄せられていたため…今回は趣向を変えて、古代フレヨルド語で歌ってもらうことに決めたのです!

仮に現代のフレヨルド人が現代的なルーンテラの言語を使用していると仮定するなら、この民謡はその元となった古の言語、おそらく数世紀以上も使われていなかった言語(現実世界におけるラテン語や古期英語、アラム語にあたるもの)で歌われていたはずです。

まずは、ライターのMatt Dunnと作曲家のKole Hicksが、オーンの物語にまつわるたくさんのイメージアートを見ながら曲調を決定しました。その後、私たちはどのような響きを持つ言語にすべきか話し合いました――チャンピオンの名前を決める時も、似たような話をするかもしれません。「フレヨルド」という言葉は北欧のいくつかの方言で「凍った土地」というような意味になるので、ここを出発点として、デンマーク語やノルウェー語、スウェーデン語、さらにはドイツ語も参考にして、この言語における喋り方や母音を考えてみました。結果として、これらのどれとも似つかず、それでいてこれらのすべてを含んでいるような言語が出来上がりました。

言語や物語は、チャンピオンやルーンテラの独特なスタイルと雰囲気を生み出すうえで大きな役割を果たしています。これは新たな物語を、皆さんがすでになじんでいる他の要素と簡単に結びつけることのできる優れた方法であり、今後もライターたちと一緒に色々な可能性を模索してみたいと考えています。

ここまでのところ、プレイヤーからの反応は驚くほど好意的です!すでにカバーバージョンも登場していて、才能豊かな歌い手たちがそれぞれの母語で歌っているものもあります――もちろん、英語バージョンもあります!

Scathlocke、
シニア・ストーリーエディター、ワールドビルディング(世界観構築)、LoL

プロシーンが最新のパッチを使わないのはなぜですか?

パッチが一つ変わっただけで、数スプリットにわたってまるで使われていなかったチャンピオンが突如誰にも止められないキルマシーンに変貌し、毎試合取り合いになることもありますし(某ミスター・“未知なる恐怖”など)、ほんの少しの変更ですら、有効な戦術がガラッと入れ替わってしまうこともあります。これを考慮して、プロが変更に対応する時間を十分に確保できるように、競技では一つ前のパッチを使うようにしています。

パッチがリリースされてから一週間の猶予を設けることで、各チームがパッチを検証して、競技に入る前に変更点に合わせて戦術やプレイスタイルを調整することが可能になります。現在のパッチ周期なら、あるパッチで試合を行う前に、プロは約10日間かけてそのパッチで練習を積むことができます。

もし強過ぎる、あるいはバグっているチャンピオンが現れたとしても、一週間の猶予があればその間にこれらの“例外”をホットフィックスで修正して、プロリーグへの悪影響を避けられます。

最新のパッチでプレイしなければいけないとなると、プロプレイヤーは変更に備えるためにPBE(パブリックベータ環境)上で長時間プレイする必要が生まれます。プロは試合に向けた準備の質の高さによって報われるべきであり、PBE上で、最終的にはリリースされないかもしれない要素も混じった状況のなか練習しなければいけないなら、せっかく時間をかけて積み上げたことが無駄になってしまう可能性があります。

プロは通常のマッチメイキングで練習する以外にもやることが色々ありますので(チーム内紅白戦、戦術確認、試合のビデオ分析など)、最新のパッチに向けた準備をするための猶予を設けることで、競争力の維持にかかる労力を軽減しようとしているわけです。

Grza、シニアマネージャー、リーグオペレーション、eSports

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なお、私たちはすべての質問を読みますが、そのすべてに回答するとは約束できないことをご理解いただければと思います。なぜなら、質問の内容によっては他の場所で既に回答されているものもあれば、ここには相応しくないものである場合もあるからです。たとえば、ここで新機能や新コンテンツの発表を行ったり、別の場所で既に詳しく話されている問題を取り上げることはありません(ただし、個別のポイントを明確化することはあります!)。

ですが、私たちは耳を傾け続けていますので、これからもどんどん質問してください。あなたの質問は、あなたが関心をお持ちの事柄に関わっているライアターに必ず伝えられます。


2 months ago

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