*より分かりやすくするため、日本語の表現を一部変更しました。数値等の内容に変更はありません。
2月がやってきました! 新たな特大パッチの登場です!
今回は全体に渡ってアイテムのチェックを行い、強すぎるものと強化が必要なものに調整を加えています──これらのアイテムはタンク、エンチャンター、マークスマン、ファイター、メイジ、サステインの6つのカテゴリーに分類されています。サステインに関しては、「ゴア ドリンカー」や「ステラックの篭手」といった強力なアイテムのオムニヴァンプを中心としたステータスに調整を施しています。ここでの狙いは、ステータスのバランスを調整しつつもアイテムの有効性は維持し、アイテム自体を“サステイン”させることです。
もちろん、いつも通りチャンピオンのバランス調整も行っています。ここしばらく目立たなくなっていたジンクス、そして魔力系シヴァーナを少々強化しています。“外れ値”の面々については、ジャングルで安定して高勝率を誇っていたラムスやエリスといったチャンピオンに弱体化を施しています。
それはさておき、ARURFが改良されるとともに復活します! 新たなアイテムシステムに対応した調整をいくつか行っていますので、以下の調整内容を超スピードでご確認ください。それでは次のパッチでお会いしましょう!
宴はまだまだ続きます!「獣たちの宴」が開催中のTFTの世界に最初のパッチが登場します!こちらのポータルからTFTのパッチノートをチェックしてパーティーに参加しましょう!
Qの爆発ダメージが低下。Rのクールダウンが高スキルレベルで延長。
パッチ10.25の調整以来、アニビアはスキルの信頼性の高さとダメージの大きさを活かして相手を氷漬けにしているようです。
Eの基本ダメージが高スキルレベルで減少。
前回のタンクアイテムの強化以来、チョ=ガスはトップレーンでごちそうを平らげすぎているようです。
ヒト形態のQの基本ダメージが高スキルレベルで減少。蜘蛛形態のWの発動効果による攻撃速度増加が高スキルレベルで減少。
パッチ11.2での弱体化にも関わらず、エリスはジャングルの頂点へと忍び寄っています。ほかのチャンピオンとの戦いが拮抗するよう、少し弱体化を施しました。
Qのダメージ反映率が上昇。
新たなアイテムシステムとなって以降、エズリアルは活躍できていないようです。その活躍を助けるため、Qの反映率を上げて「ムラマナ」とのシナジーを高め、さらに「タイタン ハイドラ」といった強力な攻撃系アイテムをビルドする価値を高めました。
レベルアップごとの基本体力が低下。Eのシールド量が高スキルレベルで減少。
アイバーンがその縄張りの外を歩き回っているのを見るのは楽しいものですが、ジャングル内を歩き回っていても強過ぎるのは問題と言えるでしょう。もう草むらの外から見守っているだけではいけません──彼の安全性とシールドを低下させることにしました。
基本体力が低下。Qの増加射程が増加、「フィッシュボーン」の増加攻撃速度減少量が低下。Eのコストが上昇、トラップが有効になるまでの時間が短縮、最大射程での設置に関する仕様を変更。
新たなアイテムシステムはジンクスにとって有利に働いていないようです──ジンクスへの調整はアイテム自体への調整を終えてからにしたいと考えていたのですが、いよいよその時がやってきたと言えるでしょう。また、彼女はプロシーンでほとんど見られなくなっているため、基本ステータスに依存したスキルの強化ではなく、スキルを活用できるチャンスを広げることで強化を図りたいと考えました。
Eのクールダウンを短縮。
モルデカイザーは新シーズンを上手く掌握できていないようなので、もっと呪縛できるようにしました。ほかのシステム変更(「リフトメーカー」の体力増加、攻撃力系ブルーザーアイテムの弱体化)と合わせて、この変更は彼が新シーズンの新たな世界に適応する際の助けになることを期待しています。
基本体力が低下。固有スキルの増加攻撃速度が低下、固有スキルアイコンに攻撃速度が表示されるように
オラフはジャングルを支配しています。そこでクリアスピードとタイマン能力を弱体化し、ギャンクを成功させることへの依存度を少し高めることにしました。
Qがミニオンとモンスターに対してダメージが低下するように、クールダウンが低スキルレベルで延長。
ミッドとジャングルの両方において、パンテオンの持つパワーのバランスを調整しました。
Eのクールダウンがスキルレベル関わらず一定に。
ラムスはプレシーズンから調子よく転がり続けており、タンク系ミシックアイテムのコスト低下でさらに勢い付いているようです。これまでより安定したエンゲージが可能になっていることから、タウントのパワーは一部低下させることにしました。
W1とW2のダメージ反映率が上昇。Eのダメージ反映率が上昇、リンク解除のクールダウンが短縮、クールダウンのバグを修正、遠距離ルートのバグを修正。Rのダメージ反映率が上昇。
これまでのところレルは良い状態にあるため、大きなバランス調整の必要はなさそうです。今回の変更はちょっとした使用感の改善とバグ修正がメインですが、そこにほとんど存在感のない魔力系ビルドへの強化も散りばめました。
固有スキルの「ノート」の基本ダメージが低下。Wのシールド量が減少。
セラフィーンは常にセンターポジションに立っており、ミッド(およびそのほかの役割)の舞台における存在感が大き過ぎるため、少し弱体化することにしました。
Qの強化された通常攻撃のダメージと2回目の攻撃の追加ダメージが増加。Wの増加移動速度が増加。
攻撃力系シヴァーナはファイターとタンクの両方のビルドで大活躍を見せていますが、魔力系シヴァーナは新シーズンになってから少し遅れを取っているようです。そこで魔力系シヴァーナを“火の玉を連打するだけではないやり方”で強化したいと考えました。今回の変更で、新たなアイテムシステムになってから弱体化されていたクリアスピードが上がるはずです。
Qのダメージ反映率が上昇。
シンジドはプレシーズン以降苦戦しており、最近行われた「帝国の指令」への変更でさらに厳しい状況に追い込まれています。そこで彼の代表的なスキルにパワーを加えました。お忘れなきよう──いつだってシンジドを追いかけ続けることを。
Qのコストがスキルレベルに関わらず一定に。Wのダメージが増加。
サイラスを鎖から解き放つとともに、スキルのコストをレベルに関わらず一定にしました。
固有スキルの増加移動速度が増加。Qのモンスターに対する2発目以降の石のダメージが低下。
タリヤのジャングルサーフィンはエリートレベル帯において、サモナーズリフトの大地を揺るがしているようです。パッチ11.1及び10.25の一部の変更を元に戻し、ジャングルのクリア性能に限定的な弱体化を施すことにしました。
Rの発動効果オーラの合計基本ダメージが高スキルレベルで低下。
目下のところ、ウディアは圧倒的なジャングラーの一人であり、とくに「R – 不死鳥の型」優先のビルドが強力です。ただ、彼が持つ主要なアイテムはすでに弱体化されているため、今回の弱体化は少し軽めになっています。
Rのクールダウンがスキルレベルに関わらず一定に。
プレシーズンのアイテム変更へのバランス調整により、ブラッドミアは少々くたびれてしまっているようです。とはいえダメージや回復効果を強化するのではなく、アルティメットスキルへのアクセスしやすさを高めることで埋め合わせようと考えました。
メイジアイテム毎の購入頻度のバランスを取り、幾つかのアイテム(「リッチ ベイン」、「ゾーニャの砂時計」、「シーカー アームガード」)がほかのものと比べて突出してしまわないようにしました。また、より多くのメイジが活用できるよう「ホライゾン フォーカス」の発動範囲の要件を緩和したほか、「ヴァーダント バリア」と「シーカー アームガード」のスタックする自動効果を統一してもいます。
エンチャンターアイテムに関しては、ほかの“2つ目のアイテム”の選択肢と比較して「フロー ウォーター スタッフ」が圧倒的なのは明白でしょう。また、「ケミテック ピュートリファイアー」はそのニッチな役割を全うしてはいますが、ほかの「重傷」アイテムほど多く使われてもいなければ、強力でもありません。ほかのクラスと同様、エンチャンターにも有効な「重傷」の選択肢が存在すると感じられるよう、いくつかの変更を施しました。
「シルバーミアの夜明け」はファイターのエコシステムにおいて重要な存在になることを想定していたのですが、思ったほどの効果は得られていないので、そのパワーを強化することにしました。また、「アイアンスパイク ウィップ」は特定のチャンピオンがミニオンウェーブを無効化するうえで役立ってしまっていることから、そうしたチャンピオンの長所と弱点を明確化するために、ミニオンへの強化ダメージを削除しました。
「ファントム ダンサー」は“2つ目のアイテム”としても、“3つめのアイテム”としてもほとんどビルドされていないようです。多くのチャンピオンがこれほどの攻撃速度を必要としていないため、このアイテムがマークスマンチャンピオンに与える効果を作り直すことにしました。また、「イモータル シールドボウ」はライフスティールから恩恵を得られる射程の短いチャンピオンからしか利用されておらず、そのようなチャンピオンですら同じ状況で同様の効果を得られる「ゲイルフォース」を利用していることがほとんどであるため、強化を施すことにしました。
サステインアイテムをビルドする際は、そのトレードオフが実感されるべきであり、一般的にはダメージが犠牲になります。ですが、一部のオムニヴァンプを有するアイテム(具体的には「ゴアドリンカー」や「ラヴァナス ハイドラ」)はダメージが低いわけでもないため、とくに強力なサステインアイテムのように思えることでしょう。今回はそうしたアイテムについて、試合序盤におけるパワーに焦点を当てて調整を行いました。
タンクアイテムに存在しているいくつかの“外れ値”に対処を行いつつ、「フローズン ハート」をより低コストでマナとスキルヘイストが得られるアイテムとして調整し、タンクサポート、トップレーナー、ジャングラーの3者が活用できるようにしました。
シーズン2021の最初のClashのチーム登録およびチーム結成がパッチ11.3期間中となる2月16日(火) からスタートします! 実際のトーナメントが開始されるのはパッチ11.4期間中となります。クライアントのClashタブでトーナメントの開始日時と詳細を確認しましょう。
ルナーフェスティバルに合わせてARURFが復活します。アイテムへの変更が行われてから初のURFとなるので、新システムに合うよういくつかの変更を行いました。その狙いは、プレイヤーの皆さんに価値が低下したと感じさせることなく、好きなアイテムをビルドできるようにすることにあります。ゲーム開始時のクールダウンは前回のURFよりも少し延長されていますが、ステータスの喪失を心配することなくスキルヘイストとマナアイテムをビルドできるようになりました──つまり、これまで以上にクールダウンを短縮できる可能性があるのです。
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。