皆さん、こんにちは!
今回のパッチでは、チャンピオンに焦点を当てています。なかでも次の4体のチャンピオンには大きな変更が加えられています──ナマズ悪魔にはフォローアップの強化を、舞い手には長らく続いている問題を解決すべく全体的な調整を、紫色のお医者さんにはジャングル向けの強化を、そして子鹿には単身での戦闘に強化を施しました。また、「ストライドブレイカー」のスロウ効果を低減しつつ、このアイテムの常連客(ダリウスとガレン)にその補填となるような強化を行ってもいます。
そして「光の番人」イベントのスタートに伴い、新たなゲームモードである「アルティメット スペルブック」が登場します! サイラスの気分になって、様々なアルティメットスキルが飛び交う戦闘を楽しんでくださいね。
それではまた、次のパッチノートでお会いしましょう。
こちらのポータルからTFTのパッチノートで変更内容をチェックしましょう。ミッドセット、「レコニング:希望の光」が始まる前の最後のパッチとなります!
Eでダッシュ中にQを使用できないように。Rの再発動時の基本ダメージが低下。
前回のパッチ11.6での変更により、平均およびエリートのスキルレベル帯ではバランスが取れたと言えるアカリですが、プロシーンでは相変わらず侮れない存在となっています。この変更によって瞬間火力を出し切るまでに少し時間がかかるようになり、相手側も反撃のチャンスを得られるようになるはずです。
固有スキルの「紅血の激昂」の増加攻撃力が上昇。Eのクールダウンを短縮。
パッチ11.13で「ストライドブレイカー」のダッシュがなくなったことで、ダリウスには敵をダンクできる位置にいられるような強化を施す余地が生まれました。そこで“彼が高い機動力を持っていた際に適用されたパッチ11.2の弱体化”を元に戻すことにしました。
基本攻撃速度が上昇。固有スキルの体力自動回復がチャンピオンレベルに合わせて増加するようになり、低チャンピオンレベルでクールダウンが延長。Qがモンスターに命中すると体力回復量が増加するように。Eが小型モンスターを弾き飛ばすようになり、モンスターに対するダメージが増加。
この名医はトップレーンでは気ままな往診を続けていますが、ジャングルでは大幅に遅れを取っているようです。双方の役割を同レベルでこなせるようにするために、ジャングルで肉団子を転がせるよう幾つかの強化を施しつつ、レーン戦のパワーとサステインは低下させることにしました。なお、これらの変更は次のパッチで“すべての役割、及びすべてのスキルレベル帯で活躍できるようにする“ための準備でもあります。
Qの増加移動速度が増加。Rの対象の減少体力に応じたダメージが増加。
このパッチでガレンのお気に入りアイテム(「ストライドブレイカー」と「デッド マン プレート」)に変更が行われることから、彼の移動速度を向上させることにしました。また、アルティメットスキルにも強化を施しました──タンキーな前衛により多くのダメージを与えられるようになったため、耐久力の低い対象まで辿り着けなかったとしても影響力を発揮できるはずです!
基本移動速度が増加。
詠唱時間の長く、攻撃プランが予測されやすい点から、イラオイは臨機応変な対応を苦手としています。機動性の低さはジャガーノートにとって重要な弱点であるべきですが、このことが高スキルレベル帯において彼女のパフォーマンスを大幅に抑制しており、長期的に見れば健全とは言えない状態になっています。移動速度が増加すればスキルショットの回避や距離を詰めるのがやりやすくなるほか、適切なタイミングで適切な場所にいることも容易になります。全体として、この変更によりイラオイの適応力は向上し、将来的な調整もやりやすくなるはずです。
基本体力と魔法防御が低下、レベルアップごとの体力が上昇。固有スキルの最大スタックが数が減少、増加攻撃速度が低チャンピオンレベルで低下するが、高チャンピオンレベルでは増加、強化時のダメージが低下。Qのミニオンへの追加ダメージがチャンピオンレベルに応じて増加するように。Wのダメージ軽減効果が魔法ダメージに対して機能するようになり、最大ダメージが増加。Eが行動妨害を受けている間は使用できないように。Rに新たな自動効果を追加。
長らく問題を抱えていたイレリアに複数の調整を行います。要点:パワー上昇曲線を滑らかにし、相手の反撃チャンスを増やすことでプロシーンにおける圧倒的な存在感を低下させ、キット全体に磨きをかけることでプレイ感を改善します。
詳しくはゲームプレイに対する考えをまとめた記事をご覧ください!
Eの基本シールド量が高スキルレベルで増加。
パッチ11.13での「シュレリアの戦歌」への弱体化、そして“とある蛇の牙“が人気になったことで、アイバーンはジャングルで活躍しにくくなったと感じているようです。そこでバッチ11.3で失われたシールドパワーを復活させ、アイバーンが仲間たち(と森)をもっと上手く守れるようにしました。
基本攻撃力が減少。
カルマはほかのキャリーと共に上手くスケーリングしていくトップ及びミッドの安全なピックとして、プロシーンでの勝率が上がってきています。そこで射程の短い相手に対して継続的にハラスしたり、ミニオンウェーブを押し付けたりする能力を下げることで、ソロレーンにおけるパワーを抑制しました。
基本体力自動回復が低下、物理防御が増加。固有スキルのダメージが増加して体力を回復するように。Qのコストが増加、最大スタック数が減少、スタックごとの増加移動速度が低下するが持続時間が増加、クールダウンがスキルレベルに合わせて短縮されるようになり、基本ダメージが増加。Wのダメージが増加。Eのクールダウンが延長、スロウ効果が固定値に、基本ダメージが高スキルレベルで増加。Rのダメージ反映率が上昇、眠る時間が短縮、スロウ効果が低下し、時間とともに効果が増加しないように。
概要部分が一節文の長さになっている時点で、多くの変更があることはお分かりかと思うのですが、ここでは要約をお伝えしましょう──あまりはにかむことなく一人で敵を叩きまくれるよう、リリアを強化します。
では、どうやって? 彼女のパワーを、素早いキャンプクリアと(高スキルレベル帯で活用されることの多い)連携に依存する行動妨害能力から、1v1戦闘に特化した強さへとシフトさせました。序盤のクリア速度と移動速度は低下させていますが、中盤から終盤にかけてある程度の魔力を獲得できれば、この遅れはすぐに取り戻せるはずです。また、固有スキルにサステイン性能が加わったことで、戦闘が長引いたときやキャンプを完璧にクリアできなかったときも体力を維持しやすくなりました。
基本体力が低下。Qのダメージ反映率が低下。
マルザハールは前回のパッチで行われたマナ系ミシックアイテムへの強化以前から強かった、ごく少数のメイジの一人でした。変更後の着地点がはっきりした今、彼をどれくらい弱体化すれば良いのかもわかってきました──Qのスケーリングを低下させ、今後も彼ならではのスキルこそがそのパワーの中心となるようにします。
固有スキルのミニオンへのダメージが減少。
ノクターンはこれまでも安定した強さを発揮してきましたが、「ストライドブレイカー」への変更でオーバードライブ状態になってしまいました。このパッチで「ストライドブレイカー」は弱体化されますが、とはいえ彼をレーンの王座から引きずり下ろすことはできないと考えています。ノクターンが持つ大きな強みのひとつは、ミニオンウェーブからサステインを得ることで相手のハラスのほとんどを受け流し、レーンに居座れることにあります──つまり前回のパッチでヴィエゴが弱体化された理由と同様、ノクターンはリソースを必要としないサステインという不健全なプレイパターンに依存しているのです。彼は固有スキルに依存することなく自分で食い扶持を稼ぐべきであり、相手側がノクターンを攻撃しても無駄だと感じてしまうようではいけません。
Q1の基本ダメージが増加、Q2の基本ダメージが高スキルレベルで増加。
パッチ11.13での「プローラー クロウ」の弱体化により、レク=サイは深い悲しみを覚えています。そこで試合中盤の瞬間火力を少しだけ高めることで、弱体化部分を直接的に補填しました。
Qの魔力反映率が増加。
この希望のメロディーはサポートでもミッドでも調子外れな状態となってしまっているため、彼女の持つ中でもとくに攻撃的なスキルで音階の練習(そう、ダメージ・スケーリングです)を手伝ってやることにしました。
基本体力と移動速度が低下。
攻撃力系ビルドだろうと魔力系ビルドだろうと、ジャングルシャコは単純に強すぎるようです。彼が敵から姿をくらましたり混乱を引き起こしたりするスキルを多数持っていることを考慮し、これら両方のビルドを対象に耐久力と逃げ足を少し低下させました。
固有スキルの追加ダメージがチャンピオンレベルに合わせて増加するように。Qが敵チャンピオンに固有スキルのダメージを与えるようになり、スキルレベルに応じた体力回復量を調整。Wのクールダウン解消に関する不具合を修正、クールダウン解消量およびマナコストの回復量が増加。Rの基本シールド量が低スキルレベルで増加、味方対象時の自身へのスロウ効果が低スキルレベルで低下。
パッチ11.13でのタム・ケンチのミニリワークにおける目標のひとつは「プロシーンでのプレイが理由で強化できない」という状況を解消し、サポートとしてもっと活躍できるようにすることにありました。今のところ、彼は本来あるべき状態よりも弱くなっているように思えるため、プロシーンで明白な結果が出るまでは慎重に強化を施すことにしました。
もうひとつの目標は、これまでソロキューにおいて主にジャングルかトップレーンでピックされていたタム・ケンチを、サポート寄りのバランスへと調整することです。これまでと同じく、想定していたほどにはサポートとしてピックされていないため、ゴールドと経験値への依存度が低くなるよう成長量を調整しました。
Qのマナコストが減少。Eのマナコストが減少。
今シーズンのタリックはマナへの依存に悩まされ続けているため、彼が魅力的な宝石の如く輝けるよう、直接的にマナコストを低下させました。
Wのクールダウンが高スキルレベルで延長。
ここ最近ライバルたち(ランブルとウディア)が弱体化されたことにより、シン・ジャオはジャングルの頂点に君臨しています。その強さを抑えるため、遠距離から敵に脅威を与えられる頻度を低下させました。
基本マナが低下。
ボットレーンのジグスはここしばらくライン際ギリギリにいましたが、パッチ11.12での強化とパッチ11.13でのメイジ用アイテムの強化、そして無限に供給される爆弾(……いったいどこから取り出しているのでしょう?)によって、とうとう一線を越えてしまいました。パッチ11.12の強化はこの一因とはなっているものの、これらの変更はジグスのスキルにとって想定通りのゲームプレイを実現するうえで重要だと考えているので、ボットレーンの序盤戦にもっとも影響するであろう弱体化を行うことに決めました。
前回のパッチで「デッド マン プレート」の移動速度がなくなり、代わりにダメージのスケーリングが追加されたことから、タンクの勝率が低下しています。この影響を相殺するため、物理防御を増やしてタンクがよりタンクらしく戦えるようにしました。
「ストライドブレイカー」は前回のパッチでの変更後、さらに強くなりました。“ファイターに対象へ一定時間喰らいつく方法を与えること“がこのアイテムの狙いのひとつでしたが、とはいえ不運な相手を完全に停止させてしまう必要はないでしょう。そこで、スロウ効果を低減しつつ、スロウの効果時間は維持することにしました。
また、前回の変更で「ストライドブレイカー」の完成時に攻撃力が5低下してしまうという不具合があったため、これを修正しました。
“光の番人“イベントにて、新たなイベントゲームモードである「アルティメット スペルブック」 が登場します! このモードでは、2つ目のサモナースペルの代わりに別のチャンピオンのアルティメットスキルが使えるようになり、夢のウォンボコンボ(敵を一気に全滅させてしまうチームメイトとの華麗な連携技のことを指します)も実現できるようになります!
LoLのペナルティをライアットのシステム全体に拡大する内部の変更を行っています。ライアット全体のシステムは時間ベースの制限を利用していることから、直接的な変更はチャット制限の仕組みのみです。