スキルアップデート:シン・ジャオ

Gentleman Gustafによる

開発者ブログでは今回のアップデートについて触れましたが、それを除けば、シン・ジャオというチャンピオンに関して語るのはかなり久しぶりです。彼はアップデートを渇望していたチャンピオンでもあり、これまでにスキルアップデートを行ってきた他のチャンピオンと同様に、個性を際立たせてダイナミックなゲームプレイを実現できる大きな可能性がありました。 プレシーズンが近づいてきた今であれば、スキルに大胆な変更を行い、今後の新たなルーンによってどのような立ち位置に落ち着くのかを見守ることができます。それでは、さっそくご紹介しましょう。


シン・ジャオの特徴とは?

シン・ジャオのゲームプレイについて考え始めた時、私たちは彼のスキルセットから個性というものを見つけられませんでした。シン・ジャオは俊敏で力強く、“ミステリアス”な存在であることは間違いないですが、それ以上は特に何もないというのが現状です。ひとつだけあるとしたら槍ですが、「槍を使う戦士」と言えるほどのものは彼のスキルにはありません。

強いて言うならば、彼はダイバーです――しかし、多くのダイバーはヴァンガードに比べてダメージ重視のイニシエーターであったり、アサシンに比べてオールインの脅威が高いことで集団戦で光ったりするものですが、シン・ジャオは集団戦が始まると途端に存在感が薄れていました。そこでまずは、彼に集団戦で活躍できるスキルを与えることにしました。

そして次のステップは、シン・ジャオに選択肢を与えることでした。現時点では、シン・ジャオは相手に対してすべてのボタンを連打して、ステータスがどれだけ強化されているかに応じて勝つか負けるかを見守るだけの存在です。


集団戦にダイブ

シン・ジャオがダイバーだとして、その特徴は何なのでしょうか?

デマーシアに来る前のシン・ジャオは、ノクサスで剣闘士たちの「惨闘会」に出場するという刑を言いわたされていました。それは残酷な見世物で、対戦相手の数がどんどん増えていく状況で戦うことを強いられました。フィオラやカ=ジックスなどのファイターは単独の敵を相手にすることで本領を発揮しますが、シン・ジャオは混沌とした集団戦の中でこそ真価を発揮します。圧倒的な数の敵を相手にする一騎当千の戦士というこのアイデアを手掛かりにして、私たちは混沌とした集団戦の中で敵の居ない空間を作り出すというシン・ジャオの能力を高めてみることにしました。具体的には「三日月槍舞」の一体の敵を孤立させる能力を見直して、他の敵を遠ざけるだけでなく、自身の安全も得られるようにしました。

新たなアルティメットスキルでは、集団戦の中でシン・ジャオだけ安全でいられる空間を作り出し、相手チームが位置取りを変えてすぐに助けにこない限り、その空間の中で一対一になった相手にとどめを刺せるようになります。


R - 三日月槍舞

自身の前方の扇状範囲を槍で薙ぎ払い、自身が最後に攻撃した敵以外をすべてノックバックして、少しの間だけスタンさせダメージを与える。薙ぎ払いのあと、シン・ジャオは感覚が研ぎ澄まされ、その感覚の範囲を示す円の外にいる敵からのダメージを一切受けなくなる。円の中にいる敵のみシン・ジャオにダメージを与えられる。


ボタン連打を減らす

さらに、新たなゲームプレイも追加しました。以前のWである「気焔万丈」にはクリティカルや回復、増加攻撃速度など大量の“見えないパワー”が存在し、これによって大きな力を得られていたものの、相手を攻撃する際には、右クリック以外に特にやるべきことがありませんでした。この増加攻撃速度をEに移し、追加ダメージと回復効果は固有スキルに移して、Wは様々な効果がありつつも失敗する可能性がある、インタラクティブなスキルに作り変えました。


W - 風成雷鳴

槍を使って素早く二段階の攻撃を行う

  • 攻撃1 - 正面にいるすべての敵を斬りつける
  • 攻撃2 - 一定の射程まで前方に槍を突き出し、当たった敵に1.5秒間のスロウ効果を与える。

最後に、全般的なバランス調整を行いました(主に、以前のWにあった強力なドーピングを他のスキルへ移しました)。


固有スキル

通常攻撃が3回毎に追加ダメージを与えて自身を回復する。物理防御は低下させない。


Q - 三槍撃

基本ダメージが減少。反映率を合計攻撃力から増加攻撃力に変更


E - 兵貴神速

基本ダメージが低下。スロウ効果時間が減少。5秒間、自身の攻撃速度が増加するように。


新たなシン・ジャオにも以前と同じ弱点が多く残されていて、機動性の高いチャンピオンに引き撃ちされたり、行動妨害で動きを止められることを苦手とします。しかし、試合の進行が進み、小競り合いが集団戦に変わる時間帯になれば、一対一の空間を作り出して敵を孤立させる能力で、独自の魅力を発揮できるようになります。


1 year ago


関連コンテンツ