植物の話をしよう!

Fearlessによる

こんにちは、Fearlessです。

今回は「植物」についての理解を深めてもらえればと思っています:植物とはなんなのか。なぜ私たちがジャングル、さらにはゲーム全体をより良くしていくための大きな可能性をそこに見出したのか。早い話が、ゲームに勝つための決断の幅や深みを広げていく中で、プレイヤーが個々の戦闘へのアプローチを変えられるよう、より多くの要素が必要になったのです。

これまでにマップや戦略目標に加えてきた変更は、主に戦術的な深みを目的にしたものでした(プレイヤーが勝利するための方法に変化を加えるさまざまな要素です)。エレメンタルドレイクや、ミニオンを強化するようになったバロンバフが好例です。これらは「違う戦術をとればプレイにも有意義な違いが出る」ことを確かにし、単に「正しい動き」を覚えるだけでなく「状況に臨機応変に対応すること」をプレイヤーに促すためのものでした。

どれも素晴らしい試みだったものの、結果として明らかに際立った問題が残りました:マップ上に戦術的な深みを提供する要素(特定の状況に対して異なるアプローチを可能にする要素)がほとんど無かったのです。しかし、個々の戦闘における「臨機応変な対応」を促す術は、ジャングルですぐに見つかりました。ジャングルのユニークな地形のレイアウトと、戦略的価値が高く小競り合いの争点となるレッドバフに、改良の素地を見出したのです。例えばリフト・スカトルは、限定的なランダム性をそのアイデンティティの核として備えており、ジャングルの端で私たちが見たいと思うゲームプレイを可能にさせています。植物は、「頻繁ではないもののインパクトのある接触」がゲームを非常に活性化させると同時に、プレイヤーが戦闘結果を予測することを学んだために価値が薄まりつつあった「戦術的判断」を復活させられることを、最初のわずか数回の実験で示しました。簡単にいえば、植物は、「結果を予測して最適解を適用するだけ」のものになりつつあった戦闘を再び刺激的なものにしたのです。また植物の追加は、「ジャングル自体が生きていて野性溢れる場所なのだ」という感覚を強くする、実りの多い方法でもありました。

詳細を詰めていきましょう。植物は小型の中立戦略目標で、チャンピオンの攻撃を受けると起動しますが、使えるのは一回きりです。ジャングル内の出現可能な複数の箇所の一つに出現し、一定時間を再成長した後に復活します。ゲームの序盤では出現ポイントは限られており、序盤のギャンクルートやインベードに必要以上の影響を与えないようにしています。また、公平性の側面から非常に厳しいルールを設定してあります:ゲームに出現するそれぞれの植物にアクセスできる機会は、各チームに平等に与えられなくてはなりません。また、プレイヤーが対応する時間を取れるように、植物は使用可能になる30秒前に種の状態で出現します。

初期段階から多くの可能性を秘めていると感じたのが「ブラスト(爆発)コーン」です。見て、あそこに植物が!

これは誰でも使えるジグスの「エンジニアボム」のようなもので、攻撃されると自身を中心にあらゆるユニットを弾き飛ばします。ドラマチックな逃走手段として機能するほかに、敵を望まぬ場所へ飛ばすのにも利用できます。また、ダッシュやブリンクを持たないチャンピオンたちが要所の壁を飛び越えるのにもよく使われます。はい、そしてもちろん、ドラゴンやバロンナッシャーの巣の背後にも出現しますよ。

開発していく中、植物はスマイトバフと重複する部分がたくさんあることがわかりました。さらに、高い視認性、技術性、試合に与えるインパクトを持っていることも明らかになりました。とはいえ、これまで通りにジャングラーたちが選んだジャングルルートによって有意義な違いを生み出しつつ、異なる目的に沿ってジャングルを活用できるようにもしておきたかったのです。結果として、ジャングラーがそれぞれのタイプごとの強みを発揮させられるように、ジャングルモンスターそのものに変更を加えることになりました。これは同時に、これまでずっとスマイトバフでは不十分であった、より広い範囲のジャングラー達のサポートも可能にしました。ジャングルモンスターへの変更の詳細については、今後お知らせする予定です。

レッドバフから得られる体力回復効果のあるスマイトバフの持つ戦術的要素は、新しく川に出現するようになる「回復効果のあるハニーフルーツ」が担うようになります。これは「ただの爆発するオレンジ」ではありませんのでご注意くださいね!

また、ラプターから得られるスマイトバフによる視界ツールが無くなったことにも気づいたので、スクライヤーブルームにこれを担ってもらうことにしました。

この植物はチャンピオンとワードを大きな扇状範囲で可視状態にする、アッシュの「スカウトホーク」が詰まった魔法のタンポポのようなものだと思ってください。スマイトバフが2017年シーズンのバフリストに表示されることはありませんが、それらによるエキサイティングなプレイはこれからも見られることでしょう。

これから、「植物」という新しい戦術的要素で多くの新しいことに挑戦しようとしています(昔はトリンケットさえ無かったんですよ)。どれもうまく定着すると同時に、ゲーム内の面白い新要素として花開くよう環境を整える努力もしていきます。植物が根付いていくのに合わせて、出現場所や挙動、プレイヤーが使える回数などに大きな変更を加えるかもしれません。

今回の話で植物がどんなものなのか少しだけ分かってもらえたかと思いますが、引き続き皆さんのご意見をお待ちしています!

-Fearless


2 years ago