Worlds 2017 出場24チーム 全選手紹介


中国で開催される2017 World Championship。今年は過去最多、13の国と地域から24チームが出場。ここでは24チームの全選手(と一部コーチ)を一挙に紹介します!

各チーム&選手の情報を読んで、開幕から盛り上がり間違いなしのWorlds 2017に備えましょう!




韓国 – LCK


Longzhu Gaming



Coach    -   ガン・ドンフン (Hirai)

LCKにSplit最優秀コーチ賞があったら、今季の確実な受賞者であっただろうHirai。散々な成績だった2017 LCK Spring Splitの終了後、彼はリスクを承知でトップ、ミッド、ジャングルのプレイヤーを変更するというチームの大規模刷新を実施。この賭けが大きな成功につながり、チームは初のLCK優勝、そしてWorlds 2017の出場権獲得を実現しています。

Hiraiの指導力はまた、トップのKhanによるMVP獲得とLongzhuの名ボットレーンコンビPraYとGorillAの復調も陰ながら支えています。

Top    -   キム・ドンハ (Khan)

1年前は完全な無名プレイヤーだったKhan。しかし今年のWorldsでは中国全土に彼の名が響き渡ることになりそうです。実は2013年にトップレーナーとして母国韓国でデビューした直後、中国へ渡って3年間も不遇の時代を過ごしており、Longzhu Gamingへ移籍して母国へ帰ったのも2017 LCK Summer Splitのことでした。

しかし移籍後は大爆発を見せ、地域屈指のトップレーナーとして圧倒的な活躍を見せます。圧倒的なアグレッシブさも然ることながら、それが「裏目に出ない」点が彼の特徴です。タンクを拒むことでも知られていますが、レギュラーシーズン通算でジェイス10勝1敗、ジャックス5勝無敗という戦績を残されては誰も文句をつけられないでしょう。Worlds 2017は、彼の才能を見抜けなかったすべてのチームに実力を見せつけるチャンスになりそうです。

Jungle    -   ムン・オチャン (Cuzz)

2017 LCK Summer Split、Crashが退団した後に17歳という若さでLongzhu Gamingのスタメンジャングラーの座を手にしたCuzz。半年間を控えとして過ごしていた彼が、巡ってきたチャンスを確実にモノにしたのはさすがというべきでしょう。

元々はソロキューで名を馳せており、2016年には韓国チャレンジャーランキングを1位で終えています。カ=ジックスやエリスといったチャンピオンをピックした時のキャリー能力は極めて高く、レギュラーシーズンには13勝5敗という好成績を残しています。一方で、チームの支援を得意とするグラガスでも8勝無敗と活躍。果たしてこのルーキーは世界トップクラスのプレイヤーにも通用するのでしょうか。注目です。

Mid    -   グァク・ボソン (Bdd)

2016年に韓国CJ EntusでプロデビューしたBdd。しかしチームはシリーズ終了時にLCKから降格したため、2017年にはLongzhu Gamingへと移籍しています。

現在18歳ながら、すでに実力は世界屈指のミッドレーナーとの対戦を通じて証明済み。今季はキル関与率78 %という凄まじい嗅覚でLCK総合トップとなるKDA 11.3という成績を叩き出しています。タリヤとガリオは合計で24回ピックし、結果は20勝4敗。マップの至る所で試合に関与できているのも納得です。Worlds 2017出場権を獲得した彼は、果たして「Fakerを2度倒す」ことができるでしょうか?

ADC    -   キム・ジョンイン (PraY)

PraYはリーグ・オブ・レジェンド史上でも指折りのADCとして知られるプレイヤーです。デビューは2012年で、Najin Black Swordのメンバーとして2012-2013 OGN Champions Winter優勝も経験しています。エズリアルとトゥイッチを得意とし、アグレッシブなADCが試合に与えられる影響の大きさを世界に知らしめたプレイヤーでもあります。

2014年は休養していましたが、その後ROX Tigersに加入してプロシーンへ復帰すると2回のWorlds出場を果たしています。ROXではあと一歩で優勝を逃し続けてきた彼ですが、今年はLongzhu Gamingの一員として優勝を目指します。安定感抜群のサポートGorillAとのコンビは2017 LCK Summer Splitプレイオフ決勝ですでに王者SK telecom T1を一度撃破済み。果たして今年はPraYにとって三度目の正直となるでしょうか?

Support    -   ガン・ボムヒョン (Gorilla)

Gorillaはこの数年で韓国トップクラスのサポートに上り詰めた選手です。スレッシュとジャンナを得意とし、視界管理の上手さと交戦タイミングの慎重な見極めで巧みに戦局をコントロールします。

ROX Tigers時代には…そして現在のLongzhu Gamingでも、キルを狙って突っ込みすぎたPraYを助けたりフックやスタンでピックオフを決めたりとチームの躍進に大きく貢献。2017 LCK Summer Splitプレイオフで優勝を果たし、熱い仲間たちと再びWorlds優勝を目指します。


SK Telecom T1



Coach    -   キム・ジョンギュン (KkOma)

World Championshipを優勝したプレイヤーだけが手に入れられる栄誉、「自分スキン」。しかしKkOmaはコーチとして世界で唯一、「自分ワードスキン」を作られる栄誉に浴しています。これもSK Telecom T1の頭脳としてチームを4回World Championshipへ導き、そのうちの3回で優勝を果たした実績を認められてのことでしょう。また彼が自ら定義した「優れたヘッドコーチの条件」は、今や多くの人がこのトピックを語るベースとして使われるようになっています。SKTは苦しいシーズンを過ごしましたが、やはり今年もサモナーズカップを目指しWorlds出場を決めています。

Top    -   ハオ・ソンフーン(Huni)

NA LCSのImmortals在籍時代にキャリートップレーナーとしての実力を示したHuni。その後は太平洋を渡ってSKTに加入し、LCKに復帰しています。明るく無害そうに見える彼ですが、その見た目に騙されることなかれ。わずかな隙を見せればリヴェンでクアドラキルを決めてきます。

過去の目標は世界王者(それも通算3回)打倒でしたが、倒せないのならばそこに加入すればいい、と戦略を変更。SKT加入直後のSplitでは大活躍を見せ、2017 Mid-Season Invitationalの優勝にも大きく貢献しています。しかし続く2017 LCK Summer Splitでは強烈なスランプに陥り、チームメイトのUntaraに出場機会の大半を譲りました。Worldsのステージ上であの雰囲気を味わえば、彼のトレードマークである強烈な自信も復活するかもしれません。

Jungle    -   ハン・ワンホ(Peanut)

韓国随一のアグレッシブジャングラー、Peanut。「計算ずくの大暴れ」を得意とし、凄まじい勢いをもって試合を支配してしまうことも珍しくありません。しかしそんな彼もNaJin e-mFireでのデビュー当時は本当にひどい成績でした。しかし2016年にROX Tigersへ移籍してから快進撃を開始。今年からはSK telecom T1で暴れています。

見事な戦略的予測で敵ジャングルキャンプをスティールしているかと思えば、その直後にはためらうことなくタワーダイブしてダブルキルをさらうなど、Peanutはカオスと冷静さを両立させた極めて珍しいスタイルを特徴としています。しかし2017 LCK Summer Splitには不振が続き、控えの(より安定感のある)Blankと出場機会を二分することとなりました。リー・シンで14キルを上げた2017 Mid-Season Invitationalの魔法を再現できれば、WorldsではPeanutの復活を見ることができるかもしれません。

Mid    -   イ・サンヒョク (Faker)

リーグ・オブ・レジェンド史上最強のプレイヤー、Faker。しかし地元韓国で「魔王」の異名も持つFakerも、普段は物静かで礼儀正しい青年。その物腰からはとてもサモナーズリフトでの苛烈なプレイは想像できません。

Fakerはまたミッドレーナーに求められる水準を何度も上げてきた選手でもあります。 世界王者の証であるサモナーズカップを2013年、2015年、2016年と3度も手にしたうえ、2016年大会ではMVPも獲得。さらにLCK優勝6回、Mid-Season Invitational優勝2回の実績もあります。今年のWorldsにはLongzhu Gamingという強敵が出場しますが、サモナーズカップを懸けた戦いでFakerを打ち負かすのはLongzhuといえど相当な難題となるでしょう。

ADC    -   ベ・ジュンシク (Bang)

Bangは圧倒的な勤勉さで知られるADCです。練習スケジュールが非常に綿密なことで知られますが、ただ練習するだけでなくきっちりと成績にも結びつけています。 また世界で唯一、韓国ソロキューのチャレンジャーで1400 LPに到達した記録も保持することでも知られます。Worldsでは2015年と2016年に優勝を果たし、リーグ・オブ・レジェンドの歴史にその名を刻んでいます。

不振気味だった2017 LCK Summer Splitでも、彼とWolfのボットレーンコンビはチームの屋台骨として奮戦しています。今年のWorldsでも2017 Mid-Season Invitationalと同じくらい会場を沸かせて、SKTの3連覇に貢献してくれることでしょう。

Support    -   イ・ジェワン (Wolf)

SK Telecom T1というオオカミの群れを率いる歴戦のサポートプレイヤー、Wolf。コミュニケーション能力が高く、パートナーのBangとはコンビ練習を欠かしません。ボットレーンにおける2人の絆は誰にも壊せないほど強く、Worlds 2015 とWorlds 2016の連覇においてもBangが火力を出し続けられるよう強力にバックアップしています。

サポートのメタ(戦略やチャンピオンのトレンド)の変化にも迅速に対応し、今季レギュラーシーズンではアリスターで9勝3敗の成績を上げた他、プレイオフ準決勝のkt Rolster戦でピックしたラカンはリバーススイープのかかった重要な局面で2度の勝利に貢献しています。サポートプレイヤーですが闘争本能は極めて高く、プレイオフ決勝でLongzhu Gamingに負けたことはWorlds 2017に向けたモチベーションに火をつけたことでしょう。

Sub / Jungle    -   ガン・ソング(Blank)

ジャングルのスタメン争いを戦い続けてきた男、Blank。2015年にStar Horn Royal Clubでプロデビューを果たしますが、2016年にチームがLPLから降格したタイミングでSK telecom T1へ移籍。ベテランジャングラーBengiの控えのポジションに就きます。LCKデビュー後の数ゲームはパッとしなかったものの、彼は出場機会を求め戦い続けました。

2016年のシーズン終了後にBengiが退団した時はついにBlankの時代が来たかと誰もが思いましたが、SKTは即座にスーパースタージャングラーPeanutと契約します。しかし彼はくじけません。そして2017 LCK Summer Split、不振に苦しむチームがついに彼を起用すると、見事にチームを復調へと導いてみせました。今年が2度目のWorldsとなるBlank、そのプレイでWorldsでもチームを導くことができるか、注目です。


Samsung Galaxy



Top   -   イ・ソンジン(CuVee)

デビューから今までずっとSamsung Galaxyで過ごしてきたCuVee。Worlds 2016ではビッグプレイを連発した他、試合をソロキャリーしたこともありました。

一方でCuVeeはプレイにムラがあるという課題も抱えています。優勝候補の一角として再びWorldsに望む今年、王者を打倒するのであればこの点を修正する必要があるでしょう。

Jungle   -   ガン・チャンヨン(Ambition)

ベテランジャングラーとして活躍するAmbitionですが、実は2016年までWorlds出場を逃し続けてきた過去を持ちます。2011年にミッドレーナーとしてプロデビューした当時は韓国トップクラスの安定感を持つプレイヤーと評価されていましたが、しばらく活躍した後にCJ Entusでスタメンジャングラーにロールを変更。

その後2015年年末にSamsung Galaxyへ移籍するとその遅咲きの才能が本格的に開花。世界大会出場にふさわしい成績を引っさげてWorlds 2016に初出場を果たし、そのまま決勝戦にまで進出しました。今年も遅咲きの大輪をWorldsのステージで咲かせてくれることでしょう。

Mid   -   イ・ミンホ(Crown)

元々ブラジルでプロ活動を始めたCrown。しかし同じ韓国出身のReSet(ジャングラー)と共に渡ったブラジルでのプレイ期間はとても短いものでした。Samsung Galaxyスタメンミッドレーナーの座を手にして韓国へ帰国することになったのです。

ビクターやアジールといったコントロールメイジを得意とし、その心は常に世界トップクラスのプレイヤーになるという情熱に燃えています。初出場となったWorlds 2016では決勝まで勝ち進んだ上にFakerと互角に渡り合いましたが、あと一歩のところで敗北を喫しています。

ADC   -   パク・ジェヒョク(Ruler)

Samsung Galaxyの他スタメンより後でチームに加入したRuler。彼がこれまで所属したチームはたった2つですが…ひとつは韓国チャレンジャーチームで、もうひとつがWorlds 2016のファイナリストチームなのですから、そのギャップには凄まじいものがあります。

昨年のWorldsではその万能さをいかんなく発揮し、様々なチャンピオンで見事なパフォーマンスを見せました。特にジンの動きが素晴らしく、彼がジンのULTを放つとこのスキルは対象指定だったかと一瞬混乱するほどでした。2017 LCK Summer Splitではヴァルスやアッシュといったユーティリティ系のチャンピオンをピックすることが多かったため、RulerがWorldsのメタに対応できるかどうかがチームの命運を左右する要因となるでしょう。

Support   -   ジョ・ウンイン(CoreJJ)

CoreJJは韓国でプロデビューしたあと北アメリカへと渡り、NA LCSのTeam DignitasでADCを務めていた経歴を持つプレイヤーです。しかしDignitasは成績が振るわず、CoreJJはチームを去って韓国への帰国を決意。その後スタメンADCとしてSamsung Galaxyに加入しますが、後にRulerという有望な若手ADCが加入するとサポートに転向しています。

その後はWorlds 2016の韓国Regional Qualifier で見事なパフォーマンスを見せ、Wraithに代わりスタメンサポートの座を獲得。続くWorlds 2016本戦から現在までスタメンの座を守り続けています。

Sub / Jungle    -   ガン・ミンスン(Haru)

歴戦のベテランAmbitionの代わりとなるべくチームに加入したHaru。しかしレンガーやカ=ジックスといったチャンピオンを使った時のプレイスキルの高さは申し分ないものの、リーダー不在ではチームは上手く回りませんでした。今年のWorldsは彼にとって世界屈指のジャングラーから多くを学び、さらなる成長を遂げる絶好の機会になるでしょう。




中国 – LPL


Royal Never Give Up



Coach   -   ファン・ディンシャン(Firefox)

Firefoxは2015年にLPLのLDGでデータアナリストとしてキャリアをスタートした後、2016年にEDE(EDGの姉妹チーム)へ移籍し、その後もいくつかのチームをアナリストとして転々とした経歴を持ちます。しかし2017年、大きな転機が訪れます。RNGからヘッドコーチのオファーが届いたのです。当時のRNGはMataとLooperを失いあまり期待もされていない状態でしたが、Firefoxは「RNGはWorlds優勝経験者がいなくてもLPLの強豪だ」と実力を証明。ルーキーコーチFirefoxはメンバー全員が中国人の中国代表チームを率いてWorlds 2017に挑みます。地元ファンの夢を実現するために。

Top   -   ヤン・ジャンツ(Letme)

Royal Never Give Upの大黒柱となったLetmeは、2015 Spring Splitでキャリー重視のスタイルを武器に頭角を現してからチーム重視へとプレイスタイルを変化させたプレイヤーです。当時はまだGametee所属でしたが、RNGは頻繁にソロキルを決めるLetmeの活躍に注目し、シーズン終了後にGameteeが解散するとLetmeとXiaohuの両プレイヤーと契約します。

その後RNGがLooperを獲得したためLetmeはTeam RYLへ送られますが、その後中国二部リーグでの経験を通じて劇的な進化を遂げ、2017年にはRNGへの復帰を果たしました。ミニオンを押し込むアグレッシブなレーニングを好み、テレポートのタイミングも抜群です。

Jungle   -   リゥ・シーユー(Mlxg)

Mlxgは中国トップクラスの実績とダイナミックなプレイで名を馳せるプレイヤーです。2014年にKINGに加入するやいなやチームを驚異的なスピードでLPLへと昇格させ、National Electronic Sports Tournament(NEST)で1位、G·Leagueで2位の成績を残しています。なおチーム自体はSpring SplitプレイオフでSNAKEに惜敗しましたが、Mlxgはその活躍からルーキオブザイヤー賞を獲得しています。

そして2015年5月、Mlxgは熱い野心が認められてついにRNGへと移籍。彼が加入した後のRNGは、2016 LPL Spring Split 1位、2016 LPL Summer Split 2位、2017 LPL Spring Split 2位、Rift Rivals 1位と快進撃を続けています。チャンピオンプール(得意チャンピオンの幅)も広大で、ダメージ重視からチーム志向までさまざまなチャンピオンを使いこなしますが、彼自身は敵ジャングルにインベードをしかけるチャンピオンを好んで使用します。

Mid   -   イ・ユェンハオ(xiaohu)

チームの要としてRNGのマップコントロールを中央で支えるXiaohu。デビュー当初はLetmeと共にTeam Gameteeでプレイしていましたが、ルーキーにもかかわらずLPLのベテラン相手にも物怖じすることなく果敢に挑む姿と俊敏な操作技術で、めきめきと頭角を現しました。チャンピオンプールを広げる努力を決して怠らず、多数のチャンピオンを使いこなしますが、アジール、ルブラン、シンドラ、タリヤを特に得意としています。

過去にはやや自己中心的なプレイが目立ったXiaohuですが、現在は安定感のあるチームプレイに力を注いでいます。Summer SplitではKDA、平均ゴールド獲得量/分、平均ダメージ量でLPLの全ミッドレーナー中3位と好成績を維持しながらCSで1位を獲得し、さらに集団戦参加率では脅威の76.3 %をマークしています。

ADC   -   ジェン・ツィハオ(Uzi)

世界有数の人気プレイヤー、Uzi。中国では狂犬の異名で知られますが、その名とは裏腹に安定してトップレベルのプレイをし続けるベテランプレイヤーでもあります。Royal加入は2014年で、同年にTGA Grand Prix Winterで伝説のペンタキルを達成して一躍注目を集めました。

Worldsでは2013年と2014年に決勝進出を果たしています。残念ながら2回とも敗北していますが、Uzi自身は非の打ち所がない見事なプレイを披露しました。ヴェインの名手として知られますが、実はどのマークスマンでも活躍しています。またレーン戦の強さは世界最高峰(あるいは最高)と評価されており、対戦相手をさも簡単そうにキルすることも珍しくありません。近年は経験を重ねた結果か、キャリー的なスタイルからチームを支えるプレイスタイルへとシフトしています。Worlds 2017でも、対戦相手にとっては世界屈指の強敵となることは間違いないでしょう。

Support   -   シ・センミン(Ming)

元プロプレイヤーのPDDと共同設立したチームYMで活躍して有名になったMing。その後Worlds 2016が閉幕するとRNGへ移籍し、Uziの新相棒…別名「狂犬の女房」となりました。この1年間成長を続けたことと、謙虚な人柄が相まって、観衆からは圧倒的な人気を集めています。

過去にはザイラやカルマといったダメージ重視のサポートチャンピオンの名手で通っていましたが、パッチの適用でメタが変化すると即座にスレッシュやタム・ケンチ、ブラウムなどのタンクサポートの扱いに順応、RNGの戦略多様化に一役買いました。Ming最大の武器はまさにこの順応力で、控えADCのWuxxと組んだ時には安全第一でスローなプレイをし、Uziと組んだときにはずっとアグレッシブに試合を進めます。

Sub / Jungle    -   フー・ジーウェイ(Y1han)

韓国サーバーのソロキューで高ランクにつけて注目を集めたY1han。そのプレイスタイルは超アグレッシブで、韓国プロの手にも余るほど。RNGとの契約後も何度となく素晴らしい成果を出しています。エリス、リー・シン、カ=ジックス、グレイブスなどのアグレッシブなチャンピオンを特に得意とします。




Edward Gaming



Coach   -   チョン・ノチョル(Nofe)

プロ選手としては大成しなかったNofe。しかし引退後コーチに転身すると瞬く間に才能を開花させました。2014年末にHUYA Tigersに加入すると2015 Spring SplitにはLCK昇格を果たし、Worlds 2015出場まで着実に成長を続け、Worlds決勝まで勝ち進んで世界を驚かせました。2016年にも優勝候補として再度Worlds出場を果たしますが、準決勝で(後に大会優勝する)SKTに敗北。その後はROXが一度解散したタイミングで中国のEDGでコーチに就任しています。

一見すると優しげなNofeですが、コーチとしては非常に厳格。また、EDG加入後には最初の課題として大舞台に弱いCelarlove7のメンタル強化支援に取り組んだ他、長期投資の一環としてAudiなど新プレイヤーの育成にも注力しています。今年のWorldsでは、「これまでのEDG」という殻を破るという課題に挑みます。

Top   -   チェン・ユーハオ(Mouse)

2016 Summer Splitにサポートからトップへとポジションを転向したMouse。転向後はレーン対面を圧倒しながらチームのサポートも欠かさないプレイヤーとして活躍を続けています。特に彼のマオカイはまさにチームを守る不破の盾。対戦相手にとっては悪夢そのものです。

2016にはEDGの一員としてSummer Splitを全勝で制覇、Worldsにも出場しています。しかし大会期間中に家庭の事情で帰国せざるを得なくなり、チームとともにWorldsを戦いきることはできませんでした。今年はチームを支える静かな柱として最後まで戦い切るべく、再びWorldsに臨みます。

Jungle   -   ミン・カイ(ClearLove7)

今シーズンでプロ生活も7期目となるClearlove「7」。実は彼、今シーズンの開幕時にサモナー名をClearloveからClearlove7へと変更しています。シーズン2~3にWorld Eliteで伝説的プレイヤーとなりEDG加入後も活躍を続ける彼は、中国リーグ・オブ・レジェンド界の先駆者・代表的存在です。

Worldsの舞台でも世界最高峰のチームメイトや対戦相手と戦ってきた彼ですが、未だにサモナーズカップを手にしたことはありません。豊富な経験と優れたマップ把握能力を手に、彼は今年もまたWorldsの舞台に臨みます。

Mid   -   イ・エチャン(Scout)

デビュー後はFakerやPawnの代役としてプレイしていたものの、EDG移籍後はわずか1年でチームの要にまで成長したScout。プロデビュー前はアサシンチャンピオンを極めたソロキューの有名スターとして名を馳せていました。

EDGの一員としてWorlds 2016に出場した後はさらにプレイに熱が入っており、2017年は安定してスタメン出場を果たしています。チームの「博打要因」だったのは過去のこと、今や安定感のあるミッドレーナーに成長してチームのセーフティネットの役目を果たしています。今年は進化の年だったようで、2017 LPL Summer Splitプレイオフ決勝ではMVPも獲得。勢いもそのままにWorldsに再挑戦します。

ADC   -   フー・シェンザオ(iBoy)

2016 LPL Trainee Program参加中にEdward Gamingに声をかけられ、同チームに加入したiBoy。2017 Summer Split後半に出場機会に恵まれた試合では毎回いい成果を上げています。

得意チャンピオンはコグ=マウやトリスターナといったハイパーキャリー。2017 LPL Summer Split決勝ではRNGのリバーススイープにも貢献しました。

Support   -   ティエン・イエ(Meiko)

2014年後半にEDGに加入すると、一年にも満たない期間で2014年Demacia Cup、2015 LPL Spring Split、さらに2015 Mid-Season Invitational優勝と数々の戦果を上げてEDGの主力となったMeiko。2017にはEDGキャプテンとなり、LPL屈指の強豪を率いる注目プレイヤーになりました。EDGを勝利に導くその姿はプレイと指揮の両面で成熟を見せており、冷静さも増しています。

ブラウムやスレッシュ、アリスターといった連携が得意なチャンピオンのスキルショット精度でも有名で、特にスレッシュのフックはその凶悪なまでの命中精度から彼を象徴するスキルとなっています。今年のWorldsでも大暴れが期待できそうです。


Team WE



Coach   -   ユン・ソンヨン(Homme)

2013年にコーチとしてデビューしたHomme。その後は類まれな戦術観と優れた人柄でSamsung Galaxy WhiteとSamsung Galaxy Blueの両チームを何度もLCK王者へと導き、SSWコーチ時代にはWorld Championship優勝まで果たしています。Worlds優勝後は中国で数年間活動しており、今年は歴史ある強豪Team WEを5年ぶりのWorldsに導きました。プレイヤーと良好な関係を築くことでも知られており、試合前には各プレイヤーにメッセージを渡す姿を、ドラフト中には選手たちの肩を叩く姿を見ることができます。プレイヤーにとっての彼は優れた戦略家であるだけでなく、友であり師なのです。

Top   -   ケ・チャンギュ(957)

Team WEのアカデミーチーム所属時代に新星のごとく輝きはじめた957。その後は2016年にメインチームへと移籍してLPLデビューを飾っています。年齢は24歳と他のチームメイトよりもかなり上ですが、彼にとって年齢は問題ではないようです。

シェンやマオカイといったチーム重視のチャンピオンを使いこなし、今やチームの中心的プレイヤーへと成長。タンク系チャンピオンを好んで使いますが、一方で彼のクレッドには1人で試合を決めるような圧倒的強さがあります。これについては2017 Mid-Season Invitationalでご覧になった方も多いのではないでしょうか。

Jungle   -   シャン・レンジェ(Condi)

CondiはオールスターチームM3でプロデビューし、その後Team WEへと移籍したプレイヤーです。圧倒的なキャリー力で急激に人気を獲得した他、凄まじいプレッシャーの中でも正確にスマイトを決めるプレイを連発することから「バロンの子」というニックネームも付けられています。現在はTeam WEのキャプテンとしてチームの活躍を中心から支えています。


Mid   -   ス・ハンウェイ(Xiye)

Xiyeは2014年に中国二部リーグでデビューした後、バーストに優れたアサシンとコントロールメイジでの凄まじくアグレッシブなプレイを決め続けて大きな注目を集めたプレイヤーです。定石から外れたビルドをすることでも知られ、メジャイ・ソウルスティーラーを購入することも珍しくありません。またアニーやダイアナといったチャンピオンの名手としてもよく知られています。

広大なチャンピオンプール(得意チャンピオンの幅)を持つオールラウンドなプレイヤーですが、それはたゆまぬ努力の結果でしょう。時にはチームのためにサポート的なプレイスタイルにも切り替えてみせます。しかしアサシン名手として錆びつくつもりは毛頭ないようで、2017 Mid-Season InvitationalではルシアンでFakerをソロキルしてその実力を誇示しています。

ADC   -   ジン・ソンズン(Mystic)

Mysticは当初Jin Airでプロデビューを果たした後、Team WEのアカデミーチームを経てTeam WEのメインチームへと上がってきたプレイヤーです。当初は成績が振るわずにいましたが、長い期間耐え忍んだ末、ついに一流プレイヤーへと昇華しました。

2017 LPL Spring Splitでは優勝を果たし、2017 Mid-Season Invitationalにも出場。その後も優れたパフォーマンスを続けてきており、現在はBenやZeroとの連携にも磨きをかけ、世界トップクラスのボットコンビと対峙する準備を整えています。

Support   -   ナム・ドンヒョン(Ben)

2017年にInvictus GamingからTeam WEへと移籍したばかりのBen。しかし徐々にZeroよりも出場機会に恵まれるようになり、ついにはTeam WEのメインサポートとなっています。

若いプレイヤーながら隙がなく、特にローム技術と集団戦でMysticを守るスキルに秀でています。また相棒が火力を出し切れると判断すれば、身を挺してチャンスを生み出す献身プレイも厭いません。

Sub / Support    -   ユン・ギュンソプ(Zero)

Team WEで唯一のWorlds経験者であるZero。Worlds 2014ではRoyal ClubのメンバーとしてUziの相棒を務め、2位入賞を果たしています。

Team WEに加入した後は同じく韓国出身のMysticとコンビを組んで活躍しています。控えに甘んじることが多くなった彼ですが、その豊富な経験はTeam WEにとってかけがえのない資産です。



ヨーロッパ – EU LCS


G2 Esports



Coach   -   ジョーイ・ステルテンプール(Youngbuck)

元プロ選手、今はコーチ。YoungbuckはすでにコーチとしてEU LCS史上でもトップクラスの実績を上げています。2016年にG2 Esportsコーチに就任して以来、獲得したLCS優勝トロフィーは既に4つ。G2 EsportsがヨーロッパLoL史上でもトップクラスの強豪であることは間違いないでしょう。BO5を特に得意とし、これまでEU LCSプレイオフでシリーズを落としたことは一度たりともありません(きわどい接戦になったことは何度かありましたが)。ドラフト時に相手の狙いを読み切って対処する能力が極めて高く、相手の強みに合わせて戦略を変化させる柔軟性を持ちます。これはプレッシャーがかかる大舞台で特に輝くスキルであると言えるでしょう。

Top   -   キ・デハン(Expect)

2016年に渡欧してG2 Esportsに加入したExpect。入ってしばらくはKikisとトップのポジションをシェアしていましたが、同年夏には単独スタメンの座を勝ち取っています。EU LCSに来て以来成長を続けており、Spring Splitで3度目のEU LCS王座に就いたときも、2017 Mid-Season Invitationalで2位入賞を果たした時もチームの勝利に大きく貢献しています。

2017 Summer Splitでは、チームが彼に頼らざるを得ない場面が増えた結果、チームの柱としての安定感を獲得。またSummer SplitプレイオフはEU LCS史上でも屈指の強豪が揃う激戦でしたが、ExpectはWunderやOdoamneといったライバルを倒して優勝しています。しかしこの先で待ち受けるのはさらなる強敵。Worlds 2017ではチームの信頼をより高めて臨む必要があるでしょう。

Jungle   -   キム・カンユン(Trick)

CJ Entusや複数の韓国チャレンジャーチームで活動していたLCKのベテランジャングラー、Trick。G2 Esportsでは2016 EU LCS Spring Splitから活動しています。これまでにSplit MVP賞2回、EU LCS優勝4回という凄まじい成績を残しており、EU LCSトップクラスのジャングラーという評価を確固たるものとしています。

ただ今年は批評の的となっており、特に酷い試合をした後には彼のプレイスタイルに疑問を呈する声が上がることもありました。しかしMSIでの圧倒的活躍や、Summer Split準決勝でJankos相手に3-0で圧勝したことなどを見るに、Trickはプレッシャーが強いほど活躍するプレイヤーなのかもしれません。

Mid   -   ルカ・ペルコビッチ(Perkz)

G2 Esportsのミッドレーナーとして注目を集め続けてきたPerkz。今年もEU LCS優勝、2017 Mid-Season Invitationalでの圧倒的活躍など、自慢の種がいくらでも見つかりそうな1年を過ごしています。

しかしその後の2017 EU LCS Summer SplitではPerkzもG2も過去最も苦しい時期を過ごしました。いつもの(高い)水準でプレイできなかった数試合を何度も引き合いに出されることも多々ありました。しかしWorlds 2017出場を決めたプレイオフでは傑出したパフォーマンスを披露、EU LCSのミッドレーンが未だ「Perkz王国」であることを見せつけています。

ADC   -   ヤスパー・スベニンセン(Zven)

2015年のLCSデビュー以来、EU LCS決勝とWorlds出場を逃したことがないZven。これだけでも凄まじい実績ですが、今年はさらに5度目のEU LCS優勝まで達成しています。Worlds出場も今年で3度目。次のステップに向け、もう経験は十分に積んだといって良いでしょう。

常にG2の頼れるキャリーとして活動してきた彼はまたヨーロッパ最高のADCという称号の保持者でもあり、これまであらゆる挑戦を受け、戦い、退けてきています。新たなメタへの順応も常に迅速で、終盤戦で火を噴くスケール重視のチャンピオンからカリスタのような強力なレーナーまで何でもこなします。

Support   -   アルフォンソ・アギーレ・ロドリゲス(mithy)

G2 Esportsのキャプテンにして、ヨーロッパ最強のボットレーンコンビのひとりでもあるmithy。彼に寄せられる賞賛の声は多く、EU LCSで彼の評価に並ぶプレイヤーは多くありません。出身はスペイン。EU LCS決勝進出回数は6度、Worlds出場回数も今年を含めると4度を数えます。また相棒であるADCのZvenと同じく、プレイしたSplitでは必ずEU LCS決勝進出とWorlds出場を決めています。

今年の夏は他のプレイヤーがジャンナなどをピックするのを横目にタンクをプレイすることが多く、Zvenの屈強なボディーガードとして存在感を発揮しました。2017 EU LCS Summer Split決勝ではチームを勝利へと導いた功績が認められ、MVPも獲得しています。


Misfits Gaming



Coach   -   フセイン・ムースヴィ

大きな目標を物怖じすることなく掲げ、それを実現してみせる男、フセイン・ムースヴィ。事実彼はMisfits Gamingを1年でWorldsに出場させると公言した上で、実現させてみせました。EU Challenger Seriesチームを2017 EU Summer Split決勝まで導いた彼は大胆さも備えており、今年はジャングラーをベテランのKaKAOから期待の新星Maxloreに変更。以来チームは春夏通して進化し続けています。ムースヴィがこの調子でチームを勢いづかせることができれば、国際大会でも驚くべき成績を残すことができるかもしれません。

Top   -   バーニー・モリス(Alphari)

2015年にデビューすると、即座にMisfitsに見初められたAlphari。当時チャレンジャーチームだったMisfitsに加入した後はチームのLCS昇格に貢献しています。

Summer SplitプレイオフではVizicsacsiやsOAZといったヨーロッパ屈指のトップレーナーを相手に躊躇なく戦闘をしかけながらもチームに貢献する能力の高さを見せました。ジャーヴァンⅣやナーといったエンゲージの強いチャンピオンを得意としており、これらのピックはWorlds 2017でもMisfitsの戦略に組み込まれてくるでしょう。

Jungle   -   ヌバル・サラフィアン(Maxlore)

Summer Splitではいきなりベテランジャングラーのイ・ビョングォン(KaKAO)の後任としてプレイすることを求められたMaxlore。しかし彼はTeam ROCCATとGiants Gamingで見せた活躍がまぐれではなかったことをプレイで示してみせました。

ROCCATとMisfitsの2チームで出場したレギュラーシーズンでは、優れたリーダーシップと見事なゲームプレイでG2 Esports戦に何度も勝利しています。レンガーやリー・シンといったチャンピオンで試合をキャリーして注目を集めた彼ですが、最近はザックなどのタンクをピックしてミッドのPowerOfEvilにキルやゴールドを集めるプレイも見せています。

Mid   -   トリスタン・シュラーグ(PowerOfEvil)

自身初となるWorlds出場を決め、キャリア史上最高のシーズンを過ごしているPowerOfEvil。今年は「かつてUnicorns of LoveとOrigenのミッドレーナーだったプレイヤー」という過去のイメージから脱却し、Misfits Gamingのメインキャリーとして活躍しています。

今やベテラン扱いされるようになり、オリアナ、シンドラ、コーキの腕前「では」ヨーロッパ随一という評価が強いプレイヤーですが、今年は戦略面やマッププレイなどの面でプレイヤーとしても大きな成長を見せています。 一方で彼の特徴でもある奇抜さは健在で、オリアナのビルドにナッシャー・トゥースを組み込んだり、得意のラックスをピックしたりと相変わらず予測不能です。

ADC   -   スティーブン・リヴ(Hans Sama)

EU LCS Challenger Seriesで1 Splitプレイしただけで「次の大物」と評価されたフランス出身ADC、Hans sama。おそらく彼よりも華々しいプロデビューを飾ったプレイヤーはそう多くないでしょう。ドレイヴンを強く好み、圧倒的なメカニクス(プレイ技術)で周囲を沸かせます。

今年のSummer Splitは彼にとって成長する絶好のチャンスとなりました。キャリーできるか?という問いには必ず自信満々でイエス!と答える前向きさを持ち、Summer SplitプレイオフではUnicorns of Love戦でペンタキルも達成しています。EU LCS視聴者の間ではゲームプレイの巧さとアートへの情熱がチャームポイントとなり、人気も急上昇中です。

Support   -   イ・ドングン(Ignar)

Ignarは業界人からの評価が高いプレイヤーとして知られ、Spring Splitではアナリストやプロ選手からの票を集めてEU LCS All-Proサポートに選出されています。

エンゲージに秀でたサポートチャンピオンを得意とし、Spring Splitではマルザハール、Summer Splitではブリッツクランク、ラカン、スレッシュを好んで使用しています。ロームが巧く対戦相手にとっては脅威である一方、レーンパートナーであるHans samaとの連携も確かで、プレイをしかける時の息はぴったりです。


Fnatic



Coach   -   ディラン・ファルコ(Dylan)

過去には2016年にNA LCSでImmortalsのヘッドコーチとして史上最高クラスの成績でレギュラーシーズンを終えたほか、TSMやH2Kでアナリストを務めたこともあるDylanにとって、強豪チームや大舞台は慣れたもの。Fnaticのヘッドコーチというポジションは適役でしょう。



Top   -   ポール・ボイヤー(sOAZ)

eSports界屈指のベテランsOAZ。彼のデビューはなんと2010年です。デビュー後は2年以上Fnaticで不動のトップレーナーとして活躍しましたが、その後は元チームメイトxPekeが立ち上げたOrigenに合流する形で移籍しています。

しかしOrigenは停滞を続けて人材が流出するようになり、結果sOAZは今年からスタメントップレーナーとしてFnaticに戻っています。Fnaticではその豊富な経験を惜しみなくチームに還元し、既に十分長い「実績リスト」の更なる伸長を狙います。

Jungle   -   マッズ・ブロックペダーソン(Broxah)

Fnaticの才能あふれる若きジャングラー、Broxah。Fnatic Academy出身ですが在籍期間はわずか1ヶ月。すぐにメインチームに上がってEU LCSデビューを飾っています。

その後はしっかりと実力を発揮してチームのSpring/Summer Split3位獲得に貢献。デビューシーズンである今年、彼はいきなり世界最大のステージに上る権利を掴み取りました。


Mid   -   ラスマス・ウィンザー(Caps)

キャリア初期を多数のチャレンジャーレベルのリーグで過ごしてきたCaps。Fnatic加入前にはトルコのTCLでDark Passageを優勝にも導いています。

ヨーロッパの名ミッドレーナーたちに追いつきたい、いつかSKTのFakerのレベルにまで達したいと公言していることでも知られます。今年のWorldsでは世界屈指のミッドレーナーと戦う機会もあるでしょう。果たして彼はどこまで進むことができるでしょうか。

ADC   -   マーティン・ラーソン(Rekkles)

2012年後半にFnaticからデビューすると、すぐに主要大会で素晴らしいパフォーマンスを披露して大きな注目を集めたRekkles。2015 EU LCS Summer Splitで前人未到の18勝0敗という記録を打ち立てたときにも、当然チームの一員でした。

2016年末にチームから多くのメンバーが脱退したときもFnaticに残り、チームとともに新ロースターの編成に尽力しています。昨年Worldsを逃しているからこそ、今年のシーズンに並々ならぬ覚悟で臨んでいるRekkles。Summer SplitでMVPも獲得し、Worldsに乗り込む準備は万全です。

Support   -   イェッセ・ル(Jesiz)

2013年にプロデビューし、Coast、Gamers2、Team Dignitasなどのチームを渡り歩いてきたJesiz。2016年にはプロ活動を一時休止してImmortalsのアシスタントコーチも務めています。

しかしその年の終わりにFnaticのトライアウトを受け、チームからスタメンサポートのオファーを受けたことで復帰を決断。サポートとなる前に2つのロールをプレイしている彼の経験はFnaticがWorldsに挑戦する上で大きな助けとなることでしょう。

Sub / Mid    -   ヨーラン・シェファー(Special)

Spanish LVPでGiants Gamingの一員として活躍していた期待の若手、Special。Fnaticへ移籍した今、プレイヤーとしての伸びしろと、得意とするアサシンのプレイスキルに大きな期待がかかります。






北アメリカ – NA LCS


TSM



Coach   -   パース・ナイドゥ(Parth)

元Boeing社エンジニアという異色の経歴ながら、TSMヘッドコーチ就任後にはチームを復活に導いたParth。TSMは彼の指導のもとでミッド中心のチームから複数の強みを持つチームへと生まれ変わりました。多数の選択肢がある中でバランスを取りながら決断を下していくのは複雑な仕事だったはずですが、Parthは見事に各プレイヤーの強烈な個性をまとめ上げています。

しかしひときわ大きな期待と熱烈過ぎるファンを抱えるTSMにおいては、彼のドラフトに批判が集中したこともありました。Bjergsenがキャリーチャンピオンをプレイしていないという非難がまさに代表例でしょう。しかしサイドレーンから試合をキャリーしていくという彼の狙いは結果的には成果を出していますし、何よりも過去の国際大会で不振続きだったのも「キャリーが1人だけ」という体制が原因だったのですから、この施策は正しかったのでしょう。今や複数のキャリー役が揃い三つ首モンスターとなったTSM。そしてPerthはその手綱をしっかりと握っています。

Top   -   ケヴィン・ヤーネル(Hauntzer)

防御的/アグレッシブ、キャリー/タンク…あらゆるスタイルに対応するMVPクラスのプレイヤーHauntzer。ルーキーシーズンこそ安全第一でプレイしていましたが、TSMに移籍して以降はその才能を開花させてトップレーンの猛者へと進化。韓国出身のトップレーナーがひしめくNA LCSトップレーンで全員に勝利を収めた実力は本物です。

特に2017 NA LCS Spring Split決勝のCloud9戦ではその実力をいかんなく発揮し、ImpactとRayの両方と対峙した上でシリーズMVPを獲得しています。NA LCS王者として、今度は国際舞台で大暴れを狙います。

Jungle   -   デニス・ヨンセン(Svenskeren)

Svenskerenは序盤からアグレッシブに攻めるプレイスタイルを好むジャングラーで、相手が僅かでも隙を見せれば躊躇なくインベードをしかけます。2015年の春にTSMに加入した直後はチーム内での役割を見極めきれず苦労しましたが、その後は序盤にアグレッシブさが求められるシーンで「攻め役」を一手に引き受けられるプレイヤーへと成長しています。

2016 World Championshipではリー・シンをピックした試合で見事な動きを見せて世界の注目を集めています。チームを勝利へとキャリーすることこそ叶わなかったものの、あれ以来彼に向けられる期待が大きく高まったことは間違いありません。突っ込む時はアクセル全開が身上の彼。使えるものは何でも使い、刺さるギャンクはどんどん仕掛け、Worlds 2017でも試合の主導権を握っていく姿を見せてくれることでしょう。

Mid   -   サレン・ビョーグ(Bjergsen)

ヨーロッパではトップクラスのプレイヤーという評価が定まって久しいBjergsen。Worlds出場も今年で4年連続です。2017 MVPを獲得し、「北アメリカのFaker」とも評される(Faker本人も認めています)ことが多い彼は、NA LCSのミッドレーナーには並ぶ者がいないことを自らのプレイで証明してきました。ただし地域内では圧倒的な強さを誇るBjergsenとTSMも、国際大会となると成績が伴ってきていないのが現状です。

TSMが2017 Mid-season Invitationalで早々に敗退した結果、Worldsシード枠を1つ失った北アメリカ。MSIから一皮むけたTSMはWorldsで過去の精算を目指します。NA LCS MVP獲得とプレイオフ優勝…実績のリストに新たな項目を書き足したBjergsen。Worldsで戦う準備はかつてないほどに万全です。

ADC   -   イリアン・ペン(Doublelift)

過去のWorldsの苦い記憶に突き動かされて引退から帰ってきた男、Doublelift。心機一転・意欲に燃える今年は過去最高の状態でWorldsに臨みます。Worlds出場回数は今年で5回目。この記録だけなら世界トップクラスですが、未だにグループステージを突破したことはありません。

現代ADCの父祖と評されることも多い彼ですが、今の彼は「狡猾なベテラン」という役どころ。昨年とは違い新人サポートの面倒を見る必要もありません。ここまでの勢いに乗ってBiofrostとの連携を新たなレベルまで高めることができれば、我々はかつての「俺以外全員ゴミ」発言時代のDoubleliftを再び目撃できるかもしれません。

Support   -   ヴィンセント・ワン(Biofrost)

今や安定感抜群のTSMサポートという評価を得るだけの実力を身につけたBiofrost。春のあいだDoubleliftとは離れましたが、それは試行錯誤する余裕と自らのアイデンティティを探る時間が得られたという点で彼にとっては幸運だったのかもしれません。サポートはADCのアクセサリーではありませんから。

TSMは隙あらば試合をキャリーしてやろうと意気込むチームメイトばかりですが、彼はそんなチームの不均衡を正す存在でもあります。全員が前のめりになった時、バランスを取るために体を起こす役割を担うのが彼なのです。また国際大会レベルの試合でTSMが積極的に動いていくには適切な視界管理が欠かせません。「チームの目」という役割もまた、Summer Split決勝戦のMVPである彼の仕事です。

Sub / ADC    -   ラスマス・スキンホルム(MrRalleZ)

まだプレイはしていないものの、あらゆる状況に備えておきたいTSMにとってMrRalleZがいることは大きな意味を持ちます。2015 EU LCS Summer Splitにカリスタで勝率100 %を達成した他、Team Roccatの復活をボットレーンから支えるなど、彼の実力はEU LCSで証明済みです。

その後はElementsからオファーを受けて2016 EU LCS Spring Splitを過ごし、再びカリスタで勝率100 %をマーク。Spring Split後にElementsがFC Schalke 04に買収されたあとも残留し、2016 Summer Splitを過ごしています。今年のWorldsはMrRallezにとって、再び巡ってきた実力証明のチャンスとなるかもしれません。


Immortals



Coach   -   キム・サンス(Ssong)

Immortalsに奇跡をもたらした男Ssong。彼の手により、2017 NA LCS Spring Splitではプレイオフ出場すら逃していたImmortalsは2017 World Championship出場権を獲得するまでに復活を遂げています。彼のコーチング経験とプレイヤー重視の方針こそがチームに欠けていた最後のピースだったのでしょう。元々才能豊かなプレイヤーの集団を、最大限活躍できるよう支援すること。それが彼の行ったことでした。

Top   -   イ・ホジョン(Flame)

今夏、NA LCSを大いに盛り上げた韓国人ベテラントップレーナー、Flame。2012年にAzubu Blazeでデビューして以来長く活躍を続ける彼ですが、実はInsecやXpekeと並んで、プレイに自分の名前がついた数少ないプレイヤーでもあります。相手に100 CS差をつけることを指すことが「Flameホライズン(Flame/炎の領域)」と呼ばれるようになったのは、彼自身がそれを何度となく実現してみせたからでした。

Immortals加入は2017ですが、Flameが「火を噴き」始めたのはSummer Splitからのこと。チームが刷新され新コーチが加入し、自分のためでなくチームのためにプレイできる環境が整ったのです。もちろん毎試合「Flameホライズン」を決めるわけではありませんが、信頼できるチームメイトたちを獲得した今、彼がその必殺技を決めずともチームは2017 World Championshipで勝利を重ねていけることでしょう。

Jungle   -    ジェイク・プチェーロ(Xmithie)

今年のWorlds出場をもって3つの異なるチームから4度出場することになるXmithie。長らくCounter Logic Gamingで物静かな仕事人として活動していた彼でしたが、2017 NA LCS Summer SplitにImmortalsへトレードされると劇的な復活を遂げます。

加入後はコーチSsongと共にリーダーシップを発揮し、あっという間にImmortalsをトップチームへと復活させたのです。Summer Splitには派手なプレイを多数決め、MVP投票でもかなりの票数を集めています。今年初めてWorldsに出場するチームメイトも何人かいますから、本大会では彼のリーダーシップが改めて試されることになりそうです。

Mid   -   ユージーン・パク(Pobelter)

NA LCSでは数少ない北アメリカ出身のミッドレーナーにして、「北アメリカ出身の名選手」の代表格として語られることの多いPobelter。過去にはCounter Logic Gaming在籍時代の2015年にWorldsに出場し、世界の強豪と戦った経験もあります。2016年にImmortalsに加入した後はレギュラーシーズンで大活躍を見せましたが、Spring/Summer Splitの両プレイオフは敗退しています。

2017年にチームのロースターが一新された後は毎試合キャリーを求められるプレッシャーから開放され、タリヤなどのチャンピオンをピックしてチームメイトの有利構築に貢献できるようになっています。ImmortalsのWorlds出場は今回が初。IQ 200(自身の配信での発言がきっかけで広まったネタ)の自慢の頭脳を武器に世界トッププレイヤーに挑みます。

ADC   -   リ・ユスン(Cody Sun)

今シーズンのImmortalでは見事な活躍を見せたCody Sun。それまで2年間はチャレンジャーチームのTeam FrostbiteとDream Teamでプレイしていた彼でしたが、そこから一足飛びにNA LCS屈指の強豪に加入。加入後の2017 NA LCS Spring Splitではチームメイト同様に苦戦しましたが、それも貴重な成長の糧となったようです。

続くSummer SplitではADCロールとして最高クラスのキャリー力を見せつけました。レギュラーシーズン最多プレイチャンピオンはジンですが、プレイオフ準決勝のCLG戦ではコグ=マウで凶悪なダメージを叩き出してシリーズを完勝しています。 勢いに乗って成長中の彼は、果たしてWorldsにはびこる「ルーキーの呪い」を打ち破って勝ち進むことができるでしょうか。

Support   -   キム・ジュソン(Olleh)

Ollehといえば、サポートでも試合をキャリーできることを我々に証明してくれたプレイヤーです。これまで世界各国を渡り歩いてきた経歴を持ち、2013年に韓国kt Rolsterでプロデビューを果たした後、1年間ブラジルのPaiN Gamingに在籍。その後はLMSのHong Kong Esportsで活動したのち2017年に渡米してImmortalsへ加入しています。

2017 NA LCS Spring Splitは不振に苦しむチームをよそに彼個人は注目を集める活躍を見せ、続くSummer Splitでは晴れて圧倒的プレイメイカーとして大注目を浴びました。使用チャンピオンではスレッシュのフックも語り草になるレベルですが、レギュラーシーズンにはバードで10勝1敗という好成績も残しています。また、Cody SunとのボットコンビはNA LCS屈指の強さを誇ります。果たして2017 World Championshipでは世界の競合相手にどんなプレイを見せてくれるでしょうか。

Sub / Jungle    -   アンディー・ホァン(AnDa)

過去にはChallenger SeriesのChorongでADCのCody Sunと共にプレイしていたAnDa。FlyQuest Ballsのいとこでもあり、2017初旬にはFLYのスタメンジャングラーに決まりかけたこともありましたが、この時はビザの問題で話が流れています。トップレーナーの経験もあり、ジャングラーとしてのプレイスキルは高い水準にあります。Immortalsがスタメン構成で苦戦を強いられた場合には、チームに柔軟性をもたらす存在となることでしょう。


Cloud9



Coach   -   ポク・ハンギュ(Reapered)

Cloud9で指揮をとる前には、中国LPLでEdward Gamingを率いていたReapered。彼自身が元プロで、コーチ転向後は持ち前のショットコーラー(司令塔)としての能力を活かして即座に活躍をしています。Cloud9でも、国際大会でこれまでのような成果を上げることはできるでしょうか。




Top   -   ジョン・オンヨン(Impact)

未だ引退の気配すら見せない世界王者経験者、Impact。韓国SK telecom T1で花形トップレーナーとして活躍した後北アメリカに渡り、以来Cloud9を新たな故郷として活動しています。

Worlds 2016では勝利の原動力として活躍。当時は「top die(トップは死ぬです)」(注:Impactは英語勉強中)というネタも現役で、またレーンスワップメタが終焉を迎えたばかりで大暴れするには絶好のタイミングだったのです。現在はより落ち着いたプレイスタイルを取っており、前線に立ってエンゲージをしかけるチーム志向のプレイヤーとなっています。

Jungle   -   フアン・ガルシア(Contractz)

2017年にNA LCSに参戦すると即座に実力を発揮し、そのままSplit最優秀ルーキーの称号を獲得したContractz。

以来チームに欠かせないメンバーとして活躍を続けています。彼のキャリーチャンピオンやメタ無視ピックは対戦相手にとっては相変わらず脅威です。


Mid   -   ニコライ・イェンセン(Jensen)

「NA LCSにいる優れたデンマーク人ミッドレーナーは1人(Bjergsenだけ)じゃない」。Jensenの活躍は、私たちにそんな主張を想起させます。2015年、Haiの代わりにCloud9のミッドレーンを任された直後こそ振るわなかったものの、その後は「Haiの穴を埋める」以上の存在となり、NA LCSを代表するミッドレーナーの一人にまで成長しました。

2017 NA LCS Summer Splitではキル数の記録で2位に約50キル差をつけて圧倒的首位を獲得。NA LCS All-Proミッドレーナーにも選出されています。

ADC   -   ザッカリー・スカデリ(Sneaky)

頼れる男、伝説の男、そしてネットコミュニティに愛される男…SneakyはNA LCSのお調子者キャラとして知られる選手ですが、試合中の彼は冗談なしの「本物」です。Cloud9がデビュー直後に快進撃を見せたシーズン3以来(メタを無視してアッシュをピックしていたことも含め)、Sneakyは常にトップADCに名を連ねてきました。 Worlds 2016ではレーン戦で精彩を欠き、結果チームは準々決勝で敗退しています。彼にとっては5回目となるWorlds。今年は昨年の教訓を活かしたプレイが期待されます。

Support   -   アンディ・ター(Smoothie)

Cloud9がサポートに求めていた能力…マップの視界管理力とキャリーを守る力を兼ね備えたプレイヤー、Smoothie。2016年のSummer Splitではサポート2枚体制で交代することが多かったものの、その後は不動のレギュラーとして活躍しています。

この一年はNA LCSサポートでもトップクラスの安定性を見せつけました。再び巡ってきたWorlds出場のチャンスで、今年こそはチームメイトとともに躍進を目指します。

Sub / Top    -   チョン・ジウォン(Ray)

Rayはプレイメイカーの代名詞とも呼べる存在です。2016年のApex Gaming所属時代にもトップレーンでジャーヴァンIVやイレリア、フィズなどをピックして何度となく気炎を吐いてみせましたが、当時は活躍と同じくらいミスも目立っていました。2017 NA LCS Spring SplitではImpactと出場機会をシェアすることとなり、その後はImpactに出場機会の大半を譲っています。Impactが「盾」なら自分は「剣」だとも公言。今大会でCloud9がWorldsという分厚い壁を貫いて先へと進むには、Rayという剣が必要になる場面がありそうです。



台湾・香港・マカオ – LMS


Flash Wolves



Coach   -   チョウ・フランク(Steak)

Flash Wolvesのトップレーナー時代には、チームメイトが4人一組で行動するのを横目にひとりで自衛せざるを得ない状況に置かれることが多かったSteak。現役時代の彼は派手なスタープレイヤーではありませんでしたが、縁の下の力持ちとして常にチームを支え続けました。2016年にMMDと交代する形でスタメンを降りた後はアナリストとしてチームに貢献していましたが、2017年にコーチに就任。Flash Wolvesはその後Steakの指導のもとLMS 4連覇を果たしています。

Top   -   ユウ・リーホン(MMD)

一時はSteakの控え扱いだったものの、今や押しも押されもせぬFlash Wolvesのトップレーナーへと成長を遂げたMMD。アグレッシブなキャリープレイヤーとして知られ、そのプレイスキルは折り紙付きです。一方では、支援系タンクをピックした時にはチームメンバーに喜んでゴールドや経験値を譲る柔軟さと協調性も兼ね備えています。


Jungle   -ホン・ハオシェン(Karsa)

「キャリー」ジャングラーのお手本的存在、Karsa。大舞台でFlash Wolvesと対戦する相手にとって、Karsaがキャリージャングラーをロックインする瞬間は恐怖そのもの。もっとも、彼を応援する多くのファンはその瞬間を心待ちにしているのですが。

KarsaとFlash Wolvesは昨年のWorldsでも、グループステージにおいて後に大会王者となるSK telecom T1を破り世界をあっと言わせています。過去何度も国際大会の舞台でSKTを打ち破ってきた「天敵」は未だ健在といったところでしょうか。

Mid   -ホァン・イータン(Maple)

世界屈指の万能型ミッドレーナー、Maple。Flash Wolvesを何度となくLMS優勝へと導いており、もはや同地域では敵なしです。

またMapleはチャンピオンプール(得意チャンピオンの幅)の広さでもよく知られており、昨年のWorldsではなんと6試合で毎回異なるチャンピオンをピックしています。もっとも、同大会では残念ながらそれらのピックが不発に終わった試合もあり、Flash Wolvesはグループステージ敗退となってしまいましたが…。しかしこれで闘志が消えるMapleではありません。

ADC   -   ルー・ユーホン(Betty)

Flash Wolves期待のルーキーADC、Betty。チームへは昨年元スタメンのNLと交代するかたちで加入しました。以前のサモナー名はDoubleRed。IEM Oaklandでデビューすると、その後カトヴィツェで開催されたIEM World Championship Katowiceでは優勝を経験しています。

一年を通じて安定した好パフォーマンスを見せてきた彼の存在は、Worldsでの成績不振を過去のものにしたいFlash Wolvesにとって重要なキーとなるでしょう。

Support   -   フー・シュージエ(SwordArt)

偉大なマークスマンの陰に偉大なサポートあり。SwordArtはまさにその好例です。LMSのベテランでもある彼はピールやゾーニング、守備に長じたチャンピオンを得意とし、その技術を活かしてルーキーADCをしっかりサポートします。またSK telecom T1戦で大金星をあげる時には毎回、チームの求める視界を確保したり決め手となるCC(行動妨害)を決めたりと常に重要な役割を果たしてきたプレイヤーでもあります。

LMS最高のサポートプレイヤーという評価はもはや決定的。とかく人々の賞賛はMapleやKarsaのビッグプレイに集まりがちですが、それらを後ろからお膳立てしているのは他ならぬSwordArtなのです。冷静沈着なショットコーラー(司令塔)として、SwordArtは常に重要な場所に現れ、チームメイトに指示を飛ばし、そして全員を守るべく全力を尽くします。


ahq e-Sports Club



Top   -    チェン・イー(Ziv)

Zivが2016 All-Star EventのLMS地域トップ部門で66.1 %という圧倒的な得票率を叩き出したのは、もちろん偶然などではありません。競争の激しいLMSのトップレーンでもひときわ輝く才能と、世界の舞台で戦えることを証明した実績があってこその圧勝だったのです。2015 Mid-Season Invitationalで頭角を現した彼は、昨年のWorldsでもジェイスで卓越したプレイを見せてahqをたびたび勝利へと導いています。しかし、残念ながらahqはあと一歩というところでグループステージを敗退しています。

必要とあらば相手の本拠地までも追いかけるほどのアグレッシブなプレイスタイルで知られるZivですが、練習熱心なことでも有名で、スクリム(模擬戦)やソロキューで腕を磨くことに余念がありません。

Jungle   -   チ・ジャオホン(Mountain)

Mountainは前線を張りつつキャリーのピールも欠かさない、剛健質実なプレイスタイルを特徴とするジャングラーです。キャリー系チャンピオンにとっては集団戦でこの上なく頼りになる存在とも言えるでしょう。2014年にahqへ加入した当時は連携力を不安視するチームメイトもいましたが、いざ始まってみればあっという間にチームに溶け込んで活躍を始めました。唯一欠点を上げるとすれば、試合中に新しい戦略を実験する傾向があるところでしょうか。この実験は時にチームメイトにすら知らされずに行われるため、スクリム(模擬戦)で不可解な結果を残してしまうことがあります。もちろん、チームが彼を本当に必要とする時には、常に安定のパフォーマンスを見せています。

サモナーズリフト上では新戦略の実験が好きなMountainですが、一方では変わらぬ習慣も持っています。たとえば、ahqが海外遠征に行くと必ず空港のショップや近所の玩具店に寄ってガールフレンドにお土産の人形を買い求めること。もうひとつは、キューの待ち時間にチームメイトのWestdoorと一緒に歴史小説やSF小説を読むことです。

Mid   -    シンレイ・ウォン(Chawy)

Chawyといえば、真っ先に浮かぶのが起承転結の「転」に事欠かない彼の経歴でしょう。シンガポール時代には兵役とプロ活動を両立させながらSentinelの一員として頭角を現し、その後World Champions経験チームであるTaipei Assassinsへ移籍。しかしあと一歩のところでWorlds出場を逃した上に、直後ELOブースティング(レート上げ代行行為)で謹慎処分を受けています。

当時の彼が持ち続けていた夢は「Worldsでプレイすること」ただひとつ。2016年のWorldsでは、チームがポジション争いのライバルであるWestdoorとChawyのどちらを起用するか、誰もが固唾を呑んで見守りました。結局EDG戦で1試合だけ出場を果たしたものの、試合は敗北に終わっています。そして今年、晴れてスタメンミッドレーナーとなったChawyは改めて夢を叶えるべく、Worlds 2017に臨みます。今年は1試合では終わりません。

ADC   -   チョウ・チィンアン(AN)

その風変わりな性格とアグレッシブなADCプレイスタイルからLMSで最もファンに愛されているプレイヤー、AN。しかし彼のマイペースな部分は時折チームメイトを驚かせることもあります。ジャングラーのMountainと同様ANもスクリム(模擬戦)の勝ち負けに執着せず、自分のペースで、自分の流儀でプレイをすることが多いのです。


Support   -   ガン・ジャウェイ(Albis)

ahq e-Sports Clubの静かな守護者、Albis。彼は平時こそ謙虚で落ち着いていますが、チームメイトが助けを必要としている時には試合中であろうとゲーム外であろうと己を省みることなく支援の手を差し伸べる大胆さも持ち合わせています。今やLMSの誇るベテランですが、ファンの数は年を追うごとに増え続けています。

Albisのプレイメイカーとしての技量はWorlds 2016でもいかんなく発揮されていました。グループステージで彼がバードをピックした試合を覚えている方も多いのではないでしょうか。しかし他のチャンピオンをピックした試合では苦戦し、結局ahqはグループステージで敗退しています。

Sub / Mid    -   リゥ・シュウウェイ(Westdoor)

リーグ・オブ・レジェンドシーンでも屈指のベテランであるWestdoor。そんな彼も最初はソロキューでの活躍で知られるプレイヤーでした。ツイステッド・フェイトやタリヤ、ガリオなどのロームが得意なチャンピオンを好んでプレイしますが、それ以外ではフィズやゼドといったアサシンがメタな場合に起用されています。この点、オーソドックスなメイジを得意とするChawyとは対象的です。


Hong Kong Attitude



Coach   -   ウォン・パッカン(Tabe)

過去にはWorlds 2013決勝でRoyal ClubのメンバーとしてSK telecom T1と戦い、敗れた経験を持つTabe。つまり彼も世界でも数少ないWorlds決勝経験者のひとりなのです。今年はHong Kong Attitudeのコーチとして再び大舞台に臨みます。



Top   -   ベク・スンミン(Riris)

2017 Summer Split前にHong Kong Attitudeに加入したスタメントップレーナー、Riris。過去にLoL Secondary Pro League(中国の二部リーグ)でプレイした経験からコミュニケーションの問題もなく、すぐに溶け込んでチームのトップレーンを安定させました。

スプリットプッシュを得意としますが、常にチームに気を配ったプレイを心がけます。Regional Qualifier終了後に彼が語った言葉「僕らは5人で1人」はまさにその意識を示したものと言えるでしょう。

Jungle   -   チャン・ホワン(GodKwai)

2015年にチームに加入した時はADCだったGodKwai。しかしその後Tabeコーチの勧めでジャングラーに転向します。

現在は控えのGeminiと出場機会をシェアしていますが、壁役とイニシエート役を好み、グラガス/セジュアニ/ジャーヴァンⅣを特に得意とする彼にとって現在のタンクメタは大きな追い風となりそうです。


Mid   -   チェン・シャオシャン(M1ssion)

Taipei Assassinsの訓練生としてキャリアをスタートしたM1ssion。その後はLMSでMidnight SunやFireballなどのチームを転々としています。

2017 Summer SplitにHong Kong Attitudeへ加入してからは、ポークの強いジェイスやコーキで活躍を見せ始めました。Hong Kong Attitudeがオブジェクトを攻める準備を整えている時には、M1ssionに注目してみてください。おそらく側面/背面からの奇襲チャンスを虎視眈々と狙っているはずです。

ADC   -   ウォン・チュンチエ(Unified)

LMSの二部リーグであるECSでデビューした時はミッドレーナーだったUnified。ADCに転向したのは後にFireballへ加入したときでした。

今年のSummer SplitからHong Kong Attitudeに加入したプレイヤーの一人で、レーン戦に強いだけでなく集団戦でのダメージにも目を見張るものがあります。好んでプレイするチャンピオンはトリスターナ、ヴァルス、アッシュです。

Support   -   リン・カイウィン(Kaiwing)

1シーズン活動を休んだ後にHong Kong Attitudeへと加入したKaiwing。自分以外デッドした状態でネクサスレースをしかけられる中、身を挺して本拠地で耐え、敵ネクサスが先に割れた試合は今でも強烈な印象が残っています。

イニシエートが強いタンクチャンピオンを好み、GodKwaiと連携して有利な戦闘を起こしていくプレイを得意とします。


Sub / Jungle    -   ホァン・チューシァン(Gemini)

デビューはLMSの二部リーグであるECSで、Hong Kong Attitudeには2016年に加入しています。

その後はHong Kong Attitudeの中でも安定感のあるプレイヤーへと成長。Regional Qualifierを勝ち抜きWorlds出場を決めるまでの試合でも、チョ=ガスで大活躍するなどしてチームに貢献しています。




東南アジア – GPL


GIGABYTE Marines



Coach   -   グエン・ヅウィ・タン・ヅオン(Tinikun)

GPLでSaigon Jokers、Full Louis、Bangkok Titansなど多数のチームでコーチを務めてきたTinikun。GIGABYTE Marinesが今の地位に到達したのも、彼の手腕があってのことでしょう。今年はVietnam Championship Series AとGPLの両方で春夏連覇を達成しています。



Top   -ミング・ニュー・トゥラン(Archie)

GIGABYTE Marinesの頭脳にして熟練のベテラン、Archie。最初はWorlds Season 2でADCとして頭角を現し、その後はトップレーナー、サポート、ミッドレーナーとして進化を続けてきた彼。結果、これまでのプロ生活で実に4つのポジションを経験しています。

この経験を通じて深いゲーム理解と瞬時にマクロプレイを組み立てる能力を獲得してきた彼ですが、Worldsの舞台は実に5年ぶり。今大会では豊富な経験と禅僧のごとき冷静さを活かし、GAMの要として勝利を目指します。

Jungle   -   ドゥイ・カィン・ドゥ(Levi)

一躍東南アジアのトップスターとなったLevi。2015年のデビュー当時はSkyRedのミッドレーナーでしたが、その後ジャングラーに転向しています。韓国サーバーでチャレンジャーに到達した2人目のベトナム人プロ選手という記録も持っています。

統制の取れたスタイルで試合を進めることもアグレッシブなスタイルで攻めることもできる万能型プレイヤーで、全レーンにプレッシャーをかけてく存在感は抜群です。また先日は「28分で300 CS」という記録を達成し、ファンをより熱狂させてライバルたちには敬意を抱かせています。さて、Worlds 2017ではどんなプレイを見せてくれるのでしょうか。

Mid   -   バン・クオン・トゥラン(Optimus)

東南アジア地域でOptimusに並ぶ賞賛を集めた選手は多くありません。その活躍から、時に「OP-timus」とも呼ばれることも。プロデビューはSaigon Jokersに加入した2013年で、その後は成長を続けて有名ミッドレーナーWestdoorやMorningとも互角にやり合っています。

どのチームでも、あるいは2016 All-Star Eventや2017 Mid-Season Invitationalといった国際大会でも己の実力を証明し続けてきたOptimus。Worlds 2017でも世界の強豪を相手に全力で挑み、そこから成長するつもりです。

ADC   -   ヴー・ロン・グエン(Noway)

NowayはベトナムのHanoi Skyredでプロデビューを果たし、後にタイのAscension Gamingで活動してきた経歴を持つプレイヤーです。しかし2017 GPL Springの決勝GAM戦で接戦の末に敗北すると、苦汁を飲まされた対戦チームであるGAMへ移籍しています。

2017 GPL Summer決勝では元チームメイトと対戦し、勝利を収めています。そして掴んだWorldsへのチケット。新たなチームメイトと共に世界の舞台に挑戦します。

Support   -   ツーン・トゥアン・ファン(Sya)

2017年にeHub Unitedでプロデビューを果たした後にGAMに移籍したSyaは、現在Worlds 2017デビューに備えて集中特訓中。経験こそ浅いもののチャンピオンプール(得意チャンピオンの幅)は広く、GAMのビッグプレイに多様性を与える存在となることが予想されます。



Sub / Top    -   ティエン・ニャン・フン(Nevan)

Young GenerationでSpring Splitを過ごした後にトップレーナーとしてGAMへ移籍したNevan。現在はArchieとの2枚体制で、チームの戦略的柔軟性を高めています。地域優勝は2017 GPL Summerが初ですが、それが最初で最後にならないよう今も努力を重ねています。




Young Generation



Coach   -   ゴック・アイン・テゥアン・ヴォ(Koo)

過去にはSaigon Jokersのアシスタントコーチも務め、韓国人コーチと共にプロチームを管理してきたKoo。Young Generationはプレイインステージ出場チームの中では明らかに格下ですが、自信がなければ全力も出せません。彼の最大の仕事はチームに自信を持たせていくことでしょう。



Top   -   バン・チョン・グエン(Ren)

豊かな経験を武器にYoung Generationのリーダーを務めるRen。2016年にベトナム屈指のイレリア使いとしてプロデビューしますが、その後はHanoi Skyred、GAM、Can Tho Cherryと複数のチームを行き来する不安定な日々が続きました。Young Generationは彼にとってようやくたどり着いた場所、といったところでしょうか。

チャンピオンプールは広く、火力を出せるキャリーからタンクまで何でもこなします。レネクトンやマオカイといった定番チャンピオンをピックすることも多い一方で、突如カシオペアをロックして対戦相手やファンを驚かせることも。

Jungle   -   グエン・コック・ホアン・ブイ(Venus)

才能豊かな若きルーキージャングラー、Venus。YGは彼がプロデビューを果たしたチームですが、過去にはSaigon Jokerのジュニアチームでトレーニングも受けています。高いプレイスキルとアグレッシブなプレイスタイルを特徴とする「見ていて楽しいジャングラー」ですが、ポケットピック(個人的に特に得意とするチャンピオン)であるグラガス、レク=サイ、リー・シンの試合は特に楽しめます。

Mid   -   タイン・ルアン・ヴォ(Naul)

2015年にプロデビューを果たしたものの、その後特に大きな注目を集めることはなかったNaul。しかし2016年にベトナムサーバーのチャレンジャーランキングで1位になって知名度を上げると、ほどなくしてYoung Generationのミッドレーナーとして高い評価を獲得しています。

苦境でも折れない強いメンタルと抜群の安定感を誇るYG躍進のキープレイヤーで、オリアナやカシオペアといったコントロールメイジをピックした時は集団戦で味方を支援するプレイを取りますが、一方でコーキやジェイスをピックした時はどんな状況でも火力を出していきます。Worlds 2017でYGがプレイインステージを突破できるかどうかは、彼の活躍に大きくかかっていると言って良いでしょう。

ADC   -   ゴック・タイ・ダン(BigKoro)

伝統ある強豪Saigon Jokers出身の若手プレイヤー、BigKoro。しかし彼がベトナム随一のADCという評価を固めたのは、Young Generation加入後のことでした。アグレッシブなプレイスタイルが特徴で、ベトナムのADCの中でもひときわユニークな存在です。

チームメイトと自身のプレイスキルに圧倒的な信頼を持ち、集団戦のイニシエート役を担うこともしばしば。試合をキャリーする意欲が極めて強く、好んで使うチャンピオンはコグ=マウやザヤ、そして最も得意とするドレイヴンです。集団戦が起これば、序盤、中盤、終盤問わずBigKoroのプレイで勝敗が決まることになるでしょう。

Support   -   ハイ・ツーン・グエン(Palette)

Young Generationでプロデビューを果たしたPalette。ボットコンビの相棒であるADCのBigKoroとは加入後すぐに見事な連携を見せ、今やベトナム最強のボットコンビという評価を得ています。オールラウンダーで、アグレッシブ、ディフェンシブどちらのチャンピオンもプレイできます。得意チャンピオンはナミ、ブラウム、スレッシュです。

クレバーな位置取りと視界管理能力、そしてBigKoroとの連携力により信頼性・安定性の高いボットレーンを手に入れたYG。デビューシーズンのルーキーがこのまま活躍を続けられるかどうかは、Worldsの舞台で再び試されます。

Sub / Top    -   テ・ヴィン・ブイ(NhocTy)

同じくYoung Generationでプロデビューを果たしているNhocTy。控えではありますが、出場すれば必ず見事なプレイを見せています。Renとは違って集団戦重視のプレイスタイルを得意とし、トップレーンからチームを支えるナーやガリオといったチャンピオンを好んで使います。

2017 GPL Worlds Qualifierでは脅威のリバーススイープのきっかけとなった第3戦で起用され、チームがWorldsへの切符を獲得する上で多大な貢献をしています。試合の流れを決める力を秘めたプレイヤーとして、Worldsでも注目していきたいところです。



ブラジル – CBLoL


Team oNe e-Sports



Coach   -   ヴィニシウス・ギラルディ(Neki)

Team oNe e-Sportsのコーチにして、チームで唯一20歳超えのメンバーであるNeki。とはいえ、彼もまだ21歳なのですが…。その若さで既に3つのチャレンジャーチームをCBLoLに導いてきた実績の持ち主でもあります。KaBuMのコーチ時代には成績不振の責任を責められましたが、oNe移籍後はしてからは若きチームを見事に率いて面目躍如の快進撃を見せています。

Top   -   アルヴァロ・マーティンズ(VVvert)

2016年のWinter SplitにKaBumで1 Splitだけプレイした後、シーンから姿を消していたVVvert。しかしTeam oNeで復活を遂げてからは数々の試合で勝利の立役者として活躍しています。ランブルやセジュアニといったチャンピオンからガングプランク、ドクター・ムンドまでチャンピオンプール(得意チャンピオンの幅、種類)の多様性はピカイチです。

スプリットプッシュを得意とし、ひとたび始めれば圧倒的なプレッシャーを発揮して敵チームの注意を引き寄せます。Worlds 2017でも、1v2の状況を喜んで引き受けるいつもの威勢の良いプレイに期待しましょう。

Jungle   -   アルアンダーソン・メイレレス(4LaN)

苛烈にして大胆、常に限界に挑み続ける…Team oNeというチームの特徴を1人のプレイヤーに凝縮したようなプレイスタイルを持つ4LaN。ハイリスクハイリターンが身上で、敵ジャングルへのインベードやタワーダイブで相手を挑発するかのようなギリギリのラインでプレイすることを好みます。強い意志と高いモチベーション、そして経験の少なさをカバーするプレイスキルを兼ね備えた現在成長中のスタープレイヤーです。

Mid   -   ブルーノ・ペレイラ(Brucer)

2014年にプロデビューし、Team oNeのメンバーの中では最も経験豊富なBrucer。ブラジルでは長らく「B級」ミッドレーナーと評されてきており、Kami、Takeshi、TinowsやTockersといったプレイヤーと並ぶ域には達していないと思われています。

競技シーンではコントロールメイジと機動力に優れたチャンピオンを好んでプレイします。2016年はRed Canids所属でしたが、その後はYoDaにポジションを渡しています。プレイオフ準決勝ではTeam oNeの一員として元チームメイトと対戦し、3-2で勝利を収めることに成功。今年のWorldsでは国際舞台での力試しに挑みます。

ADC   -   ルイス・カルヴァーリョ(Absolut)

現在18歳と若く、またチームメイトと比べると脚光を浴びることが少ないAbsolut。しかしプレイオフではチーム全体の29 %のダメージを一人で叩き出しており、データを見れば彼がTeam oNeにとって欠かせない存在であることは一目瞭然です。

ピックの面では、トリスターナやトゥイッチといった射程の長いチャンピオンと、ルシアンなどの1v1性能が高いチャンピオンを好みます。現在のメタで主流な一部のチャンピオンを苦手としているものの、彼のピックはチームのプレイスタイルと相性が良いので問題ではないでしょう。

Support   -   イゴール・フレイタス(RedBert)

頭角を表した当時、16歳と若かったことでCBLoLファンや各チームの注目を集めたRedBert。CBLoLに慣れるまでに少し時間はかかったものの、oNe加入後はその潜在能力を発揮するように。チームのニーズに合わせてプレイスタイルを変える柔軟性を持ち、視界管理やローテーションを通じてマップをコントロールし、チームの活躍に貢献します。


Sub / Mid    -   ジョアン・ピオーラ(Marf)

Team oNeのチームスタイルやコーチが目指すチーム構成に合わせて投入されるTeam oNeの特殊兵器、Marf。起用時にはBrucerの代わりにミッドレーナーとして出場します。今年の夏は21試合中9試合に出場し、Brucerにはない圧倒的なアグレッシブさを発揮。プレイオフでも4試合に出場し、チーム全体の31 %のダメージを叩き出しました。カシオペアとオリアナの名手として知られており、WorldsのメタはMarfに有利なものになりそうです。



CIS(ロシアを含む独立国家共同体) – LCL


Gambit Esports



Coach   -   デミトリ・プロタソフ(Invi)

今年はCISプレイオフに2回とも出場を果たしたInvi。Spring SplitはVega Squadronで準決勝敗退に終わっていますが、Summer SplitではGambitのコーチとしてチームを優勝に導きました。プロとしてのプレイ経験はありませんが、仕事に対する真摯な姿勢とアナリストとしての経験は彼の武器となっています。


Top   - アレクサンダー・グラズコフ(PVPStejos)

自信あふれるリーダー兼ショットコーラーであり、高いプレイスキルを誇るプレイヤーでもあるPvPStejos。2016年はジャングラーに転向、同年WorldsにおけるAlbus NoX Luna躍進のキープレイヤーとして活躍しています。

その後今年のSpring SplitをM19のキャプテンとして過ごしましたが優勝を逃し、Gambitへ移籍。この時にポジションをトップに戻しています。タンクでもキャリーでも対応可能な上、ジャングラーとトップでプレイした経験からどちらのマッチアップにも深い理解を持つため、彼を相手に有利を築くのはかなり骨が折れるでしょう。

Jungle   -   ダニエル・レシニコフ(Diamondprox)

Spring Split終了後はチーム唯一の残存メンバーだったDiamondprox。しかしSummer Splitに向けて新人とベテランで構成された新ロースターが揃うと、今度はWorld Championshipの出場を決めています。

過去には世界最強・最凶のジャングラーと評されていた時代もあるベテランの彼。果たして今年のWorldsでその評価を再び勝ち取ることはできるでしょうか。

Mid   -   ミハイロ・ハルマシュ(Kira)

CIS地域有数のベテランとなったKira。アグレッシブ過ぎるプレイとプレイスキルを批判されることが多い彼ですが、トロフィーやタイトルの数は相変わらず増え続けており、その活躍からスタンディングオベーションも受けています。

柔軟性が高く、かつてレギュラーシーズン14試合で14のチャンピオンをピックしたことも。今年のWorldsは彼にとってCIS地域屈指のミッドレーナーという評価を「世界的ミッドレーナー」へと上方修正する絶好の機会となるでしょう。

ADC   -   ダニエル・クドリン(Blasting)

CIS地域トップクラスの才能を秘めたプレイヤー、Blasting。出身はラトビア。過去にはTeam JustとVega Squadronで卓越したプレイを見せ、Virtus.pro在籍時代には圧倒的な成績でLCL王者にも輝いています。

Gambitで過ごした2017 LCL Summer Splitでも素晴らしい活躍を見せ、チームを史上初の2連覇へと導きました。知性派ADCとして知られ、計算ずくのプレイスタイルからチャンピオンを限界まで使いこなす挑戦的スタイルまで状況に応じて使い分けます。

Support   -   エドワード・アブガリヤン(Edward)

CISを代表するサポートのひとりであり、ヨーロッパから北アメリカへ移籍した史上初のプレイヤーでもあるEDward。

昨年CISに戻ってからはSummer SplitをVega Squadronで過ごし、あと一歩でLCL優勝というところまで善戦。2017年はSpring Splitレギュラーシーズンを首位で終えるものの、プレイオフでは失速しています。なお、Worlds出場は今年で2度目です。

Sub / ADC    -   イゴール・ティトフ(Tauren)

TaurenはかつてはCIS最高峰のプレイヤーと呼ばれ、SLTV StarSeries Season 3では優勝を経験しているプレイヤーです。そのプレイスタイルは極めて計画性が高く、その成果が出てくる終盤戦で特に活躍します。メインチャンピオンはトゥイッチで、その腕前で何度となくチームメイトを救っています。





日本 – LJL


Rampage



Top   -   村瀬俊介(Evi)

LJL屈指のトップレーナー、Evi。操作技術の高さも申し分ない彼ですが、過去にはレーンで有利を築いた後にミスを犯す傾向が見られました。しかし今シーズンは方向性を改め、ローム頻度を向上させ、ビッグプレイよりもオブジェクトや視界確保を優先するプレイスタイルへ進化しています。

チャンピオンプール(得意チャンピオンの幅)も広く、Rift Rivalsで見せたカミールのようなスプリットプッシュチャンピオン以外にもマオカイなどのタンクや火力役のランブルまで使いこなします。Worlds 2017では彼のレーン戦の真の実力が試されることになるでしょう。

Jungle   -    イ・ムンヨン(Tussle)

アグレッシブなプレイスタイルとディフェンシブなプレイスタイルを自在に切り替えられる柔軟性を持ち、さらに多様性に富んだチャンピオンプールも併せ持つ、RampageきってのプレイメイカーTussle。今年のSpring Splitまではアグレッシブなスタイルで活躍してきましたが、最近はレーナーを支援して勝利に結びつけるスタイルを重視するようになっています。

この戦略的柔軟性はチームが2017 LJL Summer Splitで優勝を果たす上でも重要な役割を果たしました。当然Worlds 2017でも、これがRPGの戦果を分けるポイントとなることでしょう。

Mid   -   小澤統(Ramune)

ルーキーシーズンに目覚ましい成長を遂げたRamune。デビュー直後こそつまずいたもののすぐさま調子を立て直し、2017 Mid-Season InvitationalとRift Rivalsではその実力を大いに発揮しました。

2017 LJL Summer Split決勝ではレーン相手Cerosの意表をついたピックにもしっかりと対応してみせ、勝利に貢献。ルブランなど扱いが難しいチャンピオンを使いこなす技量を持つ一方、本人はレーン戦でビルドの有利を築いてロームで他レーンを支援するプレイを好みます。Worlds 2017は彼にとって今年3度目の国際大会出場となります。

ADC   -    野口悠太(YutoriMoyasi)

日本トップクラスのADCにしてRampageの切り札、YutoriMoyasi。レーンでコンビを組む相棒Daraとの連携は強力で、ボットレーンから試合をキャリーすることも珍しくありません。かつてはアグレッシブなレーン戦と小規模戦を好むプレイヤーでしたが、2017 LJL Summer Splitではスタイルを切り替え、リスクを避けつつコアアイテムの完成を待つようになっています。

とはいえ集団戦が始まれば、正確な位置取りとスキルショットでアグレッシブに勝利をもぎ取りにいく姿勢は健在。今年のWorldsでも大暴れを狙っていきます。

Support   -   チョン・ジョンフン(Dara)

韓国出身のサポートプレイヤーにしてRampageボットレーンの守護者、Dara。チームがLJLプレイオフ決勝の常連となっているのは、彼の活躍によるところが大きいのは間違いのないところです。レーン戦の安定感とオブジェクトコントロールも一級品で、ボットレーンから試合を動かしていくことも珍しくありません。ローム技術も高く、ロームを皮切りに試合の流れを変えるその姿から、「どこでもDara」の異名も持ちます。

チャンピオンプールも広く、ブラウムやジャンナをピックした時にはYutoriMoyasiを守る盾となり、ラカンやスレッシュをピックした試合では試合の主導権を握ります。日本が誇る理想的なサポートとして、Worlds 2017では大きな期待がかかります。



北ラテンアメリカ – LLN


Lyon Gaming



Coach   -   ロドリゴ・デル・カスティーリョ(Yeti)

2016 Summer Split開幕前にチームに加入して以来、チームを3度の地域優勝に導き、国際大会でも勝ち星を上げてきたYeti。2016年のInternational WildCard Qualifierではグループステージで他チームを圧倒したものの、勝ち抜けをかけた最終シリーズを落としてあと一歩というところでWorlds出場権を逃しています。また2017 Mid-Season Invitationalでは4勝2敗(敗北はどちらもGPLのGIGABYTE Marines戦)と好成績を残しました。今年のWorldsはYetiにとって過去最大の挑戦。コーチとして全力を尽くす彼とチームの善戦が期待されます。

Top   -   ダニエル・デル・カスティーリョ(Jirall)

「el capi(The captain)」という愛称でも知られるLyon Gamingのキャプテン、Jirall。北ラテンアメリカ地域屈指のトップレーナーで、スプリットプッシュが得意なデュエリストから強力なイニシエート手段と頑丈さが売りのタンクまで柔軟に対応します。

LLN Summer SplitではKDAで1位に輝いており、今年のWorldsは真の実力を示す絶好の機会となりそうです。

Jungle   -   セバスチャン・ニーニョ(Oddie)

ラテンアメリカ地域トップクラスの尊敬を集めるジャングラー、Oddie。出身はペルー。彼が2016 Summer SplitにLyonに加入したことで、チームの戦力は大幅に上昇しています。チャンピオンプール(得意チャンピオンの幅)も広く、予測不能なジャングルルートを取ることと、マップと視界管理の理解度が深いことでも知られます。

Oddieのキャリアを決定づけた瞬間のひとつが、ブラジルで開催された2016 IWCQでした。この大会では対戦相手にことごとく悪夢のような時間を過ごさせ、一時的とはいえ42というおよそ国際大会とは思えないような化け物じみたKDAを記録したのです。Worlds 2017でも、チームが活躍できるかは彼の才能が再び国際舞台で輝けるかどうかに大きくかかっています。

Mid   -   アリ・ブラカモンツ(Seiya)

北ラテンアメリカ屈指の名プレイヤーとして名高いSeiya。Lyon Gamingのミッドレーナーとして地域トップクラスの豊富な経験を誇り、ラテンアメリカ地域の決勝参戦率100 %という輝かしい実績を持つ唯一の選手でもあります。地域優勝回数も9回と圧巻です。長いキャリアで何度も輝かしい戦績を収めてきた彼ですが、今年は世界の舞台で新たな高みを目指します。


ADC   -   マティアス・ムッソ(WhiteLotus)

アルゼンチンが誇る名ADC WhiteLotus。チーム加入後は元々のアグレッシブなプレイスタイルをチームの戦略に合わせる術を習得して急速な成長を見せ、今や北ラテンアメリカ屈指のADCという評価を獲得しました。過去には2015年に南ラテンアメリカのKaos Latin Gamersでプロとして活動しています。地域代表として戦う時に最高のプレイを見せてきた彼に、今大会も要注目です。


Support   -   マリアーノ・ポロンスキー(Genthix)

円熟を迎えた26歳という年齢で北ラテンアメリカの覇者Lyon Gamingに加入したGenthix。しかし入団直後には「偉大な前任者を越える」という難しい使命が課せられていました。しかし大方の予想を裏切り、彼はすばやくチームに馴染むとコンビ相手のWhiteLotusとも抜群の相性を見せ、チームともスムーズな連携を見せています。今夏レギュラーシーズンにはポケットピック(個人的に特に得意とするチャンピオン)のアリスターで活躍したことでも名を馳せた他、レーンでは相手を制圧してロームのチャンスを作り、マップをコントロールしていくスタイルを得意とします。

Sub / ADC    -   マリオ・レイエス(MarioMe)

北ラテンアメリカの大学サーキットで首位に立ったことで注目を集めLyon Gamingの控えとしてチーム加入を果たしたMarioMe。プロデビューとなったレギュラーシーズンでは数試合しか出場機会に恵まれませんでしたが、Rift Rivalsでプレイすることが叶い、ファンや対戦相手に強い印象を残すことに成功しています。Worlds 2017で起用されることがあれば…そして得意とするアッシュをピックすることができれば、その時対戦相手は思い知ることでしょう。針の穴を通すようなクリスタルアローを放てるのは、WhiteLotusだけではないということを…。



南ラテンアメリカ – CLS


Kaos Latin Gamers



Coach   -   ミサエル・ディ・シエンシア(Pierre)

4年以上前から南ラテンアメリカのLoLシーンで活躍し、CLSと同地域のチャレンジャーシーンで重要な役割を果たしてきたPierre。チームとしてのまとまりの醸成とプロにふさわしい態度の徹底を常に心がけるコーチとしても知られており、その存在はドラフト専門家というよりは心理学の専門家。地域を代表して国際大会に出場するのは今回のWorlds 2017が初めてです。

Top   -   フアン・アブドン(MANTARRAYA)

CLS最古参プレイヤーの一人、MANTARRAYA。国際大会はKaBuM! eSportsに在籍していた2014年のInternational Wild Cardイベント以来の参加です。なおその年のKaBuM! eSportsは続くWorldsでAllianceを倒し、伝説の大番狂わせを演じています。

その彼が再びWorldsに出場するとなれば、今大会でも大番狂わせを期待したいところです。またWorldsでは、彼の熱烈なファンであるPhreakとも再会を果たせるかもしれません。

Jungle   -   セバスティアン・マテルナ(Tierwulf)

ショットコーラー(司令塔)、というよりも「チームの心臓」の役割を果たすプレイヤー、Tierwulf。CLSで数年の経験を積んだベテランジャングラーで、昨年は南アメリカ出身プレイヤーとして史上初めてブラジルのCBLoLに参戦したプレイヤーにもなっています。

地元リーグに戻った今年は、持ち前のアグレッシブなプレイスタイルを武器にWorldsの舞台で南ラテンアメリカを新たな高みへと導きます。

Mid   -   ホアキン・ペレス(Plugo)

ルーキーミッドレーナーとしてKLGに加入した昨年、IWCQ(ブラジル開催)、IWCA(バルセロナ開催)そしてIEM Oaklandと3つの国際大会に出場を果し、他のプレイヤーよりも国際大会経験に恵まれてきたPlugo。

じっくり考えるタイプのプレイヤーで、ミッドレーンで有利を取れるよう可能性のあるマッチアップをすべて研究するような一面を持ちます。これまで国際大会では良い成績を残せていませんが、過去の失敗を十分に研究した今回は以前とは違うところを見せてくれるでしょう。

ADC   -   ニコラス・サヤゴ(Fix)

KLGのルーキーADCでありながら、すでに地域屈指のADCという評価を獲得したFix。CLS Closing Splitではあらゆる部門のスタッツ(成績データ)で他ADCを圧倒している上、チャンピオンプール(得意チャンピオンの幅)の広さも申し分ありません。

彼の才能を最大限に活用するため、これまでKLGは彼が試合をキャリーできるチーム構成を積極的に使ってきています。今年のWorldsでKLGが躍進できるかどうかは、まず彼が「ルーキーの呪い」を打ち破れるかどうかがカギとなりそうです。

Support   -   エドゥアルド・ガルセス(Slow)

3年連続で南アメリカ最高のサポートと評価され続けているSlow。しかしその個人評価とは裏腹に、かつて所属していたRebirth eSportsというチーム自体は成果を出すことができませんでした。彼が飛躍を遂げるには、まず「河岸を変える」必要があったのでしょう。

そしてKLG加入後はいきなり優勝を果たし、そのプレイメイク能力をいかんなく発揮。ベテランながら国際大会は初出場の彼ですが、Worlds 2017では大きな期待がかかります。

Sub / ADC    -   マチアス・ポルト(Focho)

Forchoは持ち前の裏表のない性格で地域トップクラスの人気を誇るプレイヤーです。ここ数年はさまざまなチームでキープレイヤーとして活躍しており、チームの状況に応じてジャングルとADCという2つのポジションを行き来しています。しかし彼を語る上で最も重要なのはその人格でしょう。その志は組織やチームの絆を固くし、そこにいるだけでも厳しいという状況であっても笑顔をもたらしてくれる。多くのプレイヤーが口を揃えてそう語っています。



オセアニア – OPL


Dire Wolves



Coach   -   カーティス・モーガン(Sharp)

Dire Wolves創立メンバーのひとりでもあるSharpは計算に強い戦略家で、用心深い作戦を立てることでも知られます。時にはその作戦ひとつで勝負をひっくり返すことも。彼自身元プロで、コーチとしても野良オオカミ(Wolves)の集まりだったチームをOPL最高峰のプレイヤー集団にまで育て上げています。


Top   -   ライアン・ショート(Chippys)

デュエリストを好んでプレイし、殴り合いが大好きなDire Wolvesのスタメントップレーナー、Chippys。ジャングラーのshernfireとの呼吸もピッタリで、レーン戦では連携を活かして有利を築くことも少なくありません。

CS、戦闘、レーン管理のすべてで相手を上回るからと、敵ジャングラーにキャンプされるのも、このニュージーランド出身のプレイヤーとっては普通のこととなってきました。

Jungle   -   シェーン・タイ(shernfire)

どう猛なオオカミらしく、自分の感じるままにプレイすることで知られるshernfire。時には「動物的本能」で行動を決めることもあります。

韓国ソロキューでトップ4にまで上り詰めたこともあり、Dire Wolves加入後はチームをOPL二連覇へと導きました。裏表のない性格で思ったことを口にすることでも知られています。今年のWorldsではまずプレイインステージ突破、そしてその先を目指します。

Mid   -   リチャード・スー(Phantiks)

タンク、メイジ、キャリーにアサシン…多様なチャンピオンを自在にプレイするPhantiks。OPL MVPの名は伊達ではありません。

相手のチーム構成への対策を素早く見極めるゲーム知識の深さでも知られます。OPLではひとしきり大暴れして見せたPhantiksですが、国際大会で彼の力はどこまで通用するでしょうか。

ADC   -   カルヴィン・チュオン(k1ng)

アグレッシブなレーン戦が特徴的なk1ng。しかし彼が本当に輝くのはオールインを決める瞬間です。生来の「跳ねっ返り」である彼は、ターゲットを倒し切れると見れば躊躇なく飛び込んでいきます。

レーンの相棒Destinyへの信頼も厚く、背中を完全に預けきれる関係を築いています。これまでのチームと比較しても、Dire Wolvesにはひときわ馴染んでいるようです。

Support   -   ミッチェル・ショー(Destiny)

派手なk1ngが光なら、それを支える陰がDestinyです。チームを影で支える戦略家であり、プレイの面でも抜群の位置取りとタイミングでシールド、ランタン、ヒールなどを使って勝利に貢献しています。

チームがデッドせずに暴れられるならどんな事でも厭わない。OPL屈指の守護神として、今大会でもチームメイトを下支えします。

Sub / Jungle    -   ネイサン・モット(Rippii)

Dire Wolvesの設立メンバーのひとりにして、初代メンバー唯一の現役所属メンバーであるRippii。かつてはアグレッシブなジャングラーとして知られていましたが、最近のプレイスタイルは謎に包まれています。ベテランの牙は未だ健在。チームの隠し刀としてWorldsに臨みます。





トルコ – TCL


1907 Fenerbahçe



Coach   -    サーダー・パデス(Pades)

2017年の開幕から数週間にわたり不調に見舞われた1907 Fenerbahçe。そして不調を脱するために指名されたのが、かつてチームがTCLに昇格した時のコーチだったPadesでした。やがて1907 Fenerbahçeは規律ある練習環境と統制されたトレーニング手法で変身を遂げ、不安定だった同チームを優勝争いができるレベルに引き上げたPadesは賞賛を集めます。Winter Splitをセミファイナリストで終えた後もチームの成長を促し続け、続く2017 TCL Summer Splitではチームを優勝へ導いています。

Top   -   バーケ・デミー(Thaldrin)

Worlds出場を夢見て2013年にプロの道に入ったThaldrin。これまでMid-Season Invitationalには2度出場を果たし、一度はCounter Logic Gaming相手にバックドアを決めて勝利したこともある一方で、Turkish Grand Finalsに2度出場しているにもかかわらずWorldsに出場する機会には恵まれていませんでした。しかしその不運も今年で終わりです。

2017年はトルコ地域でも屈指の影響力を持つキャプテンとして抜群の安定感を見せ、チームのWorlds出場に大きく貢献。シーズン中は毎週チームメイトに「自分たちの試合ができれば、俺たちは誰にも負けない」と語りかけ続けました。そして掴んだWorldsの切符。今年は彼にとって、ようやく世界に向けて実力を証明する機会なのです。

Jungle   -   ガン・ミンス(Move)

必要な時に必要な場所にいる男、Move。NA LCSのGravityとEU LCSのUnicorns of Loveでそれぞれ短期間プレイした後、彼が次の舞台に選んだのはトルコでした。

TCL移籍後のSplitはおとなしくしていたものの、Summer Splitに1907 Fenerbahçeへ移籍すると大爆発。Frozenとの抜群の連携で試合を動かし、トルコ行きが正しい選択だったことを証明しています。そして今年、Moveはついに自身初となるWorlds出場を決めています。

Mid   -   キム・テイル(Frozen)

韓国では元Longzhuのプレイヤーとして記憶されているFrozenですが、当時の彼は特に目立つ選手ではありませんでした。しかし1907 Fenerbahçe加入後、彼はついにTCLという自分の場所を発見します。

粛々とチームのためにプレイする姿勢と折れない意志を持つチームメイトを得た彼は、広大なチャンピオンプール(得意チャンピオンの幅)を活かしてミッドレーンを席巻。その結果2017 TCL Summer Splitでは最優秀ミッドレーナー、レギュラーシーズンMVP、決勝戦MVPと3タイトルを獲得しています。今年のWorldsは世界的強豪を相手に今の実力を試す絶好の機会となるでしょう。

ADC   -   エゲ・アチャール・コポラル(padden)

安定感がある、傑出した才能を持つ…そういった評価とは無縁の存在だったpadden。かつてプレイオフの試合に寝過ごして欠場した過去を乗り越え、TCLで最も成長したプレイヤーという称号を獲得した素晴らしいプレイヤーとなっています。

1907 FenerbahçeにはWinter Splitに試験的採用という条件で加入。直後から劇的な成長を見せ、今やチームが必要とする役割をなんでもこなすプレイヤーへと変貌を遂げ、トルコ最高峰のADCのひとりにも数えられています。そんな彼が今年のWorldsで紡ぐ物語の結末はいかに?

Support   -   バハディル・チョラク(Japone)

Japoneのルーキーシーズンのボットレーンの相棒paddenとおおむね似たようなものです。当初は「カルマしかまともに使えない男」と評されていたプレイヤーを、1907 Fenerbahçeのトレーニングが卓越したプレイヤーへと生まれ変わらせたのです。Summer Splitでもカルマはピックしていますが、一度として第一候補にはしていません。

最近ではスレッシュやザイラといったチャンピオンで目覚ましい活躍を見せ、試合をキャリーする能力を証明してみせました。そうして勝ち取ったWorlds出場権。手持ちのカードも増え、さまざまなプレイスタイルに適応する能力を身につけた今、世界大会という大舞台でTCLと同じだけの活躍を目指します。

Sub / Mid    -   ベシャン・アイディン(WaenA)

WaenAはトルコのChallenger Seriesで下位チームを決勝まで導いたことで脚光を浴びた、トルコLoLシーンの有望若手プレイヤーです。Summer Splitはあまり出場機会に恵まれませんでしたが、スタメンミッドレーナーFrozenの後ろでしっかりと成長を続けています。




2 months ago