チーム紹介
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ZANTINS
RANGER
DYNQUEDO
TITAN
RIYEV
NATE
TIERWULF
PLUGO
FIX
SLOW
BWIPO
BROXAH
CAPS
REKKLES
HYLISSANG
ROCKKY
INTRESO
G4
LLOYD
RICH
KHAN
PEANUT
BDD
PRAY
GORILLA
PVPSTEJOS
DIAMONDPROX
KIRA
LODIK
EDWARD
PAZ
ONCE
RAMUNE
YUTORIMOYASI
GAENG
JIRALL
ODDIE
SEIYA
WHITELOTUS
GENTHIX
HANABI
MOOJIN
MAPLE
BETTY
SWORDART
LETME
MLXG
XIAOHU
UZI
MING
IMPACT
XMITHIE
POBELTER
DOUBLELIFT
OLLEH
CHIPPYS
SHERNFIRE
TRIPLE
K1NG
CUPCAKE
FABFABULOUS
STOMAGED
GBM
ZEITNOT
SNOWFLOWER
STARK
YIJIN
WARZONE
SLAY
RONOP
CBLOL - ブラジル
CLS - 南ラテンアメリカ
EU LCS - ヨーロッパ
GPL - 東南アジア
LCK - 韓国
LCL - CIS(ロシアを含む独立国家共同体)
LJL - 日本
LLN - 北ラテンアメリカ
LMS - 香港・マカオ・台湾
LPL - 中国
NA LCS - 北アメリカ
OPL - オセアニア
TCL - トルコ
VCS - ベトナム
CBLOL - ブラジル
CLS - 南ラテンアメリカ
EU LCS - ヨーロッパ
GPL - 東南アジア
LCK - 韓国
LCL - CIS(ロシアを含む独立国家共同体)
LJL - 日本
LLN - 北ラテンアメリカ
LMS - 香港・マカオ・台湾
LPL - 中国
NA LCS - 北アメリカ
OPL - オセアニア
TCL - トルコ
VCS - ベトナム
KABUM!
E-SPORTS
新興地域屈指の強豪として知られるブラジル。過去4回出場しているWorld Championshipsでも主要地域チームがワイルドカード地域チームに負けるはずがないという雰囲気の中、LoL競技シーン史上に残る大番狂わせを何度も起こしています。ファンの声援が凄まじいことでもよく知られ、その声援を受けるプレイヤーたちも国際大会では毎回「どれだけ強くなったか証明してやる」と言わんばかりの情熱的な姿勢を見せてくれます。地理的な事情から強豪地域とのスクリム(練習試合)を組みにくいという制約はありますが、国際舞台で華々しく活躍するという野望に陰りはありません。
ヨーロッパのファンにとって、“KaBuM”は苦い記憶を想起させる単語だと言ってもよいでしょう(過去にKaBuMはヨーロッパ代表チーム相手に歴史的大金星を挙げてます)。奇しくも今年のMid-Season Invitationalはヨーロッパ開催。その国際大会にブラジル王者として舞い戻ってきたのですからその反応も当然かもしれません。しかし当のKaBuMにとっては、国際大会再出場までの道は長く険しいものでした。これまで2回の降格戦を戦い1度はChallenger Circuitに降格していたのですから。CBLoLに再昇格し、プレイオフFINALでKeyd Starsを3-2で破ってMSI出場権を獲得してきた彼ら。果たしてこの勢いはどこまで続くでしょうか。
ヨーロッパのファンにとって、“KaBuM”は苦い記憶を想起させる単語だと言ってもよいでしょう(過去にKaBuMはヨーロッパ代表チーム相手に歴史的大金星を挙げてます)。奇しくも今年のMid-Season Invitationalはヨーロッパ開催。その国際大会にブラジル王者として舞い戻ってきたのですからその反応も当然かもしれません。しかし当のKaBuMにとっては、国際大会再出場までの道は長く険しいものでした。これまで2回の降格戦を戦い1度はChallenger Circuitに降格していたのですから。CBLoLに再昇格し、プレイオフFINALでKeyd Starsを3-2で破ってMSI出場権を獲得してきた彼ら。果たしてこの勢いはどこまで続くでしょうか。
ATLANTA
NUDDLE
KAOS LATIN
GAMERS
かつて南ラテンアメリカは、北ラテンアメリカとペアで1地域という扱いで設立されました。国際大会も出場権1つを2つの地域が取り合うしくみだったため、強烈なライバル意識(北アメリカとヨーロッパのような)が生まれています。その後2016年に、規模の面で十分な成長を遂げた両地域がそれぞれ独自のリーグを設立。この時に国際大会の出場枠も地域ごとに割り振られるようになりました。南ラテンアメリカのチームはブラジルとスクリム(模擬戦)を組むことが多く、プレイスタイルの点でも共通点が見受けられる他、地域として歴史が浅いこともありマクロプレイよりも集団戦を好む傾向があります。
Kaos Latin Gamersは南ラテンアメリカでトップクラスの人気と規模を誇るeSportsチームです。降格戦をくぐり抜ける苦難の時期と王者のスポットライトの両方を味わってきており、国際大会においてはCLS代表の常連チームです。直近の国際大会出場出場はWorlds 2017ですが、苦戦続きで成績は振るわずじまいでした。新たなトップレーナーを迎え、CLSでふたたび優勝してMSI出場を決めてきた今回は雪辱に向けて気合十分です。
Kaos Latin Gamersは南ラテンアメリカでトップクラスの人気と規模を誇るeSportsチームです。降格戦をくぐり抜ける苦難の時期と王者のスポットライトの両方を味わってきており、国際大会においてはCLS代表の常連チームです。直近の国際大会出場出場はWorlds 2017ですが、苦戦続きで成績は振るわずじまいでした。新たなトップレーナーを迎え、CLSでふたたび優勝してMSI出場を決めてきた今回は雪辱に向けて気合十分です。
ZEALOT
PIERRE
FNATIC
過去のMid-Season Invitationalでは大躍進と大惨敗の両方を見せてきたEU LCS。MSI 2016ではG2 Esportsが大会前に休暇を取った末に惨敗してインターネットを大いに沸かせましたが、続くMSI 2017ではグループステージを「まあまあ」の成績で勝ち抜けるとそこから一転快進撃を見せ、FINALにまで進出しています。今年の見どころはFnaticがそのG2の成績に追い付き、追い越せるかどうかでしょう。欧米地域で唯一World Championship優勝経験を持つ地域であり、歴史的にも国際大会で善戦しているヨーロッパ勢の進撃に期待です。
EU LCSプレイオフFINALでG2 Esportsに3-0で圧勝し、ついに「ヨーロッパの王」の称号を取り戻したFnatic。前回のMid-Season Invitational出場時にはSEMI FINALまで勝ち上がり、欧米チームとして初めてSK Telecom T1相手にGame 5まで持ち込む接戦を見せてくれました。今年は地元開催となるMSIに向けて勢いは十分。昨年のMSIではヨーロッパ代表チーム(G2)がFINALまで進出していますから、今年のFnaticの目標は当然「あともう1勝」でしょう。
EU LCSプレイオフFINALでG2 Esportsに3-0で圧勝し、ついに「ヨーロッパの王」の称号を取り戻したFnatic。前回のMid-Season Invitational出場時にはSEMI FINALまで勝ち上がり、欧米チームとして初めてSK Telecom T1相手にGame 5まで持ち込む接戦を見せてくれました。今年は地元開催となるMSIに向けて勢いは十分。昨年のMSIではヨーロッパ代表チーム(G2)がFINALまで進出していますから、今年のFnaticの目標は当然「あともう1勝」でしょう。
SOAZ
DYLAN FALCO
ASCENSION
GAMING
競技地域としての歴史の長さは世界でも有数のGarena Premier League。東南アジア全体のチームとリーグが集まっており、2012年にはWorlds王者TaiPei Assassinsも輩出しています。また近年の国際大会では主にベトナム代表の活躍により優れた成績を残してきました。しかし今年のMid-Season InvitationalからはベトナムVCSが独立した地域として扱われることとなったため、今大会はこれまでベトナム勢の活躍に隠れてしまっていたGPLチームの実力を改めて証明する機会となるでしょう。
Ascension Gamingは設立からわずか1年少しという若いチームですが、その強さに一切の迷いは見えません。Worlds 2015に出場したBangkok Titansロースターから2人のベテランプレイヤーとコーチを獲得したタイのスーパースターチームはGPL FINALでも勢い止まらず、Kuala Lumpur Hunters相手に3-1で勝利。チーム初のMid-Season Invitational出場を決めています。
Ascension Gamingは設立からわずか1年少しという若いチームですが、その強さに一切の迷いは見えません。Worlds 2015に出場したBangkok Titansロースターから2人のベテランプレイヤーとコーチを獲得したタイのスーパースターチームはGPL FINALでも勢い止まらず、Kuala Lumpur Hunters相手に3-1で勝利。チーム初のMid-Season Invitational出場を決めています。
ARALE
CABBAGE
KING-ZONE
DRAGON X
国際大会における絶対強者としての地位をさらに固めんと、優勝大本命Kingzone DragonXを送り込んできたLCK。毎年さまざまなチームやファンが「韓国と他地域の差は縮まってきている」と宣言しますが、それが証明されたことは未だありません。現に、過去5年のWorld Championshipと過去2年のMid-Season Invitationalの優勝チームはいずれも韓国代表チームです。今年はMSI代表がSK Telecom T1以外のチームとなった初めての年であるため「時代の変わり目だ」という声も聞こえてきますが、そもそもKZはSpring Split開幕前から優勝大本命と予想されていました。おそらくLCKファン最大の見どころは、KZが1ゲームでも落とすかどうか?というところでしょう。
LCK Spring Splitを圧倒的強さで勝ち切り、Mid-Season Invitational出場権を獲得したKingzone DragonX。昨年のWorldsでは準々決勝でまさかの敗退となりましたが、その後世界クラスのジャングラーPeanutを迎えてロースターを強化、今や全ポジションのプレイヤーが世界一の座を競える顔ぶれとなりました。韓国国内での勢いをそのまま国際舞台での成功につなげるのは通常難しいものですが、本大会は彼らにとって世界一の座を狙う絶好の機会であることは間違いありません。
LCK Spring Splitを圧倒的強さで勝ち切り、Mid-Season Invitational出場権を獲得したKingzone DragonX。昨年のWorldsでは準々決勝でまさかの敗退となりましたが、その後世界クラスのジャングラーPeanutを迎えてロースターを強化、今や全ポジションのプレイヤーが世界一の座を競える顔ぶれとなりました。韓国国内での勢いをそのまま国際舞台での成功につなげるのは通常難しいものですが、本大会は彼らにとって世界一の座を狙う絶好の機会であることは間違いありません。
CUZZ
ACTSCENE
GAMBIT
ESPORTS
旧ワイルドカード地域の中で常に強豪として名を馳せていたCIS地域。その真骨頂はWorlds 2016だったと言っても良いでしょう。グループステージで優勝候補ROX Tigersから歴史的勝利を収め、新興地域として初めて準々決勝へ進出したのですから。それ以後は国際大会で同レベルのパフォーマンスを見せることができていませんが、今年の地域代表Gambitは再び世界にCIS地域の実力を証明するべくその刃を研ぎ続けています。
かつては世界に名を馳せた強豪チームとして、圧倒的だったアジア勢に対抗できる「欧米の希望」とも言われていたGambit Esports。現在のロースターは歴戦のベテラン、Worlds準々決勝経験者である元Albus NoX Lunaメンバー、そして新進気鋭のプレイヤーという顔ぶれになっています。今年のMid-Season Invitational開催地ヨーロッパは地元であり、Intel Extreme Masters複数回優勝やWorld Championshipプレイオフ出場などの偉業を打ち立てた場所でもあります。欧米屈指の人気チームである彼らにとって今年のMSIは最高の舞台となるでしょう。
かつては世界に名を馳せた強豪チームとして、圧倒的だったアジア勢に対抗できる「欧米の希望」とも言われていたGambit Esports。現在のロースターは歴戦のベテラン、Worlds準々決勝経験者である元Albus NoX Lunaメンバー、そして新進気鋭のプレイヤーという顔ぶれになっています。今年のMid-Season Invitational開催地ヨーロッパは地元であり、Intel Extreme Masters複数回優勝やWorld Championshipプレイオフ出場などの偉業を打ち立てた場所でもあります。欧米屈指の人気チームである彼らにとって今年のMSIは最高の舞台となるでしょう。
SEIGIMITSU
ATREMAINS
PENTAGRAM
LJLはここ数年で着実に勢いを増しつつあるリーグです。韓国のメタ・ピック・戦略・テクニックに大きな影響を受けたチームやプレイヤーが多い上、地理的に近い韓国から移籍してくる経験豊富なプレイヤーの存在もあり、そのレベルは大きく向上してきているのです。これまでは保守的なスタイルが主流でしたが、最近はプレイスタイルや戦略の多様化が進み、プレイの幅がずっと広がっています。
PENTAGRAMは元々Rampageの名で活躍していたチームです。今年はLJLレギュラーシーズンを2位で終えると、プレイオフFINALでは長年のライバルであるDetonatioN FocusMeと再び対戦。両チームのライバル関係はLoL esports史上でも屈指の長さを誇りますが、その相手を3-0で下してMid-Season Invitational出場を決めました。MSI出場は2度目となるプレイヤーも多く、国際大会での力試しに熱く燃えています。
PENTAGRAMは元々Rampageの名で活躍していたチームです。今年はLJLレギュラーシーズンを2位で終えると、プレイオフFINALでは長年のライバルであるDetonatioN FocusMeと再び対戦。両チームのライバル関係はLoL esports史上でも屈指の長さを誇りますが、その相手を3-0で下してMid-Season Invitational出場を決めました。MSI出場は2度目となるプレイヤーも多く、国際大会での力試しに熱く燃えています。
HAFU
34
RAINBOW7
LLNと他のMSI出場地域の最大の違いは、LLNの王座がこれまでたった1つのチーム、Rainbow7によって独占され続けているという点でしょう。Rainbow7は今季もLLN優勝を果たし、プロシーンでは前代未聞の10連覇を成し遂げています。しかし地域内では圧倒的王者である彼らも、国際大会では未だ「北ラテンアメリカここにあり」と示せるような大きな成果は残せていません。
Rainbow7は聞き慣れない名前かもしれませんが、実は国際大会やLLN FINALの常連チームです。旧名のLyon Gamingという名は、優勝回数10回を誇る北ラテンアメリカ地域の常勝王者として広く知れ渡っています。しかし国際大会では健闘しつつもあと一歩のところでチャンスを逃すことが多く、IWCQ Brazilではあと1勝というところでWorlds出場を逃し、Worlds 2017ではあとBO5 1試合でグループステージ進出というところまでいきつつも敗退しています。今回のMSIは、「今度こそ」北ラテンアメリカの実力を世界に証明するチャンスとなるでしょうか。
Rainbow7は聞き慣れない名前かもしれませんが、実は国際大会やLLN FINALの常連チームです。旧名のLyon Gamingという名は、優勝回数10回を誇る北ラテンアメリカ地域の常勝王者として広く知れ渡っています。しかし国際大会では健闘しつつもあと一歩のところでチャンスを逃すことが多く、IWCQ Brazilではあと1勝というところでWorlds出場を逃し、Worlds 2017ではあとBO5 1試合でグループステージ進出というところまでいきつつも敗退しています。今回のMSIは、「今度こそ」北ラテンアメリカの実力を世界に証明するチャンスとなるでしょうか。
MANU
YETI
FLASH WOLVES
LMSは史上2地域しか存在しない、韓国勢以外のWorld Championship優勝経験地域です。League of Legends Master Series(LMS)はTaipei AssassinsがSeason 2 World Championshipを優勝した後、成長著しい香港・マカオ・台湾地域がGPLから独立して設立されたリーグで、設立以来主要地域の一翼を担い続けています。攻撃的な集団戦スタイルが持ち味で、今年もFlash Wolvesが地域を代表してMid-Season Invitationalに臨みます。
国際大会においてFlash Wolvesは「LMS代表」とほぼ同義語となっているほどの強豪で、最後に主要大会で地域代表の座を逃したのは実に2015 Mid-Season Invitationalにまでさかのぼります。今回もLMS 5連続優勝を果たしてMSI出場を決めており、MSIは今年で3度目の出場となります。オフシーズンにはスタージャングラーKarsaとコーチSteakの脱退という大きな変化をくぐり抜けてきた彼らですが、それでもレギュラーシーズンを13-1の成績で終え、再びLMS王座に就いています。
国際大会においてFlash Wolvesは「LMS代表」とほぼ同義語となっているほどの強豪で、最後に主要大会で地域代表の座を逃したのは実に2015 Mid-Season Invitationalにまでさかのぼります。今回もLMS 5連続優勝を果たしてMSI出場を決めており、MSIは今年で3度目の出場となります。オフシーズンにはスタージャングラーKarsaとコーチSteakの脱退という大きな変化をくぐり抜けてきた彼らですが、それでもレギュラーシーズンを13-1の成績で終え、再びLMS王座に就いています。
MORNING
WARHORSE
ROYAL NEVER
GIVE UP
どうしてもWorld Championshipで優勝できない最強地域、そして韓国以外で唯一Mid-Season Invitational優勝経験を持つ地域、LPL。韓国が世界の注目を集める中プレイスタイルを洗練していく一方で、LPLは独自のプレイスタイルを育み続けてきました。その特徴は他の主要地域と比較して試合時間が短く、キルの応酬が圧倒的に激しいこと。世界でも類を見ないほどカオスでアクション満載のプレイスタイルは国内のファンを熱狂させ、国際大会でも多くの注目を集めます。果たして今年のLPLは世界的なメタに合わせてくるのか?あるいは自らのメタに周囲を巻き込んでいくのか?今年も彼らに要注目です。
ライバルであるEdward Gamingを撃破してふたたびMid-Season Invitational出場を決めたRoyal Never Give Up。国際大会の常連である彼らは、過去にもWorlds 2016で準々決勝、Worlds 2017でSEMI FINAL進出を果たしているほか、MSI 2016でもグループステージを首位通過しています(その後準決勝敗退)。再び掴んだ世界大会のチケット。今年はこれまで以上の成績を目指します。
ライバルであるEdward Gamingを撃破してふたたびMid-Season Invitational出場を決めたRoyal Never Give Up。国際大会の常連である彼らは、過去にもWorlds 2016で準々決勝、Worlds 2017でSEMI FINAL進出を果たしているほか、MSI 2016でもグループステージを首位通過しています(その後準決勝敗退)。再び掴んだ世界大会のチケット。今年はこれまで以上の成績を目指します。
KARSA
HEART
TEAM LIQUID
今年は北アメリカ地域とNA LCSにとって激動の年でした。フランチャイズ化により新チームが参入し、新たな才能が頭角を現し、豊富な資金も流入してきたからです。また試合形式がBO1に戻ったことにより順位争いも激化、最終的にプレイオフ出場を決めた上位6チームには1勝ずつの差しかなかったほどです。しかし最大の「変化」はその先にありました。これまで3チームが独占していたNA LCS王者の座にTeam Liquidが就き、NA LCSの4番めの王者となったのです。
これまで長い間Cloud9(c9)、Counter Logic Gaming(CLG)、TSM(Team SoloMid)だけが独占していたNA LCS王者の座を獲得し、フランチャイズ化後初のNA LCSチャンピオンとなったTeam Liquid。チームとしては初の主要国際イベント出場ですが、そのロースターはなんと全員がWorlds出場経験を持ち、中にはMSIファイナリストやWorlds優勝経験者までいるという経験豊富な顔ぶれです。北アメリカ地域の「4位の呪い」(過去シーズン、毎回4位止まりであることからささやかれるようになったジンクス)は今大会でも続くのか、それとも彼らがジンクスを打ち破るのか、目が離せません。
これまで長い間Cloud9(c9)、Counter Logic Gaming(CLG)、TSM(Team SoloMid)だけが独占していたNA LCS王者の座を獲得し、フランチャイズ化後初のNA LCSチャンピオンとなったTeam Liquid。チームとしては初の主要国際イベント出場ですが、そのロースターはなんと全員がWorlds出場経験を持ち、中にはMSIファイナリストやWorlds優勝経験者までいるという経験豊富な顔ぶれです。北アメリカ地域の「4位の呪い」(過去シーズン、毎回4位止まりであることからささやかれるようになったジンクス)は今大会でも続くのか、それとも彼らがジンクスを打ち破るのか、目が離せません。
JOEY
CAIN
DIRE WOLVES
むき出しの才能がしのぎを削るリーグ、Oceanic Pro League。各プレイヤーが己の魂を身に纏い、試合中でも現実世界でも強烈な個性を発揮する同リーグですが、今年のSplit 1はことさら激しく、OPL史上に残る接戦となりました。トップチーム同士がしのぎを削り実力を高めてきた今年こそ、オセアニアが国際舞台に名を刻む年となるかもしれません。
OPL FINALでは絶体絶命の状況からリバーススイープ(0 - 2からの逆転勝ち)で優勝を果たし、再びオセアニア代表としてMid-Season Invitational出場を決めたDire Wolves。そのロースターは昨年大会からわずかに変更されていますが、OPLで熾烈な競争を勝ち抜いてきた彼らの実力は昨年よりも明らかに上がっています。自信に満ちたアグレッシブさが身上の「オオカミの群れ」は、今年こそ国際大会でオセアニアの実力を見せつけてくれることでしょう。OPL Split 1を無敗の10-0で終えた彼らの勢いは本物。戦うチームは注意が必要です。
OPL FINALでは絶体絶命の状況からリバーススイープ(0 - 2からの逆転勝ち)で優勝を果たし、再びオセアニア代表としてMid-Season Invitational出場を決めたDire Wolves。そのロースターは昨年大会からわずかに変更されていますが、OPLで熾烈な競争を勝ち抜いてきた彼らの実力は昨年よりも明らかに上がっています。自信に満ちたアグレッシブさが身上の「オオカミの群れ」は、今年こそ国際大会でオセアニアの実力を見せつけてくれることでしょう。OPL Split 1を無敗の10-0で終えた彼らの勢いは本物。戦うチームは注意が必要です。
GETBACK
SHARP
BAUSUPERMASSIVE
ESPORTS
トルコのTCLといえば近年成長著しいことで知られるリーグですが、その成長は2018年、韓国のスタープレイヤー大量参入によってさらに加速しています。彼らの参入は直接的にリーグの総合レベルを高めただけでなく、トルコ国内の才能を育てる役割も果たしました。昨年のWorlds 2017では1907 Fenerbahçe Esporが同地域の実力を示し、プレイインステージを勝ち抜いてグループステージまで進出しています。今回はトルコにとって、さらなる成長の証を世界に披露する機会となるでしょう。
2016年の設立以来すべてのTCL SplitでFINAL進出を果たし、Winter Splitに至っては設立以来全勝しているBAUSuperMassive。今回のMid-Season Invitationalも実に3回目の出場です。韓国出身の有名プレイヤーGBMとSnowFlowerの加入でさらなる強さを手にした彼ら。今年も世界トップチーム相手に力試しに臨みます。
2016年の設立以来すべてのTCL SplitでFINAL進出を果たし、Winter Splitに至っては設立以来全勝しているBAUSuperMassive。今回のMid-Season Invitationalも実に3回目の出場です。韓国出身の有名プレイヤーGBMとSnowFlowerの加入でさらなる強さを手にした彼ら。今年も世界トップチーム相手に力試しに臨みます。
SECAF REIS
IREAN
EVOS ESPORTS
2018年初頭、ベトナムはGPLを離れ国際大会への出場権を持つ地域として独立することが発表されました。これは単純にプレイヤー人口の増加に伴うものだけではなく、GPLにおけるベトナムの圧倒的強さと近年の国際大会における好成績が考慮されてのことでした。昨年のMSIで独創的なプレイスタイルを駆使して主要地域の代表チームから悠々と勝利をもぎ取り、世界を驚かせたGIGABYTE Marinesの衝撃はいまだ記憶に新しいのではないでしょうか。高速なペースで想定外の戦略を繰り出すことで知られるベトナムチームには今年も要注目です。
たったひとつの目標を掲げて新設されたチーム、EVOS。その目標とは、独立を果たしたベトナム地域の圧倒的覇者となることでした。そのロースターには、ルーキーチームながらSlayやStarkなどベトナム屈指のプレイヤーが揃っています。シーズン初めこそ不振に苦しみましたが、その後は課題を着実に解決してデビューSplitでVietnam Championship Series王座を獲得。初のVCS代表として国際大会に臨みます。
たったひとつの目標を掲げて新設されたチーム、EVOS。その目標とは、独立を果たしたベトナム地域の圧倒的覇者となることでした。そのロースターには、ルーキーチームながらSlayやStarkなどベトナム屈指のプレイヤーが揃っています。シーズン初めこそ不振に苦しみましたが、その後は課題を着実に解決してデビューSplitでVietnam Championship Series王座を獲得。初のVCS代表として国際大会に臨みます。
BEYOND
VIOLET
CBLOL - ブラジル
CLS - 南ラテンアメリカ
EU LCS - ヨーロッパ
GPL - 東南アジア
LCK - 韓国
LCL - CIS(ロシアを含む独立国家共同体)
LJL - 日本
LLN - 北ラテンアメリカ
LMS - 香港・マカオ・台湾
LPL - 中国
NA LCS - 北アメリカ
OPL - オセアニア
TCL - トルコ
VCS - ベトナム
CBLOL - ブラジル
CLS - 南ラテンアメリカ
EU LCS - ヨーロッパ
GPL - 東南アジア
LCK - 韓国
LCL - CIS(ロシアを含む独立国家共同体)
LJL - 日本
LLN - 北ラテンアメリカ
LMS - 香港・マカオ・台湾
LPL - 中国
NA LCS - 北アメリカ
OPL - オセアニア
TCL - トルコ
VCS - ベトナム
KABUM!
E-SPORTS
ZANTINS
RANGER
DYNQUEDO
TITAN
RIYEV
COACH
NUDDLE
SUB
ATLANTA
新興地域屈指の強豪として知られるブラジル。過去4回出場しているWorld Championshipsでも主要地域チームがワイルドカード地域チームに負けるはずがないという雰囲気の中、LoL競技シーン史上に残る大番狂わせを何度も起こしています。ファンの声援が凄まじいことでもよく知られ、その声援を受けるプレイヤーたちも国際大会では毎回「どれだけ強くなったか証明してやる」と言わんばかりの情熱的な姿勢を見せてくれます。地理的な事情から強豪地域とのスクリム(練習試合)を組みにくいという制約はありますが、国際舞台で華々しく活躍するという野望に陰りはありません。
ヨーロッパのファンにとって、“KaBuM”は苦い記憶を想起させる単語だと言ってもよいでしょう(過去にKaBuMはヨーロッパ代表チーム相手に歴史的大金星を挙げてます)。奇しくも今年のMid-Season Invitationalはヨーロッパ開催。その国際大会にブラジル王者として舞い戻ってきたのですからその反応も当然かもしれません。しかし当のKaBuMにとっては、国際大会再出場までの道は長く険しいものでした。これまで2回の降格戦を戦い1度はChallenger Circuitに降格していたのですから。CBLoLに再昇格し、プレイオフFINALでKeyd Starsを3-2で破ってMSI出場権を獲得してきた彼ら。果たしてこの勢いはどこまで続くでしょうか。
KAOS LATIN
GAMERS
NATE
TIERWULF
PLUGO
FIX
SLOW
COACH
PIERRE
SUB
ZEALOT
かつて南ラテンアメリカは、北ラテンアメリカとペアで1地域という扱いで設立されました。国際大会も出場権1つを2つの地域が取り合うしくみだったため、強烈なライバル意識(北アメリカとヨーロッパのような)が生まれています。その後2016年に、規模の面で十分な成長を遂げた両地域がそれぞれ独自のリーグを設立。この時に国際大会の出場枠も地域ごとに割り振られるようになりました。南ラテンアメリカのチームはブラジルとスクリム(模擬戦)を組むことが多く、プレイスタイルの点でも共通点が見受けられる他、地域として歴史が浅いこともありマクロプレイよりも集団戦を好む傾向があります。
Kaos Latin Gamersは南ラテンアメリカでトップクラスの人気と規模を誇るeSportsチームです。降格戦をくぐり抜ける苦難の時期と王者のスポットライトの両方を味わってきており、国際大会においてはCLS代表の常連チームです。直近の国際大会出場出場はWorlds 2017ですが、苦戦続きで成績は振るわずじまいでした。新たなトップレーナーを迎え、CLSでふたたび優勝してMSI出場を決めてきた今回は雪辱に向けて気合十分です。
FNATIC
BWIPO
BROXAH
CAPS
REKKLES
HYLISSANG
COACH
DYLAN FALCO
SUB
SOAZ
過去のMid-Season Invitationalでは大躍進と大惨敗の両方を見せてきたEU LCS。MSI 2016ではG2 Esportsが大会前に休暇を取った末に惨敗してインターネットを大いに沸かせましたが、続くMSI 2017ではグループステージを「まあまあ」の成績で勝ち抜けるとそこから一転快進撃を見せ、FINALにまで進出しています。今年の見どころはFnaticがそのG2の成績に追い付き、追い越せるかどうかでしょう。欧米地域で唯一World Championship優勝経験を持つ地域であり、歴史的にも国際大会で善戦しているヨーロッパ勢の進撃に期待です。
EU LCSプレイオフFINALでG2 Esportsに3-0で圧勝し、ついに「ヨーロッパの王」の称号を取り戻したFnatic。前回のMid-Season Invitational出場時にはSEMI FINALまで勝ち上がり、欧米チームとして初めてSK Telecom T1相手にGame 5まで持ち込む接戦を見せてくれました。今年は地元開催となるMSIに向けて勢いは十分。昨年のMSIではヨーロッパ代表チーム(G2)がFINALまで進出していますから、今年のFnaticの目標は当然「あともう1勝」でしょう。
ASCENSION
GAMING
ROCKKY
INTRESO
G4
LLOYD
RICH
COACH
CABBAGE
SUB
ARALE
競技地域としての歴史の長さは世界でも有数のGarena Premier League。東南アジア全体のチームとリーグが集まっており、2012年にはWorlds王者TaiPei Assassinsも輩出しています。また近年の国際大会では主にベトナム代表の活躍により優れた成績を残してきました。しかし今年のMid-Season InvitationalからはベトナムVCSが独立した地域として扱われることとなったため、今大会はこれまでベトナム勢の活躍に隠れてしまっていたGPLチームの実力を改めて証明する機会となるでしょう。
Ascension Gamingは設立からわずか1年少しという若いチームですが、その強さに一切の迷いは見えません。Worlds 2015に出場したBangkok Titansロースターから2人のベテランプレイヤーとコーチを獲得したタイのスーパースターチームはGPL FINALでも勢い止まらず、Kuala Lumpur Hunters相手に3-1で勝利。チーム初のMid-Season Invitational出場を決めています。
KING-ZONE
DRAGON X
KHAN
PEANUT
BDD
PRAY
GORILLA
COACH
ACTSCENE
SUB
CUZZ
国際大会における絶対強者としての地位をさらに固めんと、優勝大本命Kingzone DragonXを送り込んできたLCK。毎年さまざまなチームやファンが「韓国と他地域の差は縮まってきている」と宣言しますが、それが証明されたことは未だありません。現に、過去5年のWorld Championshipと過去2年のMid-Season Invitationalの優勝チームはいずれも韓国代表チームです。今年はMSI代表がSK Telecom T1以外のチームとなった初めての年であるため「時代の変わり目だ」という声も聞こえてきますが、そもそもKZはSpring Split開幕前から優勝大本命と予想されていました。おそらくLCKファン最大の見どころは、KZが1ゲームでも落とすかどうか?というところでしょう。
LCK Spring Splitを圧倒的強さで勝ち切り、Mid-Season Invitational出場権を獲得したKingzone DragonX。昨年のWorldsでは準々決勝でまさかの敗退となりましたが、その後世界クラスのジャングラーPeanutを迎えてロースターを強化、今や全ポジションのプレイヤーが世界一の座を競える顔ぶれとなりました。韓国国内での勢いをそのまま国際舞台での成功につなげるのは通常難しいものですが、本大会は彼らにとって世界一の座を狙う絶好の機会であることは間違いありません。
GAMBIT
ESPORTS
PVPSTEJOS
DIAMONDPROX
KIRA
LODIK
EDWARD
COACH
ATREMAINS
SUB
SEIGIMITSU
旧ワイルドカード地域の中で常に強豪として名を馳せていたCIS地域。その真骨頂はWorlds 2016だったと言っても良いでしょう。グループステージで優勝候補ROX Tigersから歴史的勝利を収め、新興地域として初めて準々決勝へ進出したのですから。それ以後は国際大会で同レベルのパフォーマンスを見せることができていませんが、今年の地域代表Gambitは再び世界にCIS地域の実力を証明するべくその刃を研ぎ続けています。
かつては世界に名を馳せた強豪チームとして、圧倒的だったアジア勢に対抗できる「欧米の希望」とも言われていたGambit Esports。現在のロースターは歴戦のベテラン、Worlds準々決勝経験者である元Albus NoX Lunaメンバー、そして新進気鋭のプレイヤーという顔ぶれになっています。今年のMid-Season Invitational開催地ヨーロッパは地元であり、Intel Extreme Masters複数回優勝やWorld Championshipプレイオフ出場などの偉業を打ち立てた場所でもあります。欧米屈指の人気チームである彼らにとって今年のMSIは最高の舞台となるでしょう。
PENTAGRAM
PAZ
ONCE
RAMUNE
YUTORIMOYASI
GAENG
COACH
34
SUB
HAFU
LJLはここ数年で着実に勢いを増しつつあるリーグです。韓国のメタ・ピック・戦略・テクニックに大きな影響を受けたチームやプレイヤーが多い上、地理的に近い韓国から移籍してくる経験豊富なプレイヤーの存在もあり、そのレベルは大きく向上してきているのです。これまでは保守的なスタイルが主流でしたが、最近はプレイスタイルや戦略の多様化が進み、プレイの幅がずっと広がっています。
PENTAGRAMは元々Rampageの名で活躍していたチームです。今年はLJLレギュラーシーズンを2位で終えると、プレイオフFINALでは長年のライバルであるDetonatioN FocusMeと再び対戦。両チームのライバル関係はLoL esports史上でも屈指の長さを誇りますが、その相手を3-0で下してMid-Season Invitational出場を決めました。MSI出場は2度目となるプレイヤーも多く、国際大会での力試しに熱く燃えています。
RAINBOW7
JIRALL
ODDIE
SEIYA
WHITELOTUS
GENTHIX
COACH
YETI
SUB
MANU
LLNと他のMSI出場地域の最大の違いは、LLNの王座がこれまでたった1つのチーム、Rainbow7によって独占され続けているという点でしょう。Rainbow7は今季もLLN優勝を果たし、プロシーンでは前代未聞の10連覇を成し遂げています。しかし地域内では圧倒的王者である彼らも、国際大会では未だ「北ラテンアメリカここにあり」と示せるような大きな成果は残せていません。
Rainbow7は聞き慣れない名前かもしれませんが、実は国際大会やLLN FINALの常連チームです。旧名のLyon Gamingという名は、優勝回数10回を誇る北ラテンアメリカ地域の常勝王者として広く知れ渡っています。しかし国際大会では健闘しつつもあと一歩のところでチャンスを逃すことが多く、IWCQ Brazilではあと1勝というところでWorlds出場を逃し、Worlds 2017ではあとBO5 1試合でグループステージ進出というところまでいきつつも敗退しています。今回のMSIは、「今度こそ」北ラテンアメリカの実力を世界に証明するチャンスとなるでしょうか。
FLASH WOLVES
HANABI
MOOJIN
MAPLE
BETTY
SWORDART
COACH
WARHORSE
SUB
MORNING
LMSは史上2地域しか存在しない、韓国勢以外のWorld Championship優勝経験地域です。League of Legends Master Series(LMS)はTaipei AssassinsがSeason 2 World Championshipを優勝した後、成長著しい香港・マカオ・台湾地域がGPLから独立して設立されたリーグで、設立以来主要地域の一翼を担い続けています。攻撃的な集団戦スタイルが持ち味で、今年もFlash Wolvesが地域を代表してMid-Season Invitationalに臨みます。
国際大会においてFlash Wolvesは「LMS代表」とほぼ同義語となっているほどの強豪で、最後に主要大会で地域代表の座を逃したのは実に2015 Mid-Season Invitationalにまでさかのぼります。今回もLMS 5連続優勝を果たしてMSI出場を決めており、MSIは今年で3度目の出場となります。オフシーズンにはスタージャングラーKarsaとコーチSteakの脱退という大きな変化をくぐり抜けてきた彼らですが、それでもレギュラーシーズンを13-1の成績で終え、再びLMS王座に就いています。
ROYAL NEVER
GIVE UP
LETME
MLXG
XIAOHU
UZI
MING
COACH
HEART
SUB
KARSA
どうしてもWorld Championshipで優勝できない最強地域、そして韓国以外で唯一Mid-Season Invitational優勝経験を持つ地域、LPL。韓国が世界の注目を集める中プレイスタイルを洗練していく一方で、LPLは独自のプレイスタイルを育み続けてきました。その特徴は他の主要地域と比較して試合時間が短く、キルの応酬が圧倒的に激しいこと。世界でも類を見ないほどカオスでアクション満載のプレイスタイルは国内のファンを熱狂させ、国際大会でも多くの注目を集めます。果たして今年のLPLは世界的なメタに合わせてくるのか?あるいは自らのメタに周囲を巻き込んでいくのか?今年も彼らに要注目です。
ライバルであるEdward Gamingを撃破してふたたびMid-Season Invitational出場を決めたRoyal Never Give Up。国際大会の常連である彼らは、過去にもWorlds 2016で準々決勝、Worlds 2017でSEMI FINAL進出を果たしているほか、MSI 2016でもグループステージを首位通過しています(その後準決勝敗退)。再び掴んだ世界大会のチケット。今年はこれまで以上の成績を目指します。
TEAM LIQUID
IMPACT
XMITHIE
POBELTER
DOUBLELIFT
OLLEH
COACH
CAIN
SUB
JOEY
今年は北アメリカ地域とNA LCSにとって激動の年でした。フランチャイズ化により新チームが参入し、新たな才能が頭角を現し、豊富な資金も流入してきたからです。また試合形式がBO1に戻ったことにより順位争いも激化、最終的にプレイオフ出場を決めた上位6チームには1勝ずつの差しかなかったほどです。しかし最大の「変化」はその先にありました。これまで3チームが独占していたNA LCS王者の座にTeam Liquidが就き、NA LCSの4番めの王者となったのです。
これまで長い間Cloud9(c9)、Counter Logic Gaming(CLG)、TSM(Team SoloMid)だけが独占していたNA LCS王者の座を獲得し、フランチャイズ化後初のNA LCSチャンピオンとなったTeam Liquid。チームとしては初の主要国際イベント出場ですが、そのロースターはなんと全員がWorlds出場経験を持ち、中にはMSIファイナリストやWorlds優勝経験者までいるという経験豊富な顔ぶれです。北アメリカ地域の「4位の呪い」(過去シーズン、毎回4位止まりであることからささやかれるようになったジンクス)は今大会でも続くのか、それとも彼らがジンクスを打ち破るのか、目が離せません。
DIRE WOLVES
CHIPPYS
SHERNFIRE
TRIPLE
K1NG
CUPCAKE
COACH
SHARP
SUB
GETBACK
むき出しの才能がしのぎを削るリーグ、Oceanic Pro League。各プレイヤーが己の魂を身に纏い、試合中でも現実世界でも強烈な個性を発揮する同リーグですが、今年のSplit 1はことさら激しく、OPL史上に残る接戦となりました。トップチーム同士がしのぎを削り実力を高めてきた今年こそ、オセアニアが国際舞台に名を刻む年となるかもしれません。
OPL FINALでは絶体絶命の状況からリバーススイープ(0 - 2からの逆転勝ち)で優勝を果たし、再びオセアニア代表としてMid-Season Invitational出場を決めたDire Wolves。そのロースターは昨年大会からわずかに変更されていますが、OPLで熾烈な競争を勝ち抜いてきた彼らの実力は昨年よりも明らかに上がっています。自信に満ちたアグレッシブさが身上の「オオカミの群れ」は、今年こそ国際大会でオセアニアの実力を見せつけてくれることでしょう。OPL Split 1を無敗の10-0で終えた彼らの勢いは本物。戦うチームは注意が必要です。
BAUSUPERMASSIVE
ESPORTS
FABFABULOUS
STOMAGED
GBM
ZEITNOT
SNOWFLOWER
COACH
IREAN
SUB
SECAF REIS
トルコのTCLといえば近年成長著しいことで知られるリーグですが、その成長は2018年、韓国のスタープレイヤー大量参入によってさらに加速しています。彼らの参入は直接的にリーグの総合レベルを高めただけでなく、トルコ国内の才能を育てる役割も果たしました。昨年のWorlds 2017では1907 Fenerbahçe Esporが同地域の実力を示し、プレイインステージを勝ち抜いてグループステージまで進出しています。今回はトルコにとって、さらなる成長の証を世界に披露する機会となるでしょう。
2016年の設立以来すべてのTCL SplitでFINAL進出を果たし、Winter Splitに至っては設立以来全勝しているBAUSuperMassive。今回のMid-Season Invitationalも実に3回目の出場です。韓国出身の有名プレイヤーGBMとSnowFlowerの加入でさらなる強さを手にした彼ら。今年も世界トップチーム相手に力試しに臨みます。
EVOS ESPORTS
STARK
YIJIN
WARZONE
SLAY
RONOP
COACH
VIOLET
SUB
BEYOND
2018年初頭、ベトナムはGPLを離れ国際大会への出場権を持つ地域として独立することが発表されました。これは単純にプレイヤー人口の増加に伴うものだけではなく、GPLにおけるベトナムの圧倒的強さと近年の国際大会における好成績が考慮されてのことでした。昨年のMSIで独創的なプレイスタイルを駆使して主要地域の代表チームから悠々と勝利をもぎ取り、世界を驚かせたGIGABYTE Marinesの衝撃はいまだ記憶に新しいのではないでしょうか。高速なペースで想定外の戦略を繰り出すことで知られるベトナムチームには今年も要注目です。
たったひとつの目標を掲げて新設されたチーム、EVOS。その目標とは、独立を果たしたベトナム地域の圧倒的覇者となることでした。そのロースターには、ルーキーチームながらSlayやStarkなどベトナム屈指のプレイヤーが揃っています。シーズン初めこそ不振に苦しみましたが、その後は課題を着実に解決してデビューSplitでVietnam Championship Series王座を獲得。初のVCS代表として国際大会に臨みます。